「是-ZE-」続編春の雪の後編ネタバレ感想です。

ディアプラス4月号から志水ゆき先生の名作「是-ZE-」が番外編の前後編2話で限定復活しています。ディアプラス創刊20周年記念ありがとう~!

ディアプラス5月号は春の雪の後篇。今回はオトナ組がオトナの時間を過ごします。オールスター全員集合で懐かしいやら嬉しいやら。どのコマも脳内が忙しかったです。

長さ的にこの番外編の2話だけではコミックスにはできないと思うのですがどうなるんだろう。単行本派の人も早めに読めるといいですね。

それでは以下「是-ZE-」続編春の雪・後篇の感想です。

前篇の復習はこちら。ネタバレ注意です。

是-ZE-続編 春の雪前篇 ネタバレ感想

ディアプラス 電子書籍


ディアプラスは紙の発売から1ヶ月後に電子書籍が配信になります。5月号は5/19に配信されます。

追記)発売されました。2017年8月13日までの期間限定配信です。

ディアプラス 2017年5月号[期間限定]

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是-ZE- 志水ゆき 電子書籍


志水ゆき先生の「花鳥風月」が気に入ったなら長編名作「是−ZE−」もおすすめです。

是−ZE−(1)

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是-ZE-続編(番外編)春の雪 後篇 感想 ネタバレあり


扉絵は彰伊&阿沙利のキスシーンです。もうこれを見れただけでもぐっときますね。恋人繋ぎが愛を感じます。

「このくちづけを、永久に溶けない結晶にしてお前の指に誓う」という煽り文句や、後篇はオトナの時間をお送りしますというハートマーク付きの活字にワクワク。

大人のお時間にふさわしいエロスたっぷりな後篇です。

本当に熊だったー!


温泉に来て停電中に物音に気づいた氷見。雪降る中案の定、熊と共に現れたのは仁王立ちの玄間でした。チラ見せにあったまんまですね。

しかも玄間は「大人しく巣に帰れ!」と一喝しただけで熊を追い払います。すごいわ…。玄間の気迫の勝利なのでしょうか。

熊の威嚇にも全く動じない玄間に、氷見は襲われでもしたらどうするのかと驚いて近づきました。

「隆成と一緒に風呂に入ったのか!?」熊のことなど一切問題ではない玄間は、すごい勢いで氷見の肩を掴んで部屋に引きずり込みます。

この男には氷見しか見えていないかのようですね。↓普通丸腰で野生の熊を目の前にして堂々と仁王立ちします?w



俺の紙様が最高に可愛いことを言う


「俺以外の男の前で裸になったのか!?」強引に押し倒されてキスで唇をふさがれた氷見は、言い訳すらさせてもらえません。

誰とも一緒に入浴していないこと、写真は一枚撮ったら2人ともすぐ出て行ったことを、乳首をいじられながら必死に説明する氷見。

「貴方に嘘はつきません。私が肌を許すのは玄間だけです」氷見は切なげな表情で玄間の頬に触れました。

俺の紙様が最高に可愛いことを言うとか内心思っている玄間は、人形師の和記にも見せていることをつっつきます。

メンテナンスだから仕方ないはずなのに「俺以外には肌を見せるな」と独占欲丸出しで氷見を抱く玄間の強い愛を感じました。

怒っていても怒っていなくても眉間の皺が深い玄間を、包み込むように大切にする氷見が健気で相変わらずお似合いの2人です。

隆成の乳首がとれる(笑)


自分の部屋でくしゃみをする隆成のところへは守夜がやってきました。不機嫌そうな守夜にかまわずいきなりキスをする隆成。

風邪っぽくて熱がありそうだったのがスッキリしたと呑気な隆成を、守夜はイライラしたように押し倒します。

どうやら不機嫌な玄間をなだめ淀む空気の中を3時間、さらに雪で途中足止めをくらってしまい2時間、計5時間もかかってこの温泉宿へやってきたようですね。

守夜はイラつく玄間の横でずっと、隆成が玄間に息の根を止められないようにフォローしていたのでした。

「私に何か言うことは?」クールな表情の守夜に「災難だったな☆」とかる~い隆成。思いっきり乳首をひねられて雪山にその悲鳴がとどろきましたとさ。

まあこれくらいの罰は必要ですよね。守夜はあの玄間と5時間も、道中さぞや不穏な車中で息苦しかったことでしょう。胸中お察しします。

幸せになった今だから気づくこと


阿沙利の部屋には彰伊が向かっていました。彰伊のずいぶんと遅いお出ましに阿沙利は余裕の表情です。

実は阿沙利の残していったメモは温泉マークただひとつ。このメモだけでここまで来たことをむしろ褒めてほしいくらいだとため息をつく彰伊。これで本当によくここまで来ましたね。

出かけること自体はかまわないけれど、行き先だけはもう少し分かりやすく伝えてくれ。呆れつつも阿沙利のことを心配している彰伊に、そんなに心配しなくても大丈夫だと阿沙利は目を伏せました。

今再生されたばかりのピチピチボディの阿沙利は、むしろ人の身である彰伊のほうが身体が持たないのではないかと切なげです。

人間は成長も寿命も早く、言霊師とはいえ普通に人として生きる彰伊と紙様の阿沙利とではそもそも生きる年月が違います。

そんな当たり前のことを、幸せになった今だからこそ気づいた阿沙利。仕事仕事で忙しい彰伊を見てさらに不安になったいたのでしょう。

「お前が過労死なんてことになったら俺どないしたらええん?退屈すぎて白紙に逆戻りしてまうわ」

彰伊は「肉体的な疲労よりも阿沙利にふりまわされる精神的な疲労の方が堪える」とまぜっかえします。

空気を読まない彰伊の発言にイラつく阿沙利。そんな阿沙利を見た彰伊は唐突に囁きました。

「愛している」

お前と離れる気も離す気もない


阿沙利が紙様になった時から今日までずっと阿沙利一筋だった彰伊。「たとえ死んだとしてもお前と離れる気も離す気もない」

彰伊は自分の死後はこの身体を紙様としろと和記にも言ってあり、その重たい愛に阿沙利もちょっと呆れモードです。

紙様として再生されるときは生前の記憶はすべて消えてなくなります。だけど「俺は忘れない」と彰伊はまっすぐに阿沙利に告げました。

お前にできて俺にできないはずはない。三刀家の現当主のこの血と誇りにかけても、俺はお前のことを忘れないし死んでも離さない。

「この誓いは伊達じゃない」ひざまづき阿沙利の手をとって指輪にキスをする彰伊の表情は真剣で、阿沙利も思わず安心したような穏やかな笑みを見せました。

阿沙利も言っていますが本当に彰伊はいい男になりました。これからも末永く阿沙利をかわいがってあげてください。

ここからはオトナの時間です。口で舐める彰伊に「もおええよ」と切羽詰った表情の阿沙利は、そのままの勢いで彰伊を押し倒して乗っかります。

自分で後ろを開く阿沙利がエロエロしくて素晴らしい。このアダルティーな雰囲気はこの2人ならではでしょう。

これからも彰伊の重めな愛情が阿沙利のふとした不安を取り除いてくれますように。。。

平和で賑やかな1日になりそうです


近衛は琴葉を連れて温泉へは行きませんでした。琴葉が「近衛とここにいる」と山を嫌がったからです。

ただ琴葉が幸せであってくれたらそれでいい。今も昔も近衛の願いはひとつだけなのでした。

翌朝、雷蔵&紺が眠る部屋に月斗&星司&初陽がやってきます。どうやら近衛に雷蔵達が温泉に行ったと聞いて追いかけてやってきたようです。

揃ってわちゃわちゃする月斗たちに「着替えたいから出て行って」と絶叫する雷蔵。平和な温泉宿の朝が明けようとしています。

三刀家の人たちは今日も変わらず賑やかなのでした。

是-ZE-続編 感想まとめ


く~~~愛とエロスにあふれた「是」番外編が終わってしまいました。。。久しぶりの是メンバーに会えたのは嬉しいし、何よりも絵柄が昔に戻っていることに感動しました。

もちろん洗練されてきれいにはなっているんですが、本編の雰囲気を損なわないようにスーッと昔に戻れるような。

きっと志水ゆき先生が昔の絵を見ながら近づけてくださったんだと思います。こういうのはファンには嬉しいですよね。

阿沙利と彰伊のやりとりにはやはり一番ぐっときました。末永くずっとずっと一緒にいてほしい2人です。

ディアプラスの予告を見たときのテンションの上がりっぷりたるやリアルに変な声が出そうでしたが、一応「是」番外編はこれで終了です。

本編が終了して数年が絶ちペーパーや特典をまとめた本(是−ZE− かみのほん)まで出た後に、まさかまたスピンオフが読めるとは思っても見ませんでした。

2話限定の読み切りですが満たされた感じで胸がいっぱいです。もったいなくてゆっくり読もうと思ったのに前篇同様にあっという間に読んでしまいました。

彼らは彼らの世界でちゃんと生きているんだなと、幸せそうで元気そうな皆の姿を見てパワーをもらったような気がします。

「是」という作品に出会えて良かった。志水ゆき先生、すばらしい番外編をありがとうございました。

ディアプラスでの「花鳥風月」6巻の続きの連載再開も心待ちにしています。

志水ゆき先生のBLコミックス




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