花鳥風月48話のネタバレ感想です。最新話でコミックス7巻の感想になるのでネタバレNGの方はお気をつけください。

前回、お詫びを込めて3人で食事をした吉利谷と財前と一見。一般人である糸くんと一見に迷惑をかけたことを謝罪した吉利谷ですが、あまり反省の色がないままに一応の和解をすませました。

吉利谷には甘い財前の気持ちは紛れもなく好意ですが、吉利谷の胸中は謎のまま。財前を隠し撮りする不審な姿も気がかりです。

いっぽう財前の上司の星川先生に呼び出された吉利谷は、財前に無理させないよう釘を刺され…。前回の復習はこちら。

花鳥風月47話 ネタバレ感想

それでは以下志水ゆき先生の「花鳥風月」48話ネタバレ感想です。

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花鳥風月48話 感想 ネタバレあり


扉絵はなぜかボロボロになっている吉利谷のソロショットです。誰にやられたの!?と思っていたら本編のラストにつながります。

吉利谷のようなハンサムがボロボロになっている姿はなかなかおいしいです。こういうの好き。

甘えている。それを許されている。その理由には目をつぶってきた。ずるい大人だからね。

煽り文句がもうずるいよ。

ただの夏風邪ではない星川先生


星川先生を見舞った帰り道、吉利谷はそのままの足で財前の事務所に向かいました。星川先生の症状がただの夏風邪ではないということにも気づいている吉利谷。

蘭子さんいわく、星川先生は財前には病状を知られたくないから夏風邪で通しているとのこと。このタイミングしかないと吉利谷を呼び出したのはもう先が長くないからなのかもしれません。

病状がどんなものかは不明ですが、星川先生は財前にとっては大切な親代わりであり上司でもあります。失うとなると財前が傷つくのは目に見えていること。

その星川先生に、あまり財前に組の仕事のことで負担をかけないようにとお願いされた吉利谷の胸中とは。

俺と結婚してくれないか?


チラ見せにあるように星川法律事務所にやってきた吉利谷に驚く財前。

今は事務所は夏江さんという女性と2人で回しているようですが、さすがに2人ではきつくなり財前の同期の弁護士に臨時で手伝いに来てもらうことになりました。

「わざわざそんなことを聞きに来たのか?」

コーヒーを飲みながら疲れた様子の財前に、吉利谷は口を開きます。

なあ財前、俺と結婚してくれないか?

ファーーーーいきなりのプロポーズに唖然としてしまいました。どういうことどういうこと!?唐突すぎない?そうでもないの??

前にも言ったが法律上無理だ


吉利谷はそのまま続けます。

お前に俺の総てをもらってほしい。

ファーーーー!!!大混乱する私の脳内。すっごいプロポーズじゃないですか。財前はどうするの!?

しかし平然とそれを聞き流す財前。

前にも言ったが法律上無理だ。

そういう問題!?ちょ待って「前にも言った」!?ってことは何よ前にもプロポーズされたことがあるの吉利谷に!?ファーーーーー!!

「籍にはこだわらないから事実婚ってことで」

にっこりと笑顔の吉利谷が何を考えているのか今ひとつ掴めません。すると財前はふっとため息をついて「寝言は寝てから…」と口を開きかけました。

すると吉利谷が遮るように語りだします。

若干ちょっと間違ってる財前


先代組長の新盆で、もし仮に自分が死んだら骨はどこへいくのかとふと思った吉利谷。親との縁もとっくに切れていて、そもそも仕事柄畳の上で死ねるかどうかも分かりません。

自分の死を本気で悼んでくれる人は何人いるだろう?もし人並みに死ねたとしても、焼かれて骨になり小さな壺に納められ、最後は誰がその骨を抱きしめてくれるのだろう?

最後はお前の腕の中に抱かれたいと思った。

一番安眠できる財前が送ってくれるなら、きっと安らかにあの世で眠ることができる。

静かに語る吉利谷の言葉を黙って聞いていた財前は相変わらずのポーカーフェイスです。

「つまりお前が死んだら喪主をしてほしいという話か?そのために俺に結婚しろと?」

「最終的にはそうだけど若干ちょっと間違ってるかなー?」

全力でつっこみたいでしょうにニコニコしながら間違いをやんわりと指摘する吉利谷。財前には吉利谷の真意がまったく伝わっていないのがもどかしいです。

お前は俺に欲情できるのか?


財前は「お前の意図が俺には分からない」ときっぱり。

「ものすごくストレートにプロポーズしたのに?」

「浮気されると分かっているのにイエスというバカがどこにいる?」

お前は一見とは違うだろうと指摘する財前。一見はゲイですが吉利谷はそうではありません。吉利谷はいわゆるノンケです。

結婚するなら相手にも貞淑を求める財前は、浮気は絶対に許せないというスタンスです。まあ普通に常識的な事ですね。

今後財前と添い寝だけの枯れた生活を強いられるなんて吉利谷には絶対無理なこと。財前はナハから吉利谷が他の女とも寝るのだと考えていました。

ところが吉利谷は添い寝もセックスも財前とだけするということに了承します。驚いてコーヒーを飲む手をとめる財前。

「お前は俺に欲情できるのか?」

「していいなら今も十分できる」

これまでは欲情してはダメだろうと思っていたからあえてしない方向でやってきたという吉利谷に、財前は困惑と驚愕の表情を浮かべます。

吉利谷が自分に寄せる好意や甘えは絶対に友情の域を超えることはないと思っていた財前。なのにたった今それが覆りました。

投げ合ってからのキス


「分かりやすく証明しようか?」

テーブル越しに財前のネクタイを掴んで距離を詰めてくる吉利谷の腕を、瞬時に掴んであっという間に投げ飛ばす財前!

吉利谷は投げ落される直前に体勢を立て直し、すかさず財前の足を払ってソファーに押し倒します。

久々に投げられたと息をつく吉利谷に、重いからどけと抗議する財前。吉利谷は口ではごめんと言いながら深いキスで財前の口をふさぎました。

顔をそむける財前の足を開いてそのままスーツの上から自分の股間をおしつける吉利谷。服の上からでも吉利谷の興奮は伝わったようです。

「納得したか?」

吉利谷の言葉に厳しい目を向ける財前は、吉利谷の乱暴で手段を問わないやり方にマジ切れ寸前。

あ、しまった…

後悔するも時すでに遅し。ボコボコに殴られて組にすごすごと帰るしかない吉利谷なのでした。

花鳥風月48話感想まとめ


やだ何この神展開。

個人的に大好きすぎる展開です。吉利谷×財前編は2回目にしてもう神回でした。スーツでバトルしてキスして股間ぐりぐりとか萌えがMAXすぎてもう大興奮です。

財前が本気で投げるところもそれに手慣れた感じで応戦する吉利谷も、愛のあるケンカというかこの流れ大好きすぎて最高オブ最高としか。

吉利谷のプロポーズの意図がまったく分かっていない財前に真面目か!とつっこみたくなったのは私だけじゃないはずです。

最高にかっこよくてまっすぐなプロポーズに見えましたが財前にとってはそうではなかったようですね。

過去に何度か吉利谷から軽くこういうプロポーズめいた言葉を聞いていて、その都度軽くあしらってきてほぼ信用していないというのもあるんだろうな。吉利谷の日ごろの言動も悪いのかも。

吉利谷のほうはキスする前に財前に「重い!どけ!」と言われて「悪いごめんな」とか一応謝っていますが、これ絶対悪いなんて微塵も思ってない笑顔ですw

一応吉利谷のフォローもしておくと、吉利谷としては星川先生にもしものことがあった時に一番そばにいて財前を支えたいという気持ちも働いたのではないでしょうか。

それに組長という立場上、吉利谷にはいつ何があってもおかしくありません。自分の遺骨を抱いてほしいのは財前だけであるという気持ちに嘘はないのでしょう。

まだ若くして自分の最期も考えなきゃいけないなんて吉、利谷はやはり生死すら危うい裏社会のトップとして生きている人なんですね。。。

前回の隠し撮りの嫌な雰囲気は気になっていましたが、今回の甘いドッグファイトには大満足で不穏さはどこかに吹き飛んでしまいました。

ガチ切れして吉利谷をボコッた財前が今後どう出るのかすごく楽しみです。吉利谷のことをすぐに受け入れるのかな。吉利谷との綱引きも楽しそうだし、もうしばらくツンツンしてくれていてもいいんだけどな。

あれこれと口説く吉利谷と華麗にスルーする財前という構図をあと1回くらい見たいかも。添い寝だけする2ショットも。

吉利谷も財前も一見も柔道とか格闘技を習っていたような身のこなしでした。こういうのって自然に身に付くものなのかな。

子どもの頃3人で道場に通っていたとかだったら萌えるんですが。3人の高校時代とかの若かりし頃の姿もそのうち回想シーンでいいので見てみたいものです。

次回は1回お休みです。再開後は幼馴染との恋の始まりをお届けしますということなので期待してよさそう。ああもうすぐ続きを読みたいよー!

というわけで49話は9/14発売のディアプラス10月号です。

ではまた花鳥風月49話の感想でお会いしましょう。

志水ゆき先生のBLコミックス


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