「K先生の秘密の熱情」のネタバレ感想です。

夏水りつ先生のK先生シリーズも待望の4冊目となりました。4巻ともなると小早川が素直になったことからラブ度が増して、甘々っぷりはシリーズでも一番かと思います。

ご褒美のようなコスプレパーティ編もあってニヤニヤ。鍛治先生の強引執着愛は安定の通常運転で、愛のあるねっとりなエロに大満足です。

今回は紙のコミックスよりも電子配信が2週間ほど早かったので、もしかすると今後は主な花音コミックスはそうなっていく流れなのかもしれません。

本棚のスペースの都合上、電子書籍を優先している私には嬉しい限りです。

K先生シリーズは「K先生の野獣な愛情」「K先生の野蛮な恋愛」「K先生の不埒な純愛」「K先生の秘密の熱情」という順番です。

それでは以下「K先生の秘密の熱情」の感想です。

K先生の秘密の熱情 電子書籍



K先生の秘密の熱情 感想 ネタバレあり


人のもんに手を出すな


仕事がらみの仮装パーティに呼ばれ、不思議の国のアリスのウサギのコスプレ姿で登場した小早川。うさ耳がかわいくてもう何も言うまい。

作家の外村先生にマネージャーになってほしいと引き抜きの声をかけられる小早川でしたが「すぐそばで物語を作る手伝いをしたい先生がいる」とキッパリ伝えました。

もちろん鍛冶先生のことです。だけど外村先生に誠実にお断りして頭を下げたはいいけれど、下げた頭よりもウサミミがぴょこっとしててそれどころじゃない気が…(笑)ウサミミずるい。

そこへさっそうと現れたのは吸血鬼のコスプレをした鍛冶先生。外村先生に鋭い視線を投げかけ「人のもんに手を出すな」と威嚇します。

小早川は「つがい」


出たー!ヒーローは遅れて現れるの通りです。しかもそのあとの台詞がさらに良かった。小早川のことを聞かれて「つがいだ」と言える鍛冶先生に痺れました。

相方でもなく恋人でもなく、つがい。そこに底知れぬ重めの愛を感じるのは私だけでしょうか。

小早川に対しての清々しいほどの熱烈な愛情と執着心。鍛冶先生は本当に全然ブレなくて安心できます。

夏水作品のキャラがいろいろと出てくる豪華で美味しい仮装パーティでしたが、その中でも「犬も歩けば恋をする」の今井先生の赤毛のアンのギルバートの仮装もかっこよかったです。

はっきりと覚えていないうろ覚えですが、確かギルバートってアンの恋人になる人ですよね。また赤毛のアンも読みたくなってきました。

一方的ではなくなり恋人らしくなってきた2人


恋人になり自分の気持ちに素直になりデレはじめた小早川。これまで鍛冶先生には言わなかった「会いたかった」などの気持ちを言葉にするようになります。

素直に甘える小早川の変化が嬉しそうな鍛冶先生は、多忙を極めつつ小早川を呼び出してはねっとりとキスマークを付けたりと独占欲も相変わらず。

そんな鍛冶先生を戸惑いながらも受け入れる小早川を見ていると、本当に恋人同士らしくなってきたなと頬が緩みます。

最初は鍛冶先生の一方的な感情からはじまったものの、いつしか惹かれ始め、最近では気がつくと先生のことを考えている小早川。

自分のほうが気持ちが大きくなっているように感じて、まさかこんな気持ちになるとはと驚いています。

だけど本来、恋とはそういうもの。苦手なタイプや思ってもみなかった人を好きになったり、逆に大好きだと思っていた人にスッと冷めてしまったり。

鍛冶先生の愛は小早川の思っている以上に深くて熱いのだから、心配しなくてもいいよと小早川には教えてあげたいです。

公私混同してしまう小早川


今回ちょこっとだけ引っ掻き回す役割を担ったのは、小早川の地元の友達の昭一でした。

小早川は「鍛冶先生に会わせてほしい」と言ってきた昭一の頼みを断れず、公私混同をしてしまいます。本心としてはこれを口実にして先生に会いたかったんですね。

多忙な鍛冶先生に対して小早川は編集者として遠慮しているところもあって、自分からなかなか連絡できず、だけど会いたい気持ちは募るばかり。

鍛冶先生が怒ったのは公私混同したからではなく、恋人なのに遠慮して連絡を控えたり会いに来なかったりしたこと。

その上、他の男と仲良くしていたのがおもしろくなかったからイラついていたのでした。

覚悟を決めろよ


鍛冶先生いわく「昭一とフラフラした」ことで罰を受ける小早川は、翌朝会社を休むまで激しく抱かれることになります。

後ろから前から小早川をベッドで泣かせ続ける強引な鍛冶先生ですが、何だかんだ小早川も気持ちよくなれるように動くところに愛を感じました。

鍛冶先生の大きな手や筋肉質ないい身体、特にお尻は相変わらず素晴らしくて小早川との体格差にもキュン。

鍛冶先生は言葉が少ないながら行動がシンプルで分かりやすいので、小早川はもっと鍛冶先生を信じて安心してどっぷり甘えていいんじゃないかな。

まじめすぎる小早川は、鍛冶先生に対しては少しくらいゆるんだ方が良い結果になるのかもしれません。

翌週、編集長がねちねちと小早川に小姑しているのも笑えました。

感想まとめ


小早川を上に乗っけて揺さぶって「俺に喰われて死ね」と、この上ない愛の告白をしてくる鍛冶先生はやっぱり超肉食な男でした。

鍛冶先生は口数は少ないながらも決め台詞がぐっと刺さるから、さすがは売れっ子作家さんだなと妙なところで感心してしまいます。

昭一のことを考えていた小早川に「本気で繋ぐ」とぶっそうなことを言い出す鍛冶先生に、「繋ぐのは好きにしてくれていい」とどさくさに紛れてなかなかアレなことを言っちゃう小早川も小早川なので、やっぱりこの2人はお似合いなのでしょう。

エッチシーンで白抜きの修正はありましたが数えるほどで、ほとんど気になりませんでした。恋人度もアップしてラブ&エロもたっぷりでご馳走様な1冊です。

あとがきもサービス精神旺盛な夏水先生らしくてほんわかしました。さつまいもが食べたくなること必至です。

K先生シリーズは続くということで、不定期連載だから次はまた2年後くらいかな。シリーズ5冊目も楽しみに待ちたいと思います。

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