飴色パラドックス4巻の感想まとめです。

2年ぶりに飴パラが発売になりました。2015年発売の3巻から2年ぶりの新刊になります。2巻から3巻は3年待ったので徐々に間隔が短くなっているのが嬉しいです。

4巻では実力派として芸能界で活躍する40歳の男性俳優のスクープを追った新展開になっています。ちょっとほろ苦い結末なので蕪木も尾上もいろいろと思うところがあったのではないでしょうか。

尾上は特に俳優の人柄に触れた後だったので辛い経験になったに違いありません。ま、蕪木がいるから何も心配はいりませんが。4巻でもやっぱり2人のラブラブ度は増し増しでニヤニヤしてしまいました。

それでは以下夏目イサク先生の「飴色パラドックス」4巻感想まとめです。ネタバレにお気をつけください。

飴色パラドックス4巻 電子書籍




飴色パラドックス4巻ネタバレ感想まとめ


付き合っている宣言で笠井を牽制!


笠井の尾上への態度が敵意から好意に変わった3巻ラスト。それ以来笠井は、尾上と蕪木がどんな関係なのかと職場でもじっと観察するようになりました。

そんな折、笠井の前の職場の記者とばったり会ってしまい笠井はなじられてしまいます。言い返すこともできないほどのトラウマになっているのを見るに見かねた尾上は笠井を庇ってあげました。

蕪木の嫌な予感は的中します。案の定、さらに尾上への気持ちを深めかける笠井。蕪木ははっきりと「尾上と付き合っている」と認めて笠井を牽制しました。

それをベンチで偶然聞いていた怪しい人影。話題は印南編へと移ります。

実力派俳優が親友の男に片思い?


実力派でならした40歳のイケメン俳優印南(いなみ)と20歳のアイドルとの歳の差熱愛スクープを狙って密かに動いている蕪木と尾上。

なかなか尻尾を出さない印南は警戒心が強く、どうしても女性との決定的な写真を撮れません。2人で手分けすることになり、尾上が印南の張り込み担当になりました。

しかし印南に、張り込み中の尾上があっさりと芸能記者であることがバレてしまいます。印南は尾上から見ると気取らず気さくで優しそうな善人。しかもなぜか尾上に心を許して、親友の男にずっと片思いしているというすごい秘密を打ちあけてきました。

飴色パラドックス4巻7話 ネタバレ感想

優しげな印南の本性がチラリ


撮影ロケを張り込む尾上は、蕪木から聞いた「印南が共演女優をAVに斡旋している」という黒い噂など信じられないような好青年ぶりを発揮する印南を見て、噂はガセなのではないかと考えていました。

印南は尾上のことを気に入ったらしく、見かけるたびに声をかけてきたりと親しげにふるまいます。尾上もすっかり印南を「いい人」認定してしまいました。

スクープ対象者と親しくなってしまった尾上と蕪木はぶつかります。喧嘩は悪化せずにすぐにくっつきますが、どちらも主張がありモヤモヤしているのは事実。笠井は2人をドキドキしながら見守るポジションに落ち着きましたw

ある時、蕪木と張り込みしている尾上にまた声をかけてきた印南。3人でお茶することになり尾上が席を外した瞬間、印南の本性が見え始めます。

飴色パラドックス4巻8話 ネタバレ感想

印南よりも蕪木が大事な尾上


警戒と追及を緩めない蕪木にはいつもの柔和なスマイルをひっこめ、さすが役者という怖い表情を見せる印南。蕪木と尾上の関係も知っているそぶりで「大事な子(尾上)が悲しむ姿は見たくないでしょ?」とやんわり蕪木を脅迫してきました。

蕪木はそれを聞いて印南を追うのを急遽不自然に中止します。その態度に違和感を感じた尾上は、笠井の協力のもとひっそりと調査続行し、印南がやはりクロではないかという結論に至りました。

蕪木を問い詰め印南に脅されたことを聞いた尾上は、正義感に火がつきます。そもそも尾上は印南よりも蕪木が元気がないほうが気になっていたのでした。

次の犠牲者が出る前に何としても印南を止めたいと思う尾上。この取材は、人としても仕事としてもするべきこと。尾上の覚悟に、蕪木もふたたび加わり印南を徹底調査することが決まりました。

飴色パラドックス4巻9話 ネタバレ感想

今正しいと思うことをしなさい


尾上たちが確たる証拠や証言がほしいと取材を進めるうち、現役の女優から「印南にAV斡旋されて辞めたくても辞められない」という涙ながらの証言を得ることができました。

有力証言を得たものの、これを記事として出してしまうと印南の役者生命は途絶えてしまいます。「尾上くんと知り合えてよかった」とまで言ってくれた印南。

編集長に「今正しいと思うことを」と助言を受けた尾上は記事の掲載を決め、蕪木と共に印南に会いに行きます。印南はスクープを告げてもいつもの笑顔を崩しませんでした。

好意を寄せる親友のためとはいえ、笑顔の裏では苦悩して心のどこかで誰かがとめてくれるのを待っていたのかもしれません。

切なくなって蕪木に甘えたりつつも、尾上は心が重たい様子であまり元気がありません。恋をして仕事をして生きていくことのほろ苦さを知った尾上なのでした。

飴色パラドックス4巻10話 ネタバレ感想

世界一かわいい「スポ」とは


印南編が終わり一呼吸置きましょうということで続くは日常ほのぼの回です。こういう息抜き回が地味に大好きです。いちゃいちゃしていてくれたらなお良し。

珍しくフラフラと酔っ払いになって帰ってきた蕪木、尾上にスポっと服を脱がされる蕪木、甘えてデレる蕪木を堪能できました。デレ80%くらいですかね。最高です。大事なセリフを嚙んでしまう尾上もかわいかったです。

飴色パラドックス4巻11話 ネタバレ感想

描き下ろしは、尾上のひょんな提案から一緒に暮らそうという話になり一瞬盛り上がるも、会社にどう言えばいいかとう問題に突き当たって結局は保留になるというお話でした。今は難しくてもいずれは同居ということになりそうですね。

飴色パラドックスと花恋つらねのコラボ漫画


BL雑誌ディアプラスの20周年記念号に夏目イサク先生の2作品「飴色パラドックス」と「花恋つらね」のコラボ漫画がありました。飴パラと花恋のどちらに収録されるか不明なのですが一応掲載しておきます。※追記)4巻には収録されませんでした。

蕪木×尾上と源介×惣五郎のラブラブカップルがニアミスするというドッキドキのお話でした。蕪木の思いきった行動が男らしかったです。どちらの作品のファンにも嬉しいコラボ漫画でした。

駅前デート ネタバレ感想

コミックスはAmazonの限定盤の小冊子目当てで待ち構えているのでポストに届くのが楽しみです。

追記)アマゾン限定の小冊子読みました。ツイッターで募集されていたものですね。5歳児の尾上とか3歳児の蕪木とかかわいすぎて悶絶しました。

感想まとめ


印南編ではシリアスな展開でほろ苦いラストになりました。印南のその後ってどうなるのでしょうね。

実力派俳優として長く活躍してきてこれまで培った芸能関係者のコネもあるでしょうし、しばらく活動休止とかで数年後にまた少しずつテレビや映画に出始めるとかでしょうか。

それともきっぱり芸能界から離れるのかな。胸に迫るような長く苦しい片思いをしていた親友の彼とも距離をおくべく海外に拠点を置くとか、いったん全てから離れて人生をやり直すというのもありなのかもしれません。

尾上に見せていた顔がすべてお芝居だったわけではないと思いたいし、根っからの悪人ではないはずなのでうまく人生を立て直せるといいなと思います。

芸能人と記者って難しい関係ですよね。お互いに仕事としてやっている以上、追う人と追われる人の間になんらかの「情」を挟むと両者が辛いことになるケースが多そうです。

多少喧嘩しようが仕事でぶつかろうが大きくこじれずに、結局は甘々でいちゃついてくれるラブラブな蕪木と尾上は安心して見ていられました。

蕪木が尾上を好きすぎで大事に想っているのが伝わってきて何回もにんまりしてしまいました。仕事とラブがどちらもほどよく絡んでくるので4巻になってもぜんぜん飽きません。この2人のことをずっと見ていたいです。

3巻では笠井がかなり絡んできて騒々しくドタバタしましたが、4巻では牽制の甲斐もあって笠井がかなり大人しめでした。このまま蕪木&尾上カップルを見守る不憫ポジション確立かな?w笠井にもそのうちいい人が現れるといいですね。

4巻がシリアスだったぶん5巻からはおバカなお話になるということなので期待しています。

追記)電子版も読みました。限定のオマケは中学生の頃に蕪木と尾上が出会っていたらというショートです。中学時代の蕪木は人を寄せつけずあまり仲良くなれなかったかもしれないので、やはり大人になってから出会って良かった2人なのでした。

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