花鳥風月50話のネタバレ感想です。最新話でコミックス7巻の内容の感想になるのでネタバレにお気をつけください。

突然プロポーズとキスをしかけてきた吉利谷を投げ飛ばした財前。入院している星川先生にも報告しますが、いまひとつ吉利谷の真剣な気持ちは財前には伝わりきっていないようでした。

幼馴染である吉利谷と財前の出会いは小学生のころに遡ります。一見のおじさんが運営している道場で財前と一見に出会った吉利谷は、3人でいることが心地よくキラキラした青春の日々を送っていました。

ところが中学に入ったある日財前の両親が亡くなってしまいます。妹と一緒に親戚の家に預けられることになった財前は、なぜかどんどんやつれていき…という前回49話の復習はこちら。

花鳥風月49話 ネタバレ感想

1回お休みだったので久しぶりに読めて嬉しいです。それでは以下ディアプラス12月号、志水ゆき先生の「花鳥風月」50話の感想です。ネタバレにご注意ください。

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花鳥風月50話 感想 ネタバレあり


その叔母さんやばくないか?


吉利谷の強引な誘いで学校の保健室で爆睡してしまった財前。起きたら昼で、無遅刻無欠席だった財前にとっては人生で初のサボリになりました。

登校日だから授業がないのがまだ救いでしょう。それよりも眠ったことによって財前の顔色がよくなったことに吉利谷は安堵していました。親友の様子がおかしくて心配していたんですね。

2人が揃って校門を出ると待ち構えていたのはチラ見せにあったように一見と財前の妹の千尋ちゃんでした。大泣きする千尋ちゃんに事情を聞くと、なぜか叔母さんに勝手に切られてしまったと言います。

叔母さんはさらに、男の子っぽいものが似合うからスカートをやめてパンツを履くように言ってくるなど不可解なことばかり進言してきました。

その叔母さんやばくないか?

鋭い一見の指摘。しかし困惑顔の財前はどうすることもできません。すると吉利谷はみんなで夏祭りに出かけようと助け舟をだしてくれました。

浴衣を来てチョコバナナ食べよう、と誘う吉利谷。浴衣もないし髪も着られてしまって泣きべそ顔の千尋ちゃんに、呉服店の浴衣無料貸し出しパンフレットを手にして見せました。

ナイス吉利谷!こういうのはいい気分転換になりますよね。財前はもちろんですが、まだ小学生の千尋ちゃんはいきなり両親を失っただけでもショックなのに、引き取られた叔母さんには髪を切られたり不可解なことをされて心細いでしょう。

夏祭りでキスする吉利谷&財前


夏祭りは華やかで、借りた浴衣で嬉しそうにはしゃぐ千尋ちゃん。今だけでもほっとできて楽しめる空間が持てて良かったです。

千尋ちゃんとはしゃぐ吉利谷の笑顔をじっと見つめる財前。ふとつられたように優しく微笑みます。この時恋に堕ちたのでしょうか。それとももっと前から?落ち着いた財前の笑顔が眩しいです。

「千尋のこと、ありがとな」

吉利谷と2人になったときに照れながらお礼を言う財前。

「じゃあお礼にひとくち」

吉利谷は笑顔で財前が手にしたチョコバナナにかぶりつこうとしました。すると財前がうっかりチョコバナナをよけたタイミングで2人の唇が重なります!

唐突なラッキースケベ(?)きたー!

2人ともまんまるに目を開けたままなのが妙にツボです。慌ててさっと離れる財前は、赤くなりながら手のひらで唇をごしごし。すると吉利谷は「汚いもんとちゅーしちゃったみたいな態度、地味に傷つくんですけど」と「もっとしてやる」とSスイッチが入りました。

さらにキスを重ねて悪ふざけをする吉利谷に、財前は普段から道場で鍛えている脚を使ってみぞおちををゴスッ!膝がまともに入った吉利谷はもだえ苦しみます。

「お前のせいでチョコバナナ落とした」

すっかりいつものクールな表情に戻って抗議する財前に、吉利谷は結局チョコバナナをご馳走することで和解しました。

千尋ちゃんが犠牲に!?


楽しい夏祭りが終わって歯磨きをしていると、吉利谷とのキスを思い出してまた照れる財前。しかし自室に戻る途中で千尋ちゃんの部屋のドアが少し開いていることに気づきます。

嫌な予感に心臓が激しく脈打つなか、そっと部屋の様子を覗いた財前が見たのは、疲れて眠っている千尋ちゃんの服と下着を脱がそうとしている男の姿でした。

「叔父さん?千尋の部屋で何してるんですか?」

驚愕しながら問いかける財前に、叔父さんは何も答えられません。するといつの間にか背後にやってきていた叔母さんが口を開きます。

「また寝ぼけたんですか?私たちの寝室は向こうですよ」

そのまま叔母夫婦は無言で千尋ちゃんの部屋を出ていきます。財前は混乱しながらも、千尋ちゃんの部屋の戸を開けられないように家具を動かします。

その場にうずくまったまま一睡もできなかった財前は、夜明けとともに眠ったままの千尋ちゃんを背負って叔母宅を出たのでした。

花鳥風月50話感想まとめ


吉利谷と財前の甘い夏祭りキスにほわほわしていたら後半できっついのが襲ってきました。叔母さんの口ぶりからは、悲しいことに今までにもこういうことがたびたびあったのでしょう。

千尋ちゃんが眠っている間だけいたずらをしていたのか、意識のある状態でもそうしてきたのかは分かりませんが、抵抗できない小学生を相手になんということを。。。

家を出てもどこにも行くところがない幼い兄妹はこの後どうするのでしょうか。財前がこのところずっと寝不足だったのは、夜中に千尋ちゃんの部屋からする物音で「何かおかしい」と勘付いていたからなのかもしれません。

うすうす夫の行動に気づいているのに何もできない叔母さんの目が据わっていたのも怖いです。幼い小学生への被害を見て見ぬふりをし続けてきたということ。

髪を短くしたり男の子っぽい服装をさせようとしたり、むしろ千尋ちゃんのほうが誘惑しているからいけないというような雰囲気を感じます。この歪んだ夫婦のところからは絶対に今すぐ離れたほうがいい。

でも養育されないと生活できない中学生と小学生にはどうしようもないですよね…。選択の余地がないのが一番切ないです。こういうときどうすればいいのか、頭の良い財前のことだから警察や児童相談所に駆け込むという発想があるといいのですが。

後の保護者である星川先生とはどうやって出会うのかな。星川先生でなくてもいいので早々にしっかりした大人に保護されて、何よりも千尋ちゃんがこれ以上叔父さんの性的な道具にさらされないことを祈りたいです。

それにしても前半の夏祭りキスは甘かったですね。チョコバナナ以上に甘いキス展開にニマニマしてしまいました。49話で吉利谷が言っていた「キスしたことがある」というのはこ時のことだったんですね。

中学生の甘酸っぱい初キスの思い出。吉利谷は全然自覚がないようですが、ムッとしてもう一回するとかもう財前のこと大好きすぎるでしょとつっこみたくなりました。

一見もひそかに2人のキスに気づいていたんじゃないでしょうか。千尋ちゃんの相手をしてさりげなく彼女の目には入らないようにしてくれていたのかと思うとナイス一見です。

次回は12/14発売のディアプラス1月号です。

それではまた「花鳥風月」51話の感想でお会いしましょう。

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