あべ美幸先生の「SUPER LOVERS」30話の感想です。コミックス10巻の続きの11巻の内容で最新話のネタバレになりますのでお気をつけください。

エッチなお時間まだー?とか言っている場合ではありませんでした。(※レンレンとハルはまだ致しておりません)大反省で迎えた30話です。

零が少しずつ昔のことを思いだし始めるも、お風呂でいちゃいちゃしたりと相変わらずラブラブだった零と晴。

しかし晴のホスト時代の問題の女性客が追い詰められた表情で晴の前に現れ、階段から晴を突き落とすという衝撃のラストだった29話。

スーパーラバーズ29話 ネタバレ感想

アニメ2期も2017年1月12日から始まりますね。またレンレンとハルに会えるのが楽しみです。

それでは以下「SUPER LOVERS(スーパーラヴァーズ)」30話の感想です。ネタバレ注意です。

SUPER LOVERS11巻 電子配信


連載が掲載されている雑誌エメラルドもスーパーラバーズの単行本もまだ電子配信されていません。

SUPER LOVERS(スーパーラヴァーズ)30話感想 ネタバレあり


意識が戻らず入院中の晴


雨の日、ホスト時代の女性客(朝倉嬢)に歩道橋の階段から突き落とされた晴は、意識が回復しないまま1週間が過ぎようとしていました。

階段から落ちたのは、8年前の事故に比べたら亜樹や蒔麻にとってもまだましなこと。しかし目立った外傷もなく、検査結果もどこも異常がないのになぜか目覚めない晴に2人とも心配しています。

幹子さんもお見舞いに来ていますが、零は晴の病室につきっきり。8年前もお世話になった先生のいる病院に入院している間中ずっと、零はずっと番犬のように晴にくっついていました。

晴と一緒に行けば良かったと後悔している零。現場にいた古高先生は、どうやら突き落されたところは見ていなかったらしく、晴が足元を滑らせたと思っています。

あああ違うのにー!あの朝倉嬢をこのまま放置しておくのもさらに危険な感じがするし…もし晴を突き落したあと自分も死を選ぶとか考えている可能性もあるわけで。

晴が目覚めない限り誰にも真実が伝わらないのがもどかしいです。

王子様のキスで目覚めた!


意識が戻らない晴の寝顔を見ながら、こんなに近くにいるのに言葉を交わさないのも、寝顔を見て不安になるのもはじめての零は思わず寝ている晴にキス。

するとその瞬間、晴がばちっと目を覚ましました!す、すごい。王子様(お姫様?)のキスって効果があったんだ。お互いに驚いて見つめあう2人。

1週間目覚めなかったことを伝えると、びっくりしながらも晴は零にまさかのセリフを口走りました。

お前、誰?

17歳までしか記憶のない晴


すぐに検査してもらいますがどこにも異常は見つかりません。しかしどうやら記憶喪失のようです。なのに沢渡先生や森先生、そして亜樹や蒔麻のことは覚えていました。

いくら頭を打ったからといって大事な弟たちのことを忘れるはずがない、と呆れる晴。奇妙な沈黙に晴もぽかんとしています。

「大事な弟をひとり忘れている」と蒔麻。晴は、我が家は3人兄弟だと言い張ります。なんと晴の記憶は17歳のころの状態まで戻ってしまっていました。

自分の年齢を17歳だと思っている晴はまわりの反応にも意味が分からず、その場にいた家族全員が静まり返ってしまいます。

晴は2度目の記憶喪失になりますが、こんなこともあるんですね…。最初は零のことだけが記憶から抹消されているのかと思いましたが、どうやら違いました。

頭を打った時の一時的な記憶の混乱で記憶が退行している状態なのかもしれません。零のことだけ覚えていないとかじゃなくてよかった。そうだったら辛すぎます。

17歳っぽい晴の言葉


今25歳でお店を経営していることなど、寝耳に水状態の晴。清華さんと一緒に共同経営で開業していることなどを聞いて盛大に驚いています。

17歳の頃、事故の後退院して施設に入ったあたりからの記憶がある晴は、その夏にカナダに行ったことは覚えていませんでした。

事故のことも覚えていて、自分のせいで両親が死んだと思っている17歳の晴。蒔麻は晴のせいではないと言ってくれますが、亜樹と違って蒔麻が責めなかったことも晴は覚えていました。

だけど本当は、亜樹がしたように蒔麻にも責められた方が楽だった。そうしたら自分が悪かったと謝れたから。

つぶやくように言いながら膝を抱える晴の姿に17歳らしさを感じる蒔麻。25歳の晴ならきっとそういうことは口にしなかった。17歳の晴だからこその本音が漏れた瞬間でした。

これは切ないですね…。だけど蒔麻の気持ちも本当です。蒔麻はあの事故は決して晴のせいだとは思っていません。

名前すら教えてもらえない晴


無事だったのは嬉しいことですが、一度目と違って二度目の今回は、晴の態度に無性に腹がたつ零。いったん帰宅後、1週間晴の病室に泊まり込んでいた疲れから眠ってしまいました。

零も晴が目覚めたらまさか自分の記憶がないとか、想像してもいなかった出来事ですよね。前日まで晴とあんなにいちゃいちゃいちゃいちゃしていたのに。零は逞しい子だと思いますがちょっと心配でもあります。

病院でも誰も零のことを話そうとせず名前すら晴には分からない状態で、聞いてみてもみんながはぐらかすから不思議そうにしています。

酔っぱらって階段から落ちたのを助けてくれた命の恩人とか勘違いしていたり。。。

晴からすれば、よく知らない子が目覚めたらなぜかそばにいて、なのに誰もがその子について口を開いてくれないという不可解な状況です。

晴も気の毒ですが、まわりだってどう対応したらいいのかなんてすぐには判断しかねるでしょう。2人の関係が関係だっただけに、余計に説明が難しい問題です。

それに、これまでの零とのいろんな出来事や、積み重ねてきた歴史が一瞬にしてまっ白になるなんて、きっと亜樹や蒔麻をはじめ誰もが胸中複雑に違いありません。

ただの弟として傍にいたわけじゃない


蒔麻と亜樹は相談した結果、晴には零のことは詳しくは説明しないという方針でまとまりました。晴は零のものだということは、完全スルーで様子を見るようです。

まあ確かに元から2人きりの世界を作っていたし、勝手にイチャイチャしてラブラブしていただけですからね。

翌日、再び病室に行く零は、晴と対峙して厳しい表情です。亜樹は、零のことは養子として引き取ったため誰とも血が繋がっていないけれど末っ子であるということだけを説明しました。

あまりの唐突な話に、にわかには信じられない晴。目覚めたら見知らぬ赤の他人が弟としてひとり増えていたとか、確かにホラーです。

「ただの弟として傍にいたわけではない」とキッパリ言う零に、ますますよく分からなくなる晴。

晴が自分を日本に連れてきたことを話す零ですが、酔っぱらって階段から落ちて記憶喪失になる晴にイライラして「バカすぎる」と直球を投げつけました。

その可愛げのない態度に、今度は晴がむかついてケンカになる始末です。

零は失った家族の代替品?


いい雰囲気とは言い難い晴と零の前途多難な雰囲気に、病院の先生も困惑気味です。しかも先生は気になることを口にしました。

晴のようなタイプの人間は、自分で自分に無意識のうちに暗示をかけてしまいます。だから嘘も本当になる。

晴にとって一番大切なのは家族でした。その家族が自分のせいで壊れてしまったら、全部忘れるか他のもので補おうとするしかありません。

先生の言葉は不吉な印象で、幹子さんも聞かなかったこととして流しました。

うーん、これはどういうことでしょう。つまり、晴は自分のせいで大事な家族を失くしてしまい、それを零で補おうとしている可能性があると先生は考えているのでしょうか。

つまりは、零は失った家族の代わりで代替品。ううっ自分で書いてて悲しくなってきました。代替品という言葉が悪いですね。

今はきっと代わりのきかない存在


たとえ晴がかつて無意識に零を代替品だと見ていたとしても、今はきっとそれだけではないはずだと信じたいです。

零に救われたことや零を救ったことや支え合って今まで暮らしてきたことで、新しい家族(兼恋人)として歴史を刻んできたわけですから。

その歴史があればこそ、もう家族以上に大切な存在になっているはず。晴にとって失ったものの代わりではなくて、何にも代えがたい大事な宝物として零の存在がある。

そう考えたいし、そうであってほしいです。

8年目にまた記憶を失う理由とは


毎日のように晴と零が喧嘩するのを見て呆れた先生は、晴に退院を命じます。しかし3日おきにカウンセリングに通うことに。

家に帰るという言葉に過敏に反応する晴。17歳なので自分が家を買ったことも知らないんですよね。零から家がちゃんとあると聞いてほっとする晴は、17歳らしさを見せました。

考えてみれば今晴は零とちょうど同級生。兄という仮面が外れると、途端に甘えっこになる晴に、先生はちょっとあきれ顔です。

しかし先生は、あの事故からちょうど8年目でまた零の記憶を消した晴には疑問を感じていました。

晴が記憶喪失になるのは1度ならず2度目ですからね。やっぱりこれには何か意味があるのでしょう。先生の言葉はやはり気がかりです。

17歳同士でキスしたー!!


退院して家に帰ると、春子さんのカナダの家と少し似ていることに気づく晴。自室のベッドに横になると、身体が覚えているのか病院より落ち着くことに気づきます。

思ったよりも違和感がなくてホッとする晴は、こんなところでも17歳らしさをのぞかせました。

目覚めたらなぜか25歳になっているとか、実際ならもっと混乱してもよさそうなものですが、晴はまだ落ち着いているほうですよね。

そこへやってくる零。一緒に暮らしたいと言ったのも、一緒に寝たいと言ったのも25歳の晴ですが、17歳の晴は当然こんな子どもには興味がありません。

「男が好きなの?」直球でぶしつけに聞いてくる晴に零は冷静です。偏見はないと言う晴に零は、ならば試してみればいいと近づいてそっとキスをしました。

スーパーラバーズ30話感想まとめ


きゃー!いいところで終わってしまいました。17歳の晴は零のことは覚えていないはずだしムカつくガキだと思っているのに、キスは受け入れましたよ~。

しかも自らディープキスにもっていきました。やるなあ17歳の晴。あんなにラブラブだったし、やっぱり身体は覚えているものなんですね。

これ以上は17歳の状態ではしないでしょうが、キスしたことで何か少しくらいはピンときたりするでしょうか。

なぜか愛しいと思う気持ちがこみあげてくるとか、なんだろうこの懐かしいような気持ちは?みたいに零を大切にしていた感覚をわずかに思い出すとか。

しばらくは記憶が戻らない感じでストーリーが進むのかもしれませんが、病院の先生の言葉も気になります。

8年後のタイミングというのは何かあるのかな。うーん…のどに刺さった小骨みたいにひっかかります。

前回ラストでは晴の状態が心配でしたが、ひとまず意識は戻って外傷もなかったのは本当に良かったです。

しかし朝倉嬢のことも何も片付いていないし、問題は山積みです。

零の記憶も少しずつ戻りつつあるのかなと思っていたら、今度は晴が零の記憶を失うし、まだまだ目が離せないスーパーラバーズ。

次回は2017/4/27発売のエメラルド春の号です。アニメ2期も終わってからですね。季刊雑誌は次の号までが長いから待ち遠しいです。

それではまた「SUPER LOVERS」31話の感想でお会いしましょう。

追記)31話の感想を書きました。

SUPER LOVERS(スーパーラヴァーズ)31話 ネタバレ感想





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