桐横カップル小説第6巻

トリチアを軽く超えて6巻が発売になりました。トリチアもまた読みたいんですが、トリチアは「柳瀬優の場合」の時に必ずやまた出てくると信じて疑いません。

一番後発のカップルなのに、劇場版はできるわ、小説は6巻まで出るわ(まだまだ続きそう)商業的にもなかなかの優秀カップルっぷり。やはり読者に人気があるんでしょうね。よいことです。

いいぞもっとやれ。

というわけで、以下、世界一初恋横澤隆史の場合6巻、ネタバレ感想です。100%ネタバレしてますので、お気をつけください。



<ストーリー>

丸川書店営業部コミック担当の横澤隆史と少年誌「ジャプン」のカリスマ編集長・桐嶋禅は誰にもナイショの恋人同士。

ところがある日、横澤にコミックから文芸への担当変更の話があがる。辞令なのだから仕方がないと割り切りつつも、桐嶋と一緒に仕事ができなくなることに寂しさを感じる横澤。

そんな時、桐嶋の大学時代の同級生という女性作家が、仕事を理由に桐嶋親子に近づいてきて。。。出版社・丸川書店を舞台に繰り広げる編集者が青ざめるほどちょこっとリアルな出版業界ラブ☆描き下ろし漫画はバツゲームでお仕置き編!?

(BOOKデータベースより)

桐嶋さんに寄ってくる本気モードの女性キャラが、桐横カップルをぐるぐるさせるという王道のストーリー展開。

ライバルの女性キャラ登場は、お約束といえばお約束ですが、それ以上に存在感を発揮していたのが、桐嶋さんの同期で映像部の敏腕アニメプロデューサー。

安田豪

作り物のような眉目秀麗な顔立ち、メガネ+長いまつげ、すらりとした身体、小さな顔、さらさらの黒髪、陶器のような白い肌、神出鬼没、破天荒な逸話多し、天才肌、年齢不詳。

30代半ばなのに20代前半に見える容姿に加え、バイ。またここへきて、ハイスペック美形攻め新キャラがきました。横澤さんが称するに、

「あれだけの美形にはそうそうお目にかかれない」

これはもう、なにフラグでしょうかね?

5巻からの登場でしたが、腐なお姉さまたちは、丸川のこんな優良物件をまさか見逃すはずもございません。今回ビジュアルも挿絵でちょこっと出ましたが、絵的には、高野さんをマイルドにしたような感じかな。

ものすごく小さな挿絵だったので、もうちょっと大ゴマで見たいのが本音です。これからどれだけ活躍してくれるのか、誰かのお相手になるのか。

安田さんのポジションは攻めでしょうが、優?優なのかな?だとしたら何としても優には受けてもらわないと!でも安田さんにはこれまで、桐嶋さんいわく

「下僕志願のやつしか寄ってこなかった」

という、これまた腐女子歓喜の設定があるわけですよw真正のドSってことなんでしょうか?それともなぜか人をそうさせてしまう、天然ドSあるいは魔性のドSなのでしょうか?

ワガママでマイペースで才能の鬼である安田さんの、クール攻めなのか、あるいは俺様攻めなのか、鬼畜攻めなのか、攻めタイプにもいろいろありますから、これまた妄想を掻き立てられます。

教えて、中村春菊先生!

これほどの優良物件で(かつバイ)これまで散々モテてきたでしょうし、桐嶋さんと違って意外にこれまで誰にも本気になったことがなくて、男女問わず適当にうまくあしらいながら息抜きする、恋愛にはドライなタイプだったのが、誰か(優とか←しつこい)に出会ってようやく本気モードに。。みたいな展開もありかもしれない。

でも、優のお相手の有力株としては、ハイスペック伊集院先生も控えていたりするわけで・・・ああでも伊集院先生は今のところ美咲に夢中だしなー、うーん。

桐嶋さんが憧れるような非凡な才能の持ち主にして、容姿端麗な新キャラ安田さん。今後に全力で期待です。とかいって、これっきりの登場だったらどうしましょw

6巻のメインとしては、桐嶋さんが才能を認め、かつ仲のよい同期である安田さんに、嫉妬する横澤さん。プラス、横澤さんにからむ(ように見えている)安田さんに、少しばかり警戒する桐嶋さん。

という小さなお話がありつつ、桐嶋さんの大学の同期で桐嶋さんを狙う、美人で才能のある女性作家、大崎先生の存在にぐるぐるする横澤さん。

しかも社内の部署異動の可能性により、桐嶋さんと一緒に仕事ができなくなるかもしれない、という横澤さんの感じる不安や寂しさも加わってくる・・・

という3点がお話の中心になっています。

しかし安田さんに関しては、同期であり友人でもある桐嶋さんの恋愛に横やりを入れるつもりはなく、横澤さんに助言をくれたりする「相談役ポジション」なので、あっさり解決。

問題は、桐嶋さんに本気モードな女性作家、大崎先生の方でした。

彼女も大学のころから10年間桐嶋さんのことが好きで、桐嶋さんに対して一生懸命なんですが、その一生懸命さだとか努力はよく分かるのですが、一番やってはならないことをしてしまいます。

それは、桐嶋さんの宝物である、娘の日和ちゃんを(言葉は悪いですが)利用しようとしたことでした。

ある休日、桐嶋さんと日和ちゃんと横澤さんは、久しぶりに3人で展覧会にお出かけします。普段、多忙な桐嶋パパに日和ちゃんが甘えられる、完全オフの日・・・のはずでした。

そこへ、偶然をよそおってやってきた大崎先生。桐嶋さんに告白して、桐嶋さんは男らしく大人としてお断りしますが、食い下がって食事に誘います。

日和ちゃんにも声をかけ、断りにくい雰囲気に。。。この時たまたま日和ちゃんの具合が悪くなり、食事はなしになりますが、日和ちゃんの体調不良も、多感な年ごろの女の子の繊細さからくるストレスかもしれないと考える横澤さん。

そして、そのことに気づいてやれなかったことを悔やみます。横澤さんも日和ちゃんのことを、掛け値なしに大切に思っているというのが伝わってきて、本当の家族のように温かい関係なんですね。

日和ちゃんにも横澤さんの優しさや気持ちが伝わっているからこそ、パパの同僚という以上に、お兄ちゃんのような家族の一員として、懐いているのでしょう。

そんな日和ちゃんにとって、かっこよくて大好きなパパである桐嶋さんに好意をもつ女性には、敏感になるのも当然です。日和ちゃんにとって、パパは桐嶋さんひとり。そして、ママは亡くなったママひとり。

せっかくの久しぶりの休日に、下心のある女性が割り込んできて、それでも仕事だからと、パパを困らせまいとふるまう健気な日和ちゃん。なんていい子なんだ!

担当作家である桐嶋さんは、仕事の立場上、彼女に対して無下に扱えない。だけど決して期待させるようなことはしない桐嶋さんにも、あっぱれです。

経験豊富な桐嶋さんの、女性からのアプローチのあしらいに慣れている様と、断るにしても大人の態度を崩さない。そして、横澤さんと一緒に生きていくという覚悟みたいなものも十分に感じ取れました。

私はもともと、最初から桐嶋さんはいい男だと思っていましたが、この6巻を読んで、桐嶋さんに対する好感度が、さらに上昇しました。

横澤さんは決して日和ちゃんを利用したりはしなかった。ごく自然に、桐嶋さんの友人として桐嶋家に加わり、ソラ太と一緒に日和ちゃんの日常に入り込んで、徐々にお互いに仲良くなっていった。

そこが、桐嶋さんへの下心から入った大崎先生との大きな違いなのでしょうね。

おそらく、日和ちゃんに桐嶋さんと横澤さんの関係を伝える日まで、小説のほうも続きそうですが、聡い日和ちゃんのことです、中学生くらいになったら、自然と何か感じとるのでは?

こんないい子ですから、素直に偏見ももたずに、受け入れてくれることでしょう。結局、横澤さんの異動の話はなかったことになり、最後はめでたしめでたし。

濃いめラブシーンは少なめでしたが、そしてここだけの話、挿絵もいまひとつ盛り上がりに欠けるような気もしましたが(中村先生やっぱエメラルド連載関係で忙しいのかな・・・)桐嶋さんのいい男ぷりと、安田さんの活躍がインパクト大だった、小説版、横澤隆史の場合6巻でした。

巻末のオマケ漫画は、羽子板を桐嶋家でやることになったシーン。

羽子板は、横澤さんが桐嶋さんに完敗して、顔に墨で落書きされます。マンションですれ違う女性に、顔を見て驚かれてひそひそ話をされる横澤さんw

桐嶋さんが横澤さんの顔に書いた文字は。。。

「きりしまさんがすきです。あいしてる」

鏡を見て当然のようにブチ切れる横澤さんwでした。




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