たうみまゆ先生の「ココロニイツモ」ネタバレ感想です。

前作の「傘を持て」が印象的なたゆみまゆ先生の新刊BLは、レコード店の店長と記憶喪失の青年の札幌の商店街を舞台にした温かくも一風変わったお話です。

舞台になっている商店街は「狐小路7丁目」という名前でしたが、実際に札幌に近い名前の商店街があるそうです。地元の人にはあそこかな?と分かる人には分かりそうですね。

たうみ先生は観光客のふりをして何回も写真を撮りに通われたそうですが、実際の地方のある風景や土地を元にした舞台の作品っていいなあと思います。

架空の舞台だけど何となく親近感が持てるというか、今もどこかにこのキャラクター達が実際に呼吸をして幸せに暮らしてるのでは…とあったかい気持ちになれるというか。

ココロニイツモというタイトルは、心にいつも音楽があるという意味なのか、あるいは心にいつもあの人とその記憶があるという意味なのか。

懐かしいあの頃の記憶を音楽と共に思い起こさせるような、音楽の持つ力って偉大だなと思える作品でした。

ココロニイツモ

ココロニイツモ

ココロニイツモ


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