飴色パラドックス9話の感想です。雑誌の最新話でコミックス4巻の感想になるためネタバレNGな人はお気をつけください。

一見無害そうに見える実力派俳優の印南(いなみ)をAV斡旋疑惑で追いかける蕪木&尾上。蕪木の前でだけとうとう尻尾を出しかけましたが…。

前回の復習はこちら。ネタバレ注意です。

飴色パラドックス8話 ネタバレ感想

それでは以下夏目イサク先生の「飴色パラドックス」9話のネタバレ感想です。

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【電子版】シェリプラス 2017年5月号は4/28に発売です。電子派の人はもう少しの我慢です。

追記)電子版が配信されました。2017年10月30日までの期間限定配信です。

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飴色パラドックス9話感想 ネタバレあり


「シェリプラス」の姉妹雑誌「ディアプラス」創刊20周年記念のインモーションアニメDVDの発売が決定しました。

飴色パラドックスなどを含む6坂のショートが収録されたアニメDVDで、ディアプラス20周年記念展で販売される予定です。動く蕪木と尾上とを早く見てみたい!

夏目イサク作品で完結しているBL漫画のテレビアニメ化とかしてくれないかなあ。ハードなシーンも少なくて作風もアニメに向いてると思うのですが。

俳優ではない怖い顔を見せた印南


尾上がトイレに立った隙をついて蕪木に裏の顔を見せ始めた印南は、蕪木の差し出した名簿リストを見て眉をひそめます。

印南と昔共演したことのある女の子ばかりの名簿。それを見せながら、この共演者たちをある筋に斡旋しているという情報を持っていることを冷静に告げる蕪木。

女性スキャンダル以外にも何か掴まれていることを悟っていた印南は、こんなリストまで作られていたことには多少意外に思っていた様子です。

しかしどこか余裕を感じさせ、悪びれたり慌てたりはしていません。あっさりと認めるような発言をして、さらにはもう蕪木が自分についての何かを確信していることにも気づいています。

このまま尾上君には黙っててくれないかと、ふいに尾上のことを持ち出してくる印南。蕪木が拒否しようとしたところを遮って、印南は続けます。

「大事な子が悲しむ姿は見たくないでしょ?」

今までとは一変して薄ら暗い悪い顔で告げる印南。確かに印南をシロだと思っている尾上がこの事実を知ったら、ショックを受けるのは間違いありません。

しかし「大事な子」ということは、つまり…。

尾上を持ち出してマイルドに蕪木を脅迫


印南のほうは印南のほうで、蕪木たちに追われている間にもしっかりと手は打ってあったようです。どこをどう調べたのか、なんと印南は蕪木と尾上の関係を知っているそぶりを見せます。

経歴の長い実力派俳優なだけあって、芸能界を通じた裏の情報ルートがあるのでしょう。一般人である蕪木と尾上の秘密を割り出し奥の手として隠していたのでした。

しかも「多少良くない仲間」がいるとマイルドな表現で、これ以上付きまとわれたらその良くない仲間が何をするか分からないと脅しのようなセリフで蕪木を追いつめてきます。

コトを大きくしたくないからか最初の警告だからか、まだ言葉は柔らかいですが要するにやっていることは脅迫に変わりはありません。

尾上をこのリストの女の子のようにどこかに渡してしまうかもしれないと、不自然な作り笑顔の印南に、蕪木は青ざめて思わず引いてしまいました。

常習犯なのかもしれない


自分ではなく尾上のことを持ち出されるのは蕪木にとっては一番つらいことでしょう。そのあたりもよく分かってやっている確信犯の印南に、蕪木は返す言葉もありません。

すると印南は、放っておいてくれたら何もしないと少し態度を軟化させます。しかも、しっかりと蕪木のポケットのボイスレコーダーを持っていって証拠隠滅するという手際の良さ。

この手慣れた感じは、もしかすると過去にもこういう取り引きが何度かあり、そのたびにもみ消してきた常習犯なのかもしれません。

くううううやっぱり悪いヤツだったー!さすが芸能人というべきかやはり芸能人というべきか。芸能界ではこんなことは氷山の一角だったりするのでしょうか。

印南の件は表面的には一件落着だが…


トイレから戻った尾上に、蕪木は言葉少なに印南を追いかけるのは中止することを告げます。尾上としては印南をいい人だと思って疑っていないので、ホッと一安心といったところでしょう。

仕事としては不発だったけれど、明るい気持ちで次にいける。そう思っていたのに、尾上は家で暗い表情をしている蕪木のことが気になってしまいます。

蕪木が印南と会って以来テンションが低いことに気づいていた尾上は、印南がシロだったのが悔しいのかと平和な勘違いをしかけていました。

だけど自分からさっと目をそらしたりといつもと様子が違う蕪木に、何か釈然としないものを感じます。尾上もやはり芸能記者。人の気持ちの機微に、そこまで鈍くはありませんでした。

チラ見せにあったこのシーンですね。ちなみに↓の後蕪木はごまかすために尾上にチューします。



笠井とタッグを組んで動く尾上


そこで尾上が相談したのは後輩の笠井でした。蕪木に瞬殺されたため尾上とはあまり関わりたくなさそうな笠井ですが、先輩である尾上に強引に食事に誘われしぶしぶ承諾します。

なんだかんだ笠井は尾上には甘くて、恋愛がからまなければけっこうこの2人の先輩後輩コンビは嫌いじゃないかも。

蕪木がめったに来ないマサやんの居酒屋で、笠井に一連の流れを説明する尾上。あれほど自分と意見が対立していた蕪木が、印南に1回会っただけでシロだと言い出すのはやはりおかしい。

何かちぐはぐで、あまりにあっさりと簡単に蕪木が手のひらを返したことに違和感を感じるのは、笠井も同じ意見でした。

そこで尾上は蕪木には秘密のまま、印南のことを調べたいから笠井に協力してほしいと要請します。

手を掴んで必死な表情で「次笠井に何かあったらなんでもする」と言われ、つい引き受けてしまう笠井。

なんでもする、に反応しちゃってちょっと赤くなって照れているあたりが笠井もまだまだですね(笑)好きになりそうだった先輩にここまでお願いされたら、無下に断るのも難しいでしょう。

だがしかし蕪木にすぐバレた


密かに再調査に出る尾上は、今度は印南本人ではなくその交友関係を中心に洗い出します。

蕪木が証言を取ろうとしていた女の子たちと接触を図るうち、尾上と笠井は女の子達が「自分をここに送り込んだ人」というのが、どう考えても印南だと気づき始めます。

だけど社内でこそこそ話していると、勘のいい蕪木にすぐに勘付かれてしまいました。真っ青になる笠井。

隠し事をした蕪木がおかしかったこともあり、何かあるのかと記者として調べたと堂々とふるまう尾上。

少しでもひっかかることがあるなら、納得ができるまで追いかける。記者としては正しい判断なのでしょう。

実際に、印南が怪しいことも分かってきました。尾上は、証拠をつかみかけていたのに急に切り上げると言い出した蕪木を問い詰めます。

蕪木が元気がない方が一大事


蕪木としてもこのまま尾上を放置しておけなかったのでしょう。印南に脅されたことをすべて話しました。

なかったことにしないとやくざか何かをけしかけて、尾上をAV業界に売り飛ばす。そんな風に言われていたとは知らずに動いていた尾上は焦って真っ青に。

確かに一歩間違えれば警告を無視して動いたと思われて、尾上の身が危険にさらされていたかもしれません。

唯一の証拠になるボイスレコーダーも持っていかれてしまい、印南に脅されたことを証明するものはありません。だけど蕪木の言うことを信じるという尾上。

印南よりも、蕪木が元気がない方が一大事。厳しい表情できっぱりと言い切る尾上が男らしかったです。

すぐそばで蕪木と尾上の確固たる絆を見てしまい「俺は何を見せられているんだ…」とか密かに思っている笠井にはお気の毒としか言いようがありません。

また誰かが被害にあうかもしれない


正義感の強い尾上は、自分の身の危険を感じながらも印南の件を終わりにしようとは思いませんでした。

ここで無視したら、また次に誰かが被害にあってしまうかもしれない。だからちゃんと調べないと、この仕事をしている意味がない。

尾上の強い視線に気圧されたのような蕪木は、絶対にひとりで動かないように釘を刺し調査を一緒に続けることで合意しました。

蕪木としては心配でたまらないでしょうが、だからといって尾上ひとりだと危険すぎます。まだ自分が一緒だったらいいという判断なのでしょう。

本当にやばいと思ったら速攻で切り上げることを条件にしていましたが、これはもしや尾上が危険な目に合うことのフラグなんじゃないかと何だかハラハラしてしまいます。

飴色パラドックス9話感想まとめ


結局、尾上の正義感もあり印南の調査続行となりましたが、最後にちらりと蕪木が伏し目がちな表情だったのも気になります。何か手があるのかな。

尾上も自分の身の危険を感じて怖いでしょうが、記者としての正義感から調査を続けることを決めました。

普通こんな場合はもううやむやにしてしまいがちですが、次なる犠牲者を出さないためにも動こうとする尾上は男らしくてかっこよかったです。

それにしてもいい人だと思わせておいて悪い男だった印南の態度急変にはゾッとしますね。前に尾上に話した片思いの男性の話は本当なのかな。

私はあれは実は本当のような気がしていて、AV斡旋に関してもその男が一枚噛んでいると踏んでいますがどうでしょう。

印南の話だと片思いの相手は結婚しているから一生片思いということなのですが、彼の仕事を助けるためにやっているとかそんな感じなんじゃないかと。全部巧妙なウソかもしれませんが…。

尾上をめぐって蕪木のライバルになる前に瞬殺されてしまった笠井が、意外とからんでくるのはおもしろくて好きな流れなので、今後もたくさん尾上に絡んで蕪木ににらまれてほしいです。

笠井はいつも尾上と蕪木の甘々な関係を身近に見せられていたたまれないでしょうが、知ってしまった以上はもう仕方がありません。

2人のラブラブな関係や絆に負けずに、笠井にはお仕事をがんばっていただきたいと思います。

次回10話は2017/5/30発売のシェリプラス7月号です。尾上が危険にさらされることがありませんように。

ではまた飴色パラドックス10話の感想でお会いしましょう。

追記)10話の感想を書きました。

飴色パラドックス10話 ネタバレ感想

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