「恋愛小説家の事情」のネタバレ感想です。

猫田リコ先生の新刊は世話好き編集者×恋愛小説家のじれったいほのぼのラブです。くっつくの?とうとうくっつくのね?とワクワクドキドキしていたらギリギリのところで寸止め。

じれったくてソワソワしながら不器用で真面目な2人をニヤニヤと見守るのが楽しいお話です。小さい書き文字や小物にも大注目。特にエロ小説のタイトルが最高でした。

それでは以下「恋愛小説家の事情」の感想です。ネタバレにお気を付けください。
 

恋愛小説家の事情 電子書籍



恋愛小説家の事情 感想 ネタバレあり


生真面目な編集者×臆病な恋愛小説家


熱心なファンが自宅を囲む恋愛小説家の千早(受)

小説の内容と作者を重ねて見ているファンは情熱的で、サイン会をすれば手編みのセーターなどを持ってくるほどの執着っぷりです。

自宅まで押しかけてピンポンしてくるファンにも何とかうまく対応している千早は外向けの顔と実際の顔が違うタイプ。

爽やかでフェミニストな伊達男としてインタビューに答えたりするものの、実は慎重で臆病で意気地なし。自分の担当編集である青山にも片思いしているだけで満足する日々を送っていました、

しかしある日唐突にその青山から「好きです」と告白されてしまいます。嬉しいはずなのに素直に返事ができず、のらりくらりと誤魔化す千早。

自宅の停電やサイン会での大雪によるホテル同室などラッキースケベに遭遇しながら、最後まではギリギリしないという寸止め状態が癖になる楽しさです。

青山には千早の気持ちが伝わっていないので「不憫な…」としか言いようがありませんが。

千早のプリケツに恋に堕ちた青山


千早がスランプになった時、千早の恋愛小説の台詞を2人でリアルに読み上げるという羞恥プレイがじわじわきます。これ作者としては絶対にやりたくないことなんじゃw

布団に丸くなって隠れる千早がかわいくていい雰囲気かと思ったら部屋の隅にゴ○ブリを見つけて布団没収になるというお約束みたいな寸止めも楽しかったです。

青山が千早を好きになったのは2年前。千早の担当になって顔を合わせる日、生垣をお尻から出てくる千早のプリケツに心惹かれたからでした(嘘)

プリケツに惹かれたというのは私の妄想ですが、後に青山が「眼福でした」とか言っているので案外当たらずしも遠からずだったりして。

最初の頃は気をまわしすぎる青山と千早が空まわりでぎくしゃくしていて、担当編集と作家さんって足並みをそろえるのも大変そうだなと思いました。

酒に酔ってようやく千早の気持ちを聞いて合意の上にエッチした後も、告白を覚えていない青山が自分が千早に無理強いしたと超絶勘違いをしてしまいます。

半裸の男2人がホテルから出て痴話げんかしてるとか通報されなくて本当に良かったです。青山がどこまでも生真面目でいい男で好感が持てました。

地下室からの脱出にファーーーww


タイミングが悪いこともあって自分に正直になれなかった千早がようやく素直になれてからは甘々でぐずぐずで幸せいっぱいでした。

自宅の地下室に閉じ込められて怖くなってパニックになってやっと「好き」と言えた千早にホッとしてしまいました。

千早の場合は追いつめられると本音が出てしまう、というよりは勢いでエッチしながらなら自分の欲望と共に気持ちを大放出できたのでしょう。

結局地下室からは、自宅の周辺をうろうろしていたストーカーのようなファンの女の子に助けてもらったというのはファ!?って感じでしたが、つっこんだら負けな気がする(笑)

電子限定のおまけ漫画で猫に嫌われる青山もかわいかったです。この猫今後絶対に2人のエッチをしれーっと邪魔しに来ますよね。

感想まとめ


寸止めを含んでエロはたっぷり。当て馬も出てこないしお互いによそ見もしないので、安心して甘いお話に浸れました。

スルーされたりおあずけばかりくらったりしながらも、ずっと千早を見守ってくれていた青山がいい人&いい男です。

付き合い始めて書いた自分用のエロ小説を青山に見られた千早が不憫といえば不憫ですが、ここまで青山を待たせたんだしそれくらいは我慢しましょう。

エロ小説のタイトルが「ないものねだりの愛ウォンチュー」だったことは、千早の黒歴史として秘密にしておいてあげないといけません。

エロ小説のタイトルもですが千早が愛用している微妙な熊ジャージとか、小物や手書きの文字までじっくり楽しめるお話でした。

シリアスに疲れた人、エロくて甘いものを欲する人、後味の良い作品をお探しの方におすすめです。

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