ギヴン4巻のネタバレ感想まとめです。

高校生組の恋がかわいらしく見えるほど、これまで思わせぶりだった春樹と秋彦の関係が大きく動きました。メンバー4人の中で自分一人だけが平凡だと悩み音楽に行き詰まった春樹は、息抜きにと軽い気持ちで他のバンドを手伝うことになります。

しかし雨月とのあやふやな関係に疲れた秋彦がそんな春樹に八つ当たりのように迫り、とうとう2人は関係を持ってしまいました。バンド内の大人組が主人公だった第4巻は、秋彦と春樹が好きな人にもそうでない人にも賛否両論を巻き起こしそうです。

3巻の感想の復習はこちら。

ギヴン3巻 ネタバレ感想まとめ キヅナツキ

ギヴン4巻 キヅナツキ 電子書籍


ギヴン4巻の電子書籍は1/12に発売です。電子派の人はもう少し待ちましょう。

追記)電子版が発売されました。

ギヴン(4)

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ギヴン4巻 感想 ネタバレあり


秋彦と雨月の昔の恋物語


秋彦つながりで雨月と会うことになった真冬。天才は天才同士で通じるものがあり、雨月は真冬のことが気に入った様子です。

いっぽう秋彦は春樹に何気なく「器用貧乏」だと指摘されてしまいます。実はそのことで高校時代から秋彦は並々ならぬ思いを抱えて音楽と向き合ってきたのでした。

出会うべくして出会った高校時代の秋彦と雨月は、互いに強く惹かれあい求めあいながら、しかし音楽のために別れざるを得なかった過去がありました。

ギヴン17話 ネタバレ感想 キヅナツキ

言葉を省いたら恋人関係はダメになる


秋彦のところに入り浸って音楽の世界に没頭する真冬。しかし立夏はそれがどうにもおもしろくありません。独占欲と嫉妬心で苛立ち、つい嫌味を言ってしまったりそっけなくしてしまったりして素直になれない立夏。

言葉を省いてしまったらダメになる。過去の恋の経験から嫌と言うほどよく分かっている真冬は、夏休みの教室で密かに立夏とキスをして仲直りしました。

順調な高校生組に対して、秋彦と雨月の関係はどんどん悪化していきます。また新しい彼氏を作った雨月にヤケになって女遊びを始める秋彦のベッドインの真っ最中に電話をかけてしまうタイミングの悪い春樹が不憫です。

冷たい秋彦の言動に傷ついた春樹に見かねたタケちゃんから救いの手が差し伸べられました。他のバンドのサポートに入らないかというお誘いです。

ギヴン18話 ネタバレ感想 キヅナツキ

荒れた秋彦に押し倒される春樹


秋彦のこともあり最近音楽を純粋に楽しめなくなっている春樹。誘われたバンドは実は春樹の元カノがいるバンドですが、気晴らしになるかと軽い気持ちで手伝ってみることにしました。

すると意外と楽しく、春樹は正式にサポートの話を引き受けようかと思い始めます。しかし立夏や真冬の才能に圧倒されるところもあり、サポートの話はバンドメンバーには言い出せないままでした。

そんなある日、深夜に大きな荷物を抱えた秋彦が春樹を訪ねてやってきます。不機嫌で疲れた表情の秋彦は、春樹のサポートの話を聞くやいなや春樹を押し倒してしまいました。

ギヴン19話 ネタバレ感想 キヅナツキ

ついに哀しい関係をもってしまった大人組


雨月への狂おしい想いを胸に秘めたまま、秋彦は春樹の自分への気持ちを楯にして春樹に迫ります。慌てる春樹ですが、惚れた弱みで身体を許してしまいました。

秋彦に突き放されたみじめな気持ちを整理すべく部屋を出ていく春樹。たったひとりで泣きながら夜道を歩く春樹が痛々しくて苦しいです。

春樹その足でタケちゃんのところへ向かいました。髪を切ってもらい自宅に帰るとそこにはまだ秋彦がいて…。

ギヴン20話 ネタバレ感想 キヅナツキ

バンドは全員天才だと成り立たない


信じられないことにまだ春樹の家にいた秋彦は「帰るところがない」と、春樹に助けを求めました。とんでもないクズ男ですが、春樹は同じバンドメンバーとして突き放すことができません。

春樹のザワついた気持ちはバンドの音にも如実に現れます。ところが音楽的に辛い状況の春樹を救ったのは、他でもない秋彦なのでした。

バンドは全員天才だと成り立ちません。だから春樹はバンドに必要な人です。ずっとそう言い続けてくれていた秋彦。結局あんなことがあったのに春樹は秋彦のことをあまり嫌いになれず、2人は一緒に暮らすことになりました。

ギヴン21話 ネタバレ感想 キヅナツキ

春樹の決定的な失恋(5巻)


最低なことが起きたのに秋彦と同居している春樹に半ばあきれぎみのタケちゃんは、どこまでも常識人でいい人です。

春樹にとっては切なくて辛い出来事でしたが、そこまで後ろ向きにならずにすんでいるのはタケちゃんがさりげなく気にかけてくれるというのも大きいでしょう。

バンドとしての活動は本格的に動いていきそうな中で、大人組の恋はほろ苦く、夏は終わりに近づいていくのでした。

ギヴン22話 ネタバレ感想 キヅナツキ

ギヴン4巻 感想まとめ


春樹と雨月はお互いが「替えのきかない存在」だと3巻にあったように、春樹の恋は叶うことがないのだろうなとは薄々は思っていましたが、いざそうなるとやっぱりすごく切ないですね。

しかもこんな形で無理に関係を持ってしまって…。秋彦の心が別の人を見ているのは明らかなのに、でも好きだから春樹は秋彦を拒むことができませんでした。

願掛けしていた長い髪も切って、それでもなおダメ男な秋彦を見放すことができない心優しき春樹。私は春樹と雨月が最終的にはまとまると思っていますが、やっぱり春樹の気持ちを思うと辛いです。

雨月と秋彦はお互いが不可欠で絶対的な存在なのに、愛しているのに離れざるを得ませんでした。すべては音楽のために。なのにどうしても離れようがない、手を離しきれない未練が残り2人ともが出口の見えないトンネルをさまよっています。

つかみどころのない天才雨月が秋彦を一方的に振り回しているだけの関係ではなく、雨月もまた心から秋彦を欲していて、その魂の叫びを彼のヴァイオリンに全身全霊でぶつけているのでしょう。

大人組のこじらせた恋模様とは裏腹に、高校生組の恋がピュアでかわいくて心のオアシスでした。高校生っていいな。夏休みの教室でのひっそりチューとか萌えの塊でした。

雨月のことはさておき、4巻で大人組(春樹)の恋は一応の決着がつきました。ここからまた高校生組に波乱がありそうな予感です。コンテストもどうなるかな。上手くいくといいですがそう簡単にコトは運ばなさそうです。

そろそろ立夏と真冬の関係を揺さぶるような新キャラとかが出てくるでしょうか。それとも2人の間で迷いや悩みや葛藤でグルグルするかな。

キスしかしていない立夏と真冬に何か進展はあるのか。立夏は無事にDTを卒業できるのか。乞うご期待です。真冬は元カレと経験がありますがDT立夏がどんなふうに男を見せてくれるのか今からすごく楽しみです。

4巻の続きの感想はこちら。

ギヴン22話 ネタバレ感想 キヅナツキ

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