花鳥風月49話のネタバレ感想です。最新話でコミックス7巻の感想になるのでネタバレにお気をつけください。

突然仕事中の事務所に訪れた吉利谷から真顔でプロポーズされた財前は、本気だとは思えずにいつものようにスルーしようとします。

真剣であることを証明しようと仕掛けてくる吉利谷を思わず掴んで投げ飛ばしかける財前。2人はスーツのまま投げ合ってガチバトル寸前!

かーらーの甘いキスと反応した股間で吉利谷の本気は伝わったかと思いきや…というところまでが前回48話でした。はっきり言って神回でした。

花鳥風月48話 ネタバレ感想

それでは以下志水ゆき先生の「花鳥風月」49話ネタバレ感想です。

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花鳥風月49話 感想 ネタバレあり


プロポーズされたので殴りました


扉絵はチラ見せの通りの吉利谷×財前の幼少期&大人の2ショットです。49話は子ども時代の2人に会える!これは私の大好きなやつだあ!というわけで大興奮の49話です。

面会時間ギリギリになって星川先生のお見舞いに訪れた財前。先生に頼まれていた本を届けに来たようですが、多少沈んだ浮かない表情です。

言葉少なな財前に、星川先生は「何があった?」と優しく声をかけました。保護者代わりだという星川先生の前では財前も隠し事はしにくいようです。

「吉利谷にプロポーズされたので殴りました」

事実をありのままに伝える財前。あのキスのあと、吉利谷のお腹をパンチして形勢逆転した財前は、吉利谷の胸ぐらを掴んで言いました。

「キスの前になにかひとこと言うべきことがあるんじゃないのか!?」

「え?させて下さい、とか?」

まったく分からないといったような困った笑顔の吉利谷に財前はブチ切れてそのままボコボコに殴りつけたのでした。

うーん、言うべきことって何でしょう。盛大なプロポーズをしてからのキスなので順序としては大きく間違ってはいないはずですが。。。

「俺の総てをもらってほしい」とまで言ったのにこれ以上何を言う必要があったのでしょう。単純に「愛してる」みたいな甘いセリフ?それとも星川先生のところに行った帰りだということで星川先生がらみのことでしょうか。

財前がかなりマジな表情でキスを怒っているので、吉利谷のこれまでの行いによる何か引っかかりがあるのかもしれません。

キスくらいはしたことあったのに


吉利谷を殴ったと聞いて「普段はスマートぶっているくせに、案外吉利谷君はダメな子だねえ」と星川先生は苦笑いするしかありません。

財前は、星川先生が見舞いに来た吉利谷に何か話したのではないかと疑問に思っていました。突然の吉利谷のプロポーズをいぶかしがっているのでしょう。星川先生に言われてプロポーズの話を持ち出したのだと疑っている様子です。

しかし星川先生は穏やかな笑顔で「特には何も?」とあっさり流しました。いつもの読めない笑顔を見せる星川先生に、財前もそれ以上はつっこめません。

「早く良くなって戻ってきてください」心配そうに言葉をかける財前に、星川先生は落ち着いた表情のままで「早く退院できるようにがんばるよ」と静かに答えました。

財前の伏し目がちな暗い表情を見る限り、星川先生の体調がよくないことには薄々勘付いているようです。

いっぽう殴られた吉利谷のほうは、自宅のベッドでボロボロのまま横になっていました。まさか財前があそこまで怒るとは思っていなかったようで、深いため息をついています。

今までも舌こそ入れなかったけどキスくらいはしたことあったのに。

財前に寄せる好意や甘えは友情の域を超えないと思っていたのは吉利谷も同じでした。しかし友情が恋情にシフトすることはままあります。

それに財前は、もうずっと前から人間として吉利谷の心の特別な場所にいる大切な人なのでした。

幼少期の吉利谷&財前&一見


小学生のころ、何かスポーツをやるなら護身術にもなる格闘系がいいと道場に通うことになった吉利谷。その道場で出会ったのが今も繋がりのある財前と一見でした。

一見のおじさんの家の道場に通っていた3人は、同い年ということもありすぐに仲良くなります。子供の頃の一見と吉利谷のビジュアルが似てますが眉毛の形が違いますね。太眉が吉利谷、細眉が一見です。

出会った当初から一見も財前も、何事においても王様だった吉利谷をこてんぱんにして凹ませます。テストで100点の2人に対して吉利谷は98点。一見は100点以外とったことないと舌を出していてかわいいです。

何かにつけて敵わないのにそれでも道場に通い続けていたのは、極限まで体を動かした日だけはぐっすりと眠ることができたからでした。

吉利谷の背中にある大きな傷についても、一見と財前だけは何も触れてきません。

たいていは体育の着替えなどでクラスメイトたちは好奇心を抑えきれずに質問責めにしてくるのに、一見は「傷は見慣れているから」、財前は「人のことを詮索するのはよくないから」という理由でそっとしておいてくれました。

ある夏の日、3人でアイスクリームを食べているとスッと自分のアイスを差し出してきた財前。吉利谷がじっと見ていたからひと口あげるという意思表示です。

ちょっと照れながら食べようとした瞬間、横から一見が思いっきり財前のアイスに嚙みつきました。怒る吉利谷にあきれる財前。してやったりの一見。

誰かと食べ物を分け合ったり回し飲みしたり、ふざけあって楽しく過ぎた少年時代の優しい思い出の数々。

同じ学校のクラスメイトとはしたことのないことを財前と一見とだけはできたし、週に1回しか会えないことがずっと物足りなかった吉利谷は、中学は2人と同じ学校を選びました。

両親が亡くなり様子がおかしくなる財前


中学では学年が変わると同じクラスになったりバラバラになったりしながら、それでも週末は3人でつるみ、夏休みは海か山へ行こうと話していた矢先に財前の両親が亡くなってしまいます。

突然両親を失った悲しみや今後の不安を抱えた財前の気持ちよりも、転校したり引っ越しで会えなくなることばかりを気にしていた吉利谷。

結局、母親の親戚の家に妹と2人引っ越すことになり通える距離だから転校しないと財前に聞いた吉利谷は大いに喜びます。

一見も一見なりにクールですが財前を気にかけていて、幼馴染3人の結束と絆はとても固いものになっていました。

「環境に慣れるまで妹との時間を優先したい」という財前の気持ちを汲んで夏休みは思っていたほど遊べませんでしたが、それでも何度か遊んだり一緒に宿題をして夏を満喫していた吉利谷たち。

しかし夏休みの登校日、校内で見かけた財前はやつれた表情で疲れきっていました。驚く吉利谷は、財前を保健室に連れ込みます。

多少強引にですがベッドに押し倒して横になる2人。「保健室のベッドって硬いのに家より安眠できるんだよな」財前に抱きついて眠る吉利谷にあきれつつ、財前もうとうとしはじめました。

しばらく眠っているとふと目覚めた吉利谷を無意識に抱きしめる財前。

「大丈夫、何があっても絶対守るから…」

単なる寝言で自分に言ったわけではないと分かっていても、なんとなく気になる吉利谷は…。50話につづく。

花鳥風月49話感想まとめ


ラストの吉利谷の「あの時財前が何に苦しんでいたか俺はまったく気が付かなかったんだ」というモノローグがなんだか物悲しくてハラハラします。

財前に妹がいたというのも驚きですが(そういえば5巻で「姪がいる」と言っていました)この寝言は妹に向けてのものなのでしょうか。

だとしたら引き取られた親戚の家でうまくいっていない可能性が高そうです。兄妹で辛い目にあっていないといいのですが。。。

吉利谷と財前と一見は小学校の頃に道場に通っていた仲間だったということで、予想が当たって嬉しいです。

糸くんが誘拐されたときに一見が乗り込んで吉利谷とバトルしたり、前回のキスの直前に吉利谷と財前が組み合ったり、確かにこれまで3人とも身のこなしがキレッキレで武道を修めた人のものでした。

柔道か空手か合気道あたりかな。小学校の頃から鍛えていたならかなりの腕になっているはずです。

吉利谷×財前編の過去回想シーンには一見もちょくちょく出てきますが、恐らく一見に関しての掘り下げは一見×糸くん回まで待つことになるのでしばらくはお預けでしょう。

でもちらほらと小中学生の頃の一見が出てくるのは嬉しい限りです。美少年最高。このころからゲイの自覚はあったのかな。妄想は膨らみます。

3人とも勉強ができて、その中でも財前と一見はさすが現在の弁護士と医者だけあって優秀な子どもだったようですね。大人のイケメンな姿の面影もあって幼い3人のビジュアルがかっこかわいいです。

吉利谷もお勉強ができるタイプだったのは意外ですが、こんな優秀でスポーツもできてビジュアルの整った3人が揃っていたら学校でもさぞ目立っていたことでしょう。女の子にも密かにモテてたんじゃないかな。

吉利谷の背中のヤケド痕のような大きな傷痕も何が原因なのか気になるところです。前回「家族とはとっくに縁を切っている」と言っていましたが、この傷も家族がらみのものなのかもしれません。

かけがえのない日々を送った小中学校時代を経て今があり、一見も含めて3人で腐れ縁の大切な友人で幼馴染の3人。吉利谷×財前編が始まってすぐ3人で食事をしているシーンを今読み見返すとなんだか感慨深いものがあります。

幼少期の記憶があまりにもキラキラしているので忘れがちですが、現在の財前が怒って言った「キスの前に言うことがあるだろう」という言葉の真意も次回以降に持ち越し。

吉利谷いわく「キスくらいは今までもしたことあった」という衝撃発言もありました。ん!?どういう状況で?どっちから?それでどうなったの?あああ気になるー!

というわけで次回は10/13発売のディアプラス11月号です。

ではまた「花鳥風月」50話の感想でお会いしましょう。

追記)50話の感想を書きました。

花鳥風月50話 ネタバレ感想

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