ジェラシー1巻のネタバレ感想まとめです。

「四代目・大和辰之」で暗躍していた櫓木卯一のスピンオフです。決してイケメンではない地味系の顔立ちながらもひときわ異彩を放っていた櫓木さん。

独特のビジュアルと一癖も二癖もある性格で味のある良いキャラだなと思っていたところで番外編が始まって嬉しかったです。

舞台は現代ではなく櫓木さんの過去に遡ります。1巻ではほぼ過去ですがときどき現代に戻ってきて、櫓木さんのお相手になるであろう男の子ハチがちらほらと出てくるのもニクイ演出です。

娘である麗華ちゃんの出生の秘密や、辰之の父・明虎への執着と恋と狂気と情念がどのように着地するのかなど気になることばかりで目が離せない1巻です。

それでは以下スカーレット・ベリ子先生の「ジェラシー」1巻の感想まとめです。ネタバレにお気をつけください。

ジェラシー1巻 電子書籍



ジェラシー1巻 感想まとめ


三代目明虎と櫓木の強烈な出会い


ひょんなことから櫓木邸に転がり込んだハチ。櫓木が「自分の全てだ」という愛娘の麗華ちゃんとの奇妙な3人暮らしが始まります。

そして舞台は27年前の1989年へ。若き日の三代目・明虎と側近の浅生田が小説家のところへ借金を取り立てに行くと、そこに全裸でいたのが若き日の櫓木でした。

出会いも強烈なら互いに全く動じないところも大物ぶりと狂気を感じさせます。櫓木は運命に導かれるように明虎に強い関心を持つのでした。

ジェラシー1話 ネタバレ感想

似たもの同士だから惹かれあう2人


櫓木のタレこみによって乱交パーティの現場に踏み込んだ明虎&浅生田。そこにはもちろん櫓木の姿もありました。浅生田のピザの配達員コスプレがおいしいです。

櫓木を気に入って食事に誘う明虎。2人は狩る者と狩られる者で、その名が示す通り虎と兎の関係に似ています。実は似た者同士の2人だからこそ互いに惹かれあうでしょう。

明虎の側近の浅生田は明虎が櫓木と近づくのを内心良くは思っていないようです。明虎を「虎くん」呼びできる理髪店の渋いオーナーも新キャラとして出てきました。

ジェラシー2話 ネタバレ感想

サウナで我慢大会


櫓木はどうにかして明虎に近づこうと画策し、大和会の親戚筋にあたる弥生会の半田本部長に取り入ります。半田は櫓木の色気に堕とされてすぐに夢中になってしまいました。

この半田はでっぷりした汚いおじさまなんですがかなりチョロいんですね。でも憎めない。そしてこの半田による大きなうねりがこの後控えているとは、この時は誰も思っていませんでした…。

いっぽう浅生田の知恵で明虎と会えずにいた櫓木はようやくサウナで明虎と再会します。明虎さんいい身体です。身体もイケメン。

ほんのひとときの平和を楽しもうとするかのごとく、サウナで我慢大会をする2人が学生みたいでかわいかったです。さあ我慢大会の勝者は?

ジェラシー3話 ネタバレ感想

明虎の奥さんとチビ辰之


冒頭で少しだけ現代パートに戻りました。麗華ちゃんの知恵によりハチを手錠で繋いで家族として3人で眠る櫓木家の夜。麗華ちゃんは娘なりに眠れないパパを気遣っていたのでした。

舞台は再び激動の過去へ。明虎の奥さんと赤ちゃんの頃の辰之が出てきます。かーわーいーい!奥様も肝が据わっていて強くて逞しい美人。

半田のことは利用しているだけの櫓木でしたが、半田に自分よりも大切なものがあると感じると嫉妬してしまいます。さらに明虎の家族も偶然見てしまい傷付く櫓木。

「最後の最後で必ず失敗する」「お前はずっと独りだ」櫓木への半田の捨て台詞のはずが妙にリアルで胸がざわついてしまいました。さあ櫓木と半田の関係はどうなるのか。

ジェラシー4話 ネタバレ感想

チョロくて憎めないはずの半田がやらかした


半田に両親を殺されてしまい、自らも逃げようとする櫓木。半田を思った以上に甘く見ていたことは櫓木の反省すべきところでしょう。

逃げ続ける中でも櫓木は明虎の仲間になれたようでどことなく嬉しそうな表情です。ギリギリの状態なのにそれを楽しむという狂気。

追われてボロボロになり公園のトイレに隠れていると明虎がやってきます。束の間の甘い逢瀬。しかしそれを切り裂くように明虎を背後から刺したのは半田でした。

ジェラシー5話 ネタバレ感想

感想まとめ


櫓木さんが変態なのは過去に何かがあったからだけじゃなくて、昔からおかしかったんですね(笑)真面目な浅生田さんが櫓木さんを苦手としているのもよく分かります。

明虎さんのほうの気持ちがはっきりしないのもツボで、似た者同士で惹かれているだけなのかあるいはそれ以上の気持ちがあるのか今のところあれこれと妄想するしかありません。

櫓木さんの方ははっきりと「明虎さんは僕を好きでしょ」と言っていますが、その好きがどんな種類のものかは不明です。

明虎さんが櫓木さんを気に入っているのは確かですが、自分の思うままに好きに進めばいいわけではなく明虎には立場があるので、櫓木にかまう前に自制するというところもあったりするのでしょう。

すっごいところで終わった1巻ですが、あの屈折した櫓木さんの話が1巻で収まるはずがないと思っていたので続いて良かったです。

ときどき現代パートに戻ってハチが出てくるのも楽しいです。まだ櫓木さんの中では明虎さんへの執着があり相手にされないでしょうが、ハチにはぜひ麗華ちゃんを味方につけて頑張っていただきたいです。

裏社会に生きる男たちの嫉妬心。まさに「ジェラシー」をキーワードに今後どうお話が傾いていき現代に繋がるのでしょうか。

2巻も楽しみです。

追記)1巻の続きの感想を書きました。

ジェラシー6話 ネタバレ感想

スカーレット・ベリ子先生のBLコミックス


スカベリ先生へのインタビューはこちら。ちょっとびっくりな大和辰之の衝撃の事実が明らかになります。

大和辰之の衝撃の事実(笑)とスカーレット・ベリ子先生への貴重なインタビュー

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