花恋つらね14話のネタバレ感想です。最新話で3巻のネタバレになるのでどうぞお気をつけください。

ようやく自分の恋心に気づき惣五郎にぶつけた源介ですが「流されているだけだ」と惣五郎にはまったく信用してもらえません。

源介は惣五郎のおじいさんの菊右衛門さんのところへ、今よりお客を呼んでみせるから惣五郎と一緒に舞台に立ちたいと直談判しに行きます。

花恋つらね13話 ネタバレ感想

それでは以下「花恋つらね」14話の感想です。ネタバレ注意です。

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花恋つらね14幕 感想 ネタバレあり


扉絵はチラ見せにあった通り源介がおそるおそる惣五郎の手を握ろうとちょっと屈んでいるというおいしい2ショットです。

意気込みは買うけれど


今よりもっとお客を呼んでみせる!と菊右衛門さんの前で大きく出た源介。頭を下げて惣五郎とまた舞台に立ちたいとお願いします。

必死な源介に驚くおじいさんはしばらくすると大声で笑い出しました。

「そんなことが今のお前に本当にできると思ってるのかい?」

おじいさんの厳しい言葉。源介が言っている共演とはもちろん端役ではなくメインの役のこと。

もうすでに来月の舞台の配役はほぼ決まった状態で、無理矢理源介をねじ込んで目も当てられない結果になってはおじいさんとしても困ります。

「頑張る」と言い張る源介を諭すようにおじいさんは告げました。

お客を満足させられずお偉方に批判されたら責任を取るのはおじいさんか源介の親であること。少なくとも源介自身にはまだ何の力もなく責任をとれる立場にはないこと。

「そのせいで各所から恨まれるのはごめんだよ」

おじいさんの言うことはごもっとも。まだまだ未熟な源介ひとりのわがままで舞台を勝手に動かすわけにはいきません。

そんなに惣五郎が気に入ったのかい?


謝罪するもあきらめきれない源介はなおも食い下がりました。来月ではなくても再来月でもその次でもいい。惣五郎と舞台に立ちたい。

そんなに惣五郎が気に入ったのかい?

真剣な表情で頷く源介を見て、おじいさんは再来月の源介たちの巡業に惣五郎がついていくことになっていると教えてくれました。源介は完全に初耳です。

前から惣五郎と源介を組ませたらおもしろいことになるんじゃないかと思っていたおじいさんの粋な計らいで、前もって源介の父親に話を通しておいてくれたのでした。

つまり源介はわざわざ惣五郎のおじいさんに直談判せずとも、再来月には一緒に舞台に立てる予定になっていたんですね。

菊右衛門は、何度もお礼を言って元気に自分の家へ帰っていく源介の後ろ姿に、かつての源介のおじいさんの姿を思い出します。

お前と一緒にもっと板に立ちたい。源介と似たようなことを言っていたかつてのライバルであり友人。世代を超えて脈々と受け継がれる情熱に惣五郎のおじいさんも嬉しくなったのでしょう。

巡業中にひと悶着ありそうな予感


再来月の巡業のことを父親から聞いた源介は嬉しそうな表情です。対して源介の兄の蔦丸は渋い表情で舌打ち。

惣五郎のことをまだ認めていないお兄さんとしては巡業でずっと一緒にまわるというのはおもしろくありません。

惣五郎のことは子猿くらいに思っている様子です。このお兄さんに認めてもらう必要もありそうですね。なかなか手ごわそうですが。

源介は念願かなってまた一緒に舞台に立てるということで気合が入っています。決意の表情が男らしい。

受けて立つぞ巡業め!


大谷屋の巡業に一緒にまわるということをおじいさんから聞いた惣五郎は驚きます。予定を聞かずにおじいさんが決めたことのようで戸惑う惣五郎。

大谷屋の源介の父親と一緒に仕事ができるなんて勉強にもなるしとても光栄なこと。嬉しい反面、惣五郎は源介との微妙な関係を思い出して胸中複雑な様子です。

巡業というと一か月間ほぼ毎日移動しつつ各地で公演をして回るというもの。つまり移動中も公演中もホテルも朝から晩までずっと源介と一緒ということです。

避けないと決めたわりに結果的に逃げ回っているこの状況でずっと一緒というのは…頭を抱える惣五郎。

しかし思い直して「来るなら来やがれ!」と受けて立とうと気合を入れ直します。すると源介から「今からちょっと会えないかな」とラインが入りました。

走って会いに来てくれた源介


惣五郎が外で待っていると走ってきた源介が汗だく。源介はなんと自宅から走って惣五郎の家の近所までやってきたのでした。

親に出かける言い訳が思いつかなくて30分以上走ってきた源介。言い訳を考える時間も惜しくて身体が動いたという感じでしょうか。

巡業の話を聞いてそわそわして落ち着かなかったと嬉しそうな源介。また一緒に舞台に立てることがよほど楽しみな様子です。

でもこのところゴタゴタあったから惣五郎に断られるんじゃないかと心配して確認しに来た源介。惣五郎が巡業に来ると聞いただけで、あっさりとまた家に帰ろうとしました。

「お前、用事それだけ!?」あきれて思わず聞いてしまう惣五郎に源介は殺し文句をさらり。

顔見たかっただけだから。

次は間違えないようにするから一か月よろしく!と爽やかに告げてまた走り去って行く源介の後姿。

告白なんてしたら源介のほうが気味悪がって距離を置いてくるんじゃないかと思っていた惣五郎。なのに源介はこんな夜遅くに走って会いに来てくれました。

まだ信じたわけじゃない。まだ信じられない。だけどもしかしたら…惣五郎は期待と不安の混ざった表情で見送りました。

花恋つらね14幕の感想まとめ


源介が直談判しなくても惣五郎と一緒の舞台に立てることになっていました。でもここで惣五郎のおじいさんに源介の本気を見てもらえたことは良かったんじゃないかな。

菊右衛門さんも若き日の源介のおじいさんを思い出したようだし、血は争えないということでしょう。それにしても源介も惣五郎もおじいさん似ですね。

また今回の直談判では同時に、勢いだけではどうにもならない歌舞伎の世界の厳しさというものも目の当たりにした源介。

「頑張る」とか「努力する」とかいう意気込みだけではどうにもできないのが大人の世界です。

あくまでも客商売。支持してくれる人やご贔屓さんがいるからこそ成り立つ芝居の世界のこと。玉乃屋の顔にも大谷屋の顔にも泥を塗るわけにはいきません。

高校生のわがままがホイホイと通じる世界ではないということですね。

家から走って会いに来てくれた源介が、爽やかに登場してまた爽やかに去って行ったところに惣五郎と一緒にキュンとしてしまいました。

こういうところは10代の高校生らしい若さがあっていいな。思い立って顔を見たくて走って30分かけて会いに来るとかかっこよすぎました。

巡業では朝から晩までずっと一緒ということは距離をググッと詰めるチャンスです。ホテルとかホテルとか、いろんなことに期待できますね。

15話は8/12発売のディアプラス9月号です。花恋つらねが巻頭カラーで登場します。夏目イサク先生のカラー好きだから楽しみです。

それではまた花恋つらね15話の感想でお会いしましょう。

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