ギヴン19話のネタバレ感想です。雑誌最新話で4巻の感想なのでネタバレNGの人やコミックス派の人はお気をつけください。

高校生組のお付き合い発覚や自分の秋彦への片思いにより、バンド内がややこしくなってきて疲れを見せる春樹。

そんな春樹を見かねた友人のタケちゃんが、気分転換に春樹の元カノがいるバンドのサポートに入らないかと声をかけてくれました。

ギヴン18話 ネタバレ感想

ぎゃああ!やばいことになってますよ19話。というわけでキヅナツキ先生の「ギヴン」19話の感想です。

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ギヴン4巻19話 感想 ネタバレあり


癒しのカップル 立夏×真冬


冒頭では高校生組がいちゃいちゃ。真冬の作った新曲を聴いた立夏が「コード進行が展開しづらい」と苦言を呈しています。

真冬も途中から自分で訳が分からなくなっていったようで、本当は音楽的に大衆受けしそうなものを作りたいと考えている様子です。

最初の曲が個人的に完結している歌だったから2曲目はちがうものにしたい。だけど真冬は言葉でうまく立夏に説明できません。

真冬に思いきりため息をつかれてしまいご立腹な立夏。ケンカしているようで甘々だなあと感じるのはこの後に控えた大人組のドロドロを予感していたからでしょうか。

立夏と真冬のほのぼのが読後最高に癒しとして懐かしく思えるような19話です。

前ほど音楽を楽しめていない春樹


タケちゃんに元カノのいるバンドのサポートに入らないかと誘われた春樹は、今まさにバンドが恋愛要素的なことでイザコザしてるのに元カノのところなんてと拒絶反応を見せます。

自分のバンドが微妙な今この時期に、どう考えても元カノのバンドを手伝うなんて火に油。

春樹は元々バンド内で付き合って破門されたという苦い過去があったわけですね。

だけどタケちゃんとしては、最近煮詰まって見えて元気のない春樹を心配してくれたからこそ声をかけたのでした。

今、音楽ちゃんと楽しんでる?

タケちゃんの言葉にドキットする春樹。秋彦に大学で思いきって声をかけ、立夏を入れた3人でバンドを始めたときからずっと、毎日ふわふわしてときめいて楽しかった。だけど今は…?

断言できない春樹は言葉に詰まります。タケちゃんは、そんなに難しく考えなくてもお試しで1回やってみたらと、あくまでも提案という形で話をしてくれました。

「今さら元カノと元サヤとかもないだろ?」ってさりげなく春樹にちょっと失礼なことを言っても許される関係なのがいいですね。

タケちゃんは春樹のことをよく見ているし心配してくれるし助け舟を出してくれるしすごくいい人です。ただまさかこの件が、この後大きな波乱を巻き起こすとは考えもしなかったでしょう。

正式にサポートを受けてもいいかも


結局、春樹は「息抜きに別の音をやるのもためになる」というタケちゃんの言葉に乗って、試しに元カノのバンドのスタジオ練習に顔を出しました。

どうせ一時的なサポートだしとお客様気分で参加してみた春樹ですが、実際サポートバンドで鳴らしたベースは久しぶりに楽しいもので正式にサポートを受けてもいいかなと思い始めています。

小さくて可愛い元カノとも当然のように何事も起こらなかった様子です。

「髪切った?」「髪のびたね」という心底どうでもいい世間話しかしていないとか、逆に春樹がどうしてこの子と別れたのか気になってしまいましたw

春樹は普通にモテそうですが、不憫キャラってなぜかハイスペックでもモテなくて、あっだからこその不憫キャラなのかと妙に納得。

春樹としては気持ちはサポートを受ける方に傾いているけど、今自分のバンドがごちゃごちゃしている時に言い出しにくいんですね。

何よりも案外楽しかったと思っていることが、なんとなく後ろめたくて話しにくいのでしょう。

バンドは楽しい。でもそれ以上にずっと苦しい。

これが春樹の偽らざる本音なのでした。

高校生の才能に感じる疎外感


バンドでスタジオ練習をする際、春樹は立夏と真冬の音楽への姿勢や音そのものに、自分とは別の生き物のように感じて疎外感を覚えてしまいます。

こういうことはきっとこれまでにもチラホラあったのでしょう。春樹は自分のことは凡人だと思っているし決して天才肌ではありません。

秋彦には「もっと自信を持て」みたいに言われていましたが、高校生2人の若い才能に嫉妬したり焦ったりする気持ちがあるのは当然のことです。

真冬の音の広がりの背後にある千の音楽の気配は、何よりも努力して聴きこんできたことの証拠。

秋彦にたくさんCDを借りて浴びるように音楽に触れていた真冬。歌わせても天才ですが吸収力が他の人とは違うのかもしれません。

真冬を一口に天才というには語弊がありますが、年下の高校生2人に圧倒され「俺って何」と思ってしまう春樹は、ますますサポートの話がしづらくなってしまいました。

ところで真冬の考えた仮歌詞が「おかず~今晩のおかず~カレーうどん」とかで地味にじわじわ。

ラブソングなんだからもうちょっと他のロマンチック系の言葉じゃダメだったのかなwいつもご飯のことが頭にある男子高校生らしいといえばらしいですが。

泊めてくんねぇ?


秋彦からはラインで、大学の用事でスタジオ練習に来れないと連絡がありました。

春樹は「本当に大学かな」と苦笑いで、秋彦は完全に信用のない人になっています。まぁ飲み会をドタキャンとかしてますしね。

するとその夜、秋彦から珍しく「まだ起きてる?」と春樹を伺うようなラインが送られてきます。

今お前んちの前なんだけど泊めてくんねぇ?

さあ問題の夜の始まりです。ひぃぃぃ。




昔の荒れていた頃に戻ったような秋彦


部屋の前だと言われて慌てて飛び出していく春樹。階段に座っている秋彦が振り返ると、右頬には殴られたような跡がありました。

「何そのカオ!?」驚いて家に入れる春樹に、秋彦は飄々と「同居人とまあちょっとやり合って…」とごにょごにょ。

ここしばらく外泊で凌いでいるらしい秋彦は、確かに荷物がボストンバッグでした。

雨月にできた新カレのことで雨月と揉めたのかなあ。秋彦の右頬のあざは雨月が付けたもの?それとも雨月の新カレでしょうか。

タバコをふかして缶ビールを次々と空ける秋彦を見て、ちょっと前に戻ったみたいだと感じる春樹。

荒れていた頃の秋彦を知っている春樹としては、秋彦の様子は常に気になるのでしょう。何よりもずっと好きなんですもんね…。

ああ切ない!とか思っていたら。。。

なんか隠し事してる?


夏はスタジオ練習を増やそうと話していたところで、春樹はサポートのことを考えて口ごもってしまいます。

「なんか隠し事してる?」

いつもと様子が違う春樹に目ざとく気づいた秋彦は、言いがかりのようにしつこく隠し事を追及してきました。

ソファで物理的に距離を詰めてくる秋彦に引き気味の春樹は、秋彦の機嫌がひどく悪いことに困惑します。

「お前に言われたくない」

秋彦が女とやりまくっていることを思いだし思わず出てしまった春樹の言葉。秋彦はカチンときて眉をひそめ春樹の腕をつかみました。

俺のこと好きなくせに逃げんの?


掴まれた腕をふりほどき、勢いのまま春樹は元カノのバンドのサポートに誘われていることをぶちまけてしまいます。

「どうせお前に関係ないだろ!?」

大きな声で言ってしまった後でハッとする春樹を冷たい表情で見下ろす秋彦。

「辛くなっちゃったから捨てるんだ?今のバンド」

そんな話はしていないと非難する春樹の胸ぐらを秋彦は遠慮なく掴んで引き倒しました。

お前、俺のこと好きなくせに逃げんの?

ソファに押し倒される春樹は「なんで」と口を開きかけます。

「なんで?もういいだろ」

据わった目で春樹に覆いかぶさる秋彦。そして!?

ギヴン19話 感想まとめ


うわああすごいところで終わってしまいましたよー!よー!よー!

私は秋彦は雨月とくっつくと思っている派なんですが春樹の幸せは心底祈っていて、なのにこのドSな展開に足元から崩れ落ちそうです。

秋彦はやっぱり春樹の気持ちを知っていたんですね。知った上で春樹の優しさに甘えていた。良くない言葉を使えば利用していたとも言えます。

春樹としては惚れた弱みでそれを甘んじて受け入れ振り回されるしかありません。なぜなら一目見たあの時から惚れ込んでいるのだから。

甘えて信じきっていたはずの春樹が、まさか元カノのところへ行くなんて夢にも思っていなかった秋彦は「裏切られた」と感じたのでしょう。

「お前俺のこと好きなくせに逃げんの?」というセリフの前に「お前も」と言っていた秋彦。つまり「お前も俺のことが好きなのに逃げるのか」と。

自分を好きなのに逃げ出した雨月と同じように春樹も逃げ出すのかと、捨てられる恐怖が耐えられずヤケになっている秋彦。

秋彦の完全な身勝手なので春樹にまったく非はありません。秋彦が普通に春樹を好きになれたらこんなにこじれることはなかったのに。恋はままならないものです。

この後無理矢理春樹をどうこうはしないと信じていますが(春樹も拒絶しますよね?)まず確実にバンド内はぎくしゃくするでしょう。

下手をすると修復しきれない関係になってしまいそうでハラハラ。高校生組は自分たちのことで精いっぱいで、お兄さん組の内情なんて知る由もありません。

さすがに前回みたいに秋彦がここで寝落ち…みたいなことには今回はなさそうです。

秋彦は今荒れている状態だしお酒も入っているし雨月のことでおそらく自暴自棄になっています。秋彦の「もういいだろ」が「もう(どうでも)いいだろ」に聞こえて仕方がありません。

秋彦はあれから雨月と会っていないわけではなさそうなので、おそらく家でひと悶着あったのでしょう。秋彦の頬の傷は痛々しいですが同情できないのがなんとも。。。

高校生組のピュアピュアな関係はさておき、春樹を巻き込んだ秋彦&雨月問題が大きく動いて本格化しました。

手を離してほしくない人には離されてしまいかといってこちらからは離せないという、にっちもさっちもいかないこう着状態の秋彦。

ままならない想いにむしゃくしゃしていたところでついに春樹と正面衝突してしまいました。大人組の恋はどうなるのか。秋彦は、春樹は、雨月はどう出るのか。

心優しいタケちゃんと、立夏と真冬のほんわかほのぼのモードが唯一の癒しです。

次回20話は7/29発売のシェリプラス9月号です。

9月号はシェリプラス臨月化1周年記念号として表紙&巻頭カラー&ふろくCDをキヅナツキ先生の「ギヴン」がジャックするそうですよ。

うおお本編ともども楽しみ!

ではまたギヴン20話の感想でお会いしましょう。

追記)20話の感想を書きました。

ギヴン4巻20話 ネタバレ感想

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ギヴン3巻も電子化されています。

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