不器用なサイレント最終回の感想です。コミックスの6巻に収録されるネタバレになります。

マガジンビーボーイ10月号で不器用なサイレントの最終回、10年後のみんなの様子が読めました。田宮と遠野、加賀見と相良たちの幸せな未来を見せてもらえたのが嬉しくて感無量です。

コミックスの1巻は2006年に発売されたので、ちょうど10年の連載に幕が下りました。高永ひなこ先生長い間本当にお疲れ様でした。

高永先生の作品の中では「恋する暴君」に並んで好きな作品です。絵柄がキレイでほのぼのしているBL漫画をお探しならぜひおすすめしたいです。

それでは以下「不器用なサイレント」最終回の感想です。ネタバレNGな方はどうぞご注意ください。

不器用なサイレント6巻 電子書籍配信


不器用なサイレント最終回の感想(ネタバレ含む)


田宮と遠野の10周年


冒頭、あれれ智の顔がちょっと違う?と思いきやそれもそのはず。10年後設定での最終回がスタートです。

10年たっても相変わらず顔に気持ちが出ないぼんやりと無表情な智ですが、こう見えてソワソワと落ち着かない様子です。

実は今日は特別な日。田宮とお付きあいしてちょうど10年目になる日なのでした。バラの花束と共に「ただいま」とハートマークつきのセリフで帰宅するスーツ姿の田宮がやっぱりイケメンです。

結婚記念日ということですが、もちろん届出などはしていないので気持ちだけ。でも毎年この日は一緒にお祝いしているらしく、2人とも幸せオーラに包まれています。

田宮は社会人野球ができる企業に就職、智は最近ようやくイラストの仕事1本で食べていけるくらいになっています。

田宮はかっこいいままで智はふんわりかわいいまま。2人とも若々しくビジュアルも衰えていないし、疲れたリーマンになってなくて何だかホッとしました。

きっと2人が幸せだからですよね。愛に満ちた落ち着いた暮らしをしているからこそ、外見も輝いてみえる。智の内心のテンションの高さからも、仲良しで良好な関係ぶりがうかがえます。

10年なんてあっという間とはいえ、社会人になりラブラブなままずっと一緒に暮らしているなんてすごいことです。

遠野パパとママに娘が 智は兄に


妊活をがんばった智の両親によって、智に年の離れた妹ができています。8歳の結花ちゃんの誕生日会に行く智と田宮。

結花ちゃんは、これまたまったく感情が顔に出ない無表情っぷり。嬉しいのか悲しいのかまったく読めないその表情はママ譲りです。

顔立ちはかわいらしく美人になる予感がひしひし。智が結花ちゃんをかわいがっているのも、俺が守るとか思っているのも何だか微笑ましいです。

そこへ出ました!相良と加賀見さん。

加賀見&相良は議員と秘書に


誕生日会から帰宅途中、通りがかった車には相良と加賀見が乗っていました。加賀見は議員に、相良はその秘書になっています。

「まだ車をもっていないのか」とさらりと嫌味を言う加賀見に、同居していることを持ち出して笑顔で対抗する田宮。この2人も相変わらずなようです。

車内で加賀見の大人げない態度をたしなめる相良ですが、加賀見を自宅に送るとさっさと帰ろうとします。が、そうはさせまいと引き止める加賀見。

加賀見が衆院選に出ることを急に決めたため、秘書の相良は多忙に拍車がかかっている模様。そもそも加賀見の秘書になったのも、人手が足りないとかで強引に引っぱりこまれたからでした。

いったん引き受けたらきちんとやりたいという真面目な相良に、加賀見は「そーゆーとこホント好き」と殺し文句(笑)真っ赤になってあたふたする相良。良いデレを見られて満足です。

もう少し一緒にいたいと素直に誘う加賀見は相良にキス。こちらもラブくて甘~い雰囲気です。

結婚指輪とエロス


帰宅した田宮は、準備していた結婚指輪を智に渡します。一緒に暮らし始めたときは学生で何もできなかったからと、小さな宝石も入れてもらってお揃いのマリッジリング。

ものすごく嬉しいのに表情に出ない智はなんとか伝えたいと一生懸命言葉を紡ぎだします。たどたどしい言葉に、大丈夫だよ伝わったと笑顔の田宮。

あーなんかもう幸せすぎて泣きそうです私が。田宮の汲み取る力は智にのみ発揮されるらしく、これぞ愛ですね。

お互いに指輪をはめてのエロもありました。好きになった人が自分を好きになり告白してくれて、10年たっても好きなまま一緒に暮らしていることは奇跡的なこと。

抱かれながら幸せを噛みしめる智。「20年後も30年後も一緒にすごそう」という田宮の言葉が優しく響きます。本当に幸せで満たされた雰囲気の甘いエロっていいな。

素敵なカップルに幸せをお裾分けしてもらった気分です。

次の10年もずっと一緒に


盛り上がった翌朝、7時という早朝にもかかわらず加賀見と相良がやってきました。しかもスタスタと寝室に入り込んでベッドにいる遠野は固まっています。

でもこんなときでももちろん表情にも出ないし言葉も出てきません、内心はキャーッ!とか言ってるのが今さらですがじわじわきます(笑)

加賀見たちは衆院選に出るから後援会に入ってほしいというお願いに来たのでした。けっこうちゃっかりしてますよね。っていうか自由人!

その年の衆院選で加賀見は見事に当選し、最近はテレビにもよく出ているとか。イケメン政治家として主婦層に人気があるとか。

夏には田宮の野球チームが大会で準優勝したり、智のイラストが公募展で賞をもらったりと今年はいい年だったと言う田宮。

加賀見たちも忙しいはずなのに時々嫌がらせにやってくるようで、平和な日々が過ぎています。

2人の手に輝くリングはそのままに、次の10年もずっとずっとこんな日々でありますように。ラストは田宮と智が手をつないで歩く後姿でおしまいでした。

感想まとめ


最初から最後まで通してずーっと幸せオーラに包まれていて、すごく多幸感にあふれた最終回でした。こちらまでほんわかと優しい気持ちになれて、エロもあったし大満足です。

田宮と智の10年後を見せてもらえるとは思っていなかったので嬉しかった。加賀見さんたちも幸せそうだし、かわいくて温かいお話にほっこりさせてもらいました。

高永ひなこ先生、素晴らしい作品をありがとうございました。

サイレントシリーズは終了ですが、まだ「恋する暴君」は続いているので、これからも高永ひなこ先生の作品を楽しみにしています。

高永ひなこ先生のBLコミックス


恋する暴君 1

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ターニングポイント

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