テンカウント33話ネタバレ感想です。

黒瀬くんの思わぬ気弱な一面を見たり、空気の読めないアラームにイラッとさせられたり、そして最後に久しぶりに三上君が出た前回32話から、城谷さんと三上君は何を語るのかが注目される33話。

33話は扉絵なしで本編12ページと短めでした。宝井先生がお忙しいのもあるでしょうが、単行本5巻への収録を考えてのページ数の調整もあるのもしれないなと思います。

復習として32話の感想はこちらをどうぞ。ネタバレしているのでその点はお気をつけください。

テンカウント32話ネタバレ感想 ディアプラス7月号

今回はラストで気になる女性もちらっと出てきて、えっ新キャラ?それともあの人?と混乱しつつ、そのあたりも踏まえて以下ディアプラス8月号テンカウント33話の感想です。

例によって例のごとく、私の主観と考察と愛と妄想その他もろもろ脳内ダダ漏れ状態の読み辛い感想になっていますので、生暖かい目で見ていただけると嬉しいです。

テンカウント5巻収録分の感想になりますので、コミックス派の方はどうぞご注意ください。




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テンカウント33話ネタバレ感想

エレベーターを待ちながら、先日の三上君への冷たい態度を謝る城谷さん。しかし当の三上君は何を謝られているのか思い当たる節はないといった様子でぽかんとしています。

エレベーター閉じ込め事件の前、黒瀬くんから連絡がなくて城谷さんがやさぐれていた時期のことですね。

疲れていたと言う城谷さんはあの時のことを素直に謝って、三上君が何も気にしていなくてもきちんとありがとうと感謝の意を告げます。

城谷さんのそんな素直な言葉に三上君は、他にもそういうことを伝えたい人が居るなら言うべきだと無邪気な笑顔を向けます。言われたら相手もきっと嬉しいはず。それはその通りです。

「本当に一人だったら心は揺れないのではないか」

誰とも深く関わろうとせずに生きてきた以前の城谷さんのままなら、きっとここまで他人にペースを乱されぐらつくことはなかったはず。だけど今は違います。黒瀬くんという特別な人ができてしまった。心を揺さぶられる存在に出会ってしまった。

城谷さんに起こったあれこれを何も知らないはずなのに、するっと核心を突いた発言で氷の女王をハッとさせるナイスガイ三上君。もしかすると城谷さんの雰囲気から、城谷さん自身も気づいていないような彼自身の変化を敏感に感じとっている可能性は高いです。

「ごめんなさい」と「ありがとう」を伝えるべき人に伝えること。誰にとっても大切なことですね。城谷さんの脳裏に浮かぶのはきっと黒瀬くんのことでしょう。

やることはやっちゃって流されるように関係を持ったけれど、まだまだ素直な自分の気持ちを伝えられていません。

友達が少なそうな城谷さんと黒瀬くんに対して、三上君は友達が多そうです。根っからの明るさを持ち合わせていて、本人は何もしなくてもいつも輪の中心にいるような、どこにいても人が寄ってくるタイプ。

健康的で明るくて爽やかで誰にでも分け隔てなく接して、だからこそ城谷さんも気の置けない同僚として信頼しています。

あの難攻不落の氷の女王城谷さんの唯一の友達。三上君は黒瀬くんと城谷さんの間をかき乱すようなキャラではなく、こうやって本人はまったくの無自覚ながらも城谷さんの背中をそっと押して見守るような立ち位置ということなのでしょう。

黒瀬君とはまた違った角度から城谷さんを支える人のひとりです。潔癖症にも過剰に反応したり探りを入れたりせず理解を示してくれて、節度ある大人のつき合いを心がけてくれる三上君がいるからこそ、城谷さんは会社で一瞬でもホッとできる時間を持つことができていたわけです。そういう人が一人いるといないでは会社での生活は全然違ってきます。

三上君ってば天然の人たらしで(言いかた)学生時代から男女問わず人気だっただろうな。こういう人なら営業も向いてそうな感じですね。

三上君の言葉に思うところあった城谷さんは、少しでも素直な態度や言葉を見せようと黒瀬くんを誘うべくメールの文面を考えます。

「話がある」は重すぎるし「衣替えの世間話」wは長くなり過ぎるし、ああでもないこうでもないと考える城谷さん。初恋に悩む中学生みたいでかわいいです。

チラ見せの通りに悩みに悩んでハアハアしながら思いついたのが「行きたいお店があるけど一人では行きにくいから」という言い訳つきのお誘いでした。城谷さんにとってはこれが精一杯の自然な感じのお誘いだったようです。が、完全にデートのお呼び出しですね。

慌てて「行きたいお店」をネットで探す城谷さん。順序が逆ですが致し方ありません。しかも世の中のお店の多くがカップル向けになっていることをブツブツ言ってます(笑)

デートの土曜日当日。緊張して早めに待ち合わせ場所に着いた城谷さんよりもさらに先に来ていた黒瀬くん。珍しくジャケットのインナーが白シャツです。

城谷さんからのお誘いが嬉しくて早く来てしまったと素直な黒瀬くんは、ストレートに言葉にしていますが表情は相変わらずクールなまま。

でも、街中でそういうことを言わないでと真っ赤になって動揺している城谷さんを見て微笑むその表情は、これまでよりずっと柔らかくて満たされているように見えます。

黒瀬くんとしても台風のあの夜のことは、城谷さんとついに合体したことも含め、西垣さんとの過去を思い出して自らを省みるきっかけとなった大切な一夜だったのでしょう。

待ち合わせ場所で会った時からもう黒瀬くんのいつものペースになってしまい、ごまかすように先を急ごうとする城谷さん。人間、ある日突然には変われないし、大人になってからの変容はこれまでの蓄積があるぶん、何事もそんなに簡単にうまくはいきません。

これから少しずつ城谷さんが素直な気持ちや言いたいことを言えるようになっていくといいな。ゆっくりでいいですよね、ここまで長かったんだから。

黒瀬くんに先立って目的地へと向かう城谷さん。その背を追う黒瀬くん。しかしそんな2人を見つめる人がいました。長い黒髪の美しい女性。彼女は黒瀬くんを見て振り向いて…というところでテンカウント33話は終了です。


だ、誰!?


私としたことが冒頭の三上きゅんのことがポーンと頭から飛んでいくレベルにびっくりした33話のこのラスト。このスタイルの良い美人は一体!?

一瞬、黒瀬君の母親かと思いましたが髪の色が違うし第一若すぎます。次に黒髪長髪ということはもしや成長した植田嬢?とも思いましたがこれも年齢が合わないような。

城谷さんが小5の時に植田嬢は高校生だったので少なくとも今30代半ばのはず。だけどこの美人さんは肩出しの服装で若々しく20代に見えます。いやでも最近は30代も40代も普通に20代に見えるような綺麗で年齢不詳な人が多いしなあ…うーんうーん。

ただ、この女性が城谷さんと黒瀬くんの2ショットを見たかどうかは微妙なところですが、何より「黒瀬くんを見て」振り返っているような感じだし、城谷さんの過去回は一応の終結を迎えたので城谷さんがらみではなくやはり黒瀬くんがらみの女性というふうに考えたほうが自然な気はします。

あっでも待って!黒瀬くんはビジュアルが城谷さんの父親寄り(似?)だから、もしかしてそれで黒瀬くんに目が向いたと仮定すると、植田嬢の可能性も出てくるか?うーんうーんぐるぐるぐるぐる。


嗚呼、分からない!


黒瀬くん関係なら、同僚?親戚?友達?元カノ?元患者?ああ気になる気になるううう!黒瀬くんがバイなら元カノとかもありだと思いますが、ここへきて新キャラ(?)登場には驚きました。

この美人がからんで、もうひと盛り上がりあってテンカウントは完結という流れになるのかな。私は西垣さんの再登場がもうひと盛り上がり&黒瀬君の過去の清算という形になるかなと踏んでいたので、ここでまた別キャラとは意外でした。やはり一筋縄ではいかない宝井先生。こんなところでまた1か月おあずけとはSだわ。どきどき。

ラストの女性にすべてをもっていかれてしまいましたが、33話で自分から能動的に黒瀬くんと関わりを持とうと動く城谷さんは、それだけでも大きな変化でした。またそうさせたともいえる三上君もナイスアシストです。好き。

次号ディアプラス9月号は2016年8月12日(金)に発売です。14日が日曜日なのでいつもよりちょっと早めに発売されるのが地味に嬉しい。9月号の表紙は新連載「ロンリーとオーガンジー」が始まるおげれつたなか先生です。

次回テンカウント34話も楽しみです。

追記)

テンカウント34話の感想を書きました。

テンカウント34話ネタバレ感想




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