ジェラシー9話の感想です。雑誌最新話でコミックス2巻の感想なのでネタバレにお気をつけください。

明虎の妻である麻巳姐さんが思った以上に自分を受け入れたことに困惑を隠せない卯一。「メスは2人もいらない」と余裕の麻巳さんは、卯一が女になるなら受けて立つ気満々です。

いっぽう卯一は明虎に「俺達は響きあうことができる」と言われて有頂天になっていました。株で稼いで自分にしかできない仕事をしようとする卯一はさっそく当たり屋の真似事をはじめますが…。前回の復習はこちら。

ジェラシー2巻8話ネタバレ感想

それでは以下「ジェラシー」9話のネタバレ感想です。

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ジェラシー1巻 ネタバレ感想まとめ

ジェラシー2巻9話感想 ネタバレあり


久しぶりの現代篇!ハチ&麗華ちゃん


冒頭から学校らしき焼却炉のごみ袋から自分のくつを見つけ出す麗華ちゃんの姿からスタートです。なにやら不穏な雰囲気が漂っていますが、もしかして麗華ちゃん学校でイジめられているのでしょうか。

薄汚れたごみ袋の山の前でたったひとりでゴミを漁り、泥だらけのくつが見つかったことでほっとしている麗華ちゃんの後ろ姿が何だかとても切ないです。

家に帰るとハチが卯一に手錠をかけられて軟禁(?)されていました。卯一はどうやら会合に呼ばれて行く前に、ハチが何か変なことをしないようにと手錠をかけてスタンドに繋いだようです。10日一緒に過ごしてもまだ信用されてないハチw

2時間くらい麗華ちゃんが帰ってくるのを待っていたハチは、トイレに行きたくて手錠を外すためのヘアピンを貸してほしいと頼みました。ヘアピンで手錠を外せるハチって何者なのでしょうか。まだまだこの青年には謎が多すぎます。

犬用のトイレシートがすぐそばに置いてありますが、ハチもさすがにそこまで人間を捨てられません。麗華ちゃんのヘアピンで無事にトイレを済ませるハチを見てくすくすと笑う麗華ちゃん。

「もし私が学校に行きたくないって言ったらパパが心配しちゃうよね」

困ったような笑顔でハチに話す麗華ちゃんに、八はあっさりと「行きたくないなら行かなくていいんじゃない?」とあっさりと答えました。どうでもいいけどハチの着ているトレーナーの文字(ヒモ人生)にじわじわきます。

ハチも卯一もおそらく学校にはロクに行かなかったけれど無事に大人になりました。「まあどうにでもなる」というのがハチの言いぶんです。

学校に行きたくない理由をお父さんには言いたくない麗華ちゃんですが、言わなきゃきっと卯一は話すまで後ろをしつこく付きまとってくるに違いないと考えていました。

「ねーなんで行きたくないの?何かされたの?パパ相談に乗れるよ?なんでなんで?潰したい子の名まえを言いなさい」

とか言いながら卯一が麗華ちゃんを追いかけまわす様子が簡単に想像できるハチ&我々読者。「潰したい子の名まえを言いなさい」とか、そんなこと言われたら麗華ちゃんもよけいに言えなくなってしまいます。

学校でいじめられている麗華ちゃん


卯一パパには言えないけれど、ハチには学校であったことを話すことができる麗華ちゃん。実はクラスの男子の父親が議員らしく、卯一のような893の子供はやっつけないといけないという理由でイジめられているのでした。

さすがにこれは卯一に相談したほうがいいとアドバイスするハチ。しかし麗華ちゃんは絶対にダメだと拒否しました。その理由は「もし自分の仕事のせいでイジめられていると知ったらパパがかわいそう」という何とも健気なものでした。れ、麗華ちゃんいい子!

卯一パパに怒られるから言えないのではなく、パパが悲しむから言えないという子ども心にも卯一を想う気持ちにほろり。ハチにもその健気な気持ちが伝わりました。

ハチは一緒に汚れた靴を洗ってくれて、卯一にバレないように上手に学校をサボる言い訳を考えようと優しく声をかけてくれました。麗華ちゃんも少しほっとしたような表情です。

本当は毎週一緒に見ているプリキュアもそんな気分じゃないから見たくないのに、卯一パパがあまりにも楽しみにしているから言えないとぼそりとつぶやく麗華ちゃんwこれは卯一が聞いたらリアルに落ち込みそうです。

一筋縄ではいかない弥生組の組長


過去に戻って当たり屋をしている卯一は、当たってはいけない車に突っ込んでしまったようです。車から出てきたのは明らかにその筋の人。なんと弥生組の組長です。半田さんの上司にあたる人ですね。

「連れて行くのは僕だけにして」と、当たり屋を手伝ってくれていたホームレスのおじさん達のことをかばう卯一。さすがに今回ばかりは選んだ車がマズかった…おじさん達も青い顔をしています。

事務所に連れて行かれた卯一は、がんばって説明(言い訳)しますが組長の鉄仮面は崩れません。メンツが全ての893の世界。罰を与えないまま帰したとあっては今後の商売にも差し障ります。

組長直々にペンチで小指を挟まれてしまい大ピンチの卯一!

「半田さんとお揃いにする?」

耳元でささやかれてゾッとする卯一。当然ながら組長のもとには、姿を消した半田のことも、手配人である卯一のことも情報が回ってきていました。すべてを見越している弥生組の組長。さすがこの人も一癖も二癖もありなかなか食えない人です。

指を詰められそうになり必死で言い逃れる卯一は、とっさに「弥生組と敵対している幹部に叔父さんがいる」と嘘をつきます。敵対組織の名前は「縄文組」wと適当に言いますがそれがなんとビンゴ。

緊張感のない卯一に組員は若干引き気味ですが、組長は微動だにしません。さらに卯一は口を開きました。

知り合いに週刊誌に記事を書いたりしている超893マニアがいて、構成員の家族や愛人や公になっていない組織の繋がりまで裏情報を握っていること。自分ならその人から縄文組の情報を聞き出すことができること。

卯一は組長に「見逃してくれたら」という条件つきで取引をもちかけます。すると組長はペンチを卯一の小指から離しました。ほっとする卯一ですが、この組長がただで帰すはずもありません。

卯一のお尻を組員に襲わさせます。サラダ油を使って組員の男たち4人にマワされる卯一。組長は黙ってその様子を見ていました。

「得意げな顔をするからだよ。いつもみたいに切り抜けられたって顔をされたら邪魔したくなるのが人情ってものだ」

たまには痛い目に遭いなさい、とタバコを吸いながら余裕の見物の組長。一通り遊ばれた卯一は全裸で道端に投げ捨てられてしまいました。

ひとりで卯一の後を追った組長は裸の卯一にスーツをかけてやり拘束を解きます。そして流れたかに見えた先ほどの卯一の取引を受けると告げました。

「前払いするから情報を集めてもってきてくれ」

「信じるの?僕が言ったこと。このまま持ち逃げしちゃうかもよ?」

組長は卯一に札束を握らせます。卯一は金になるから動きやすいように指は残しておいたと言う組長。指詰めよりも皆で穴兄弟を選んだ組長は、うふふとか笑ってますが笑顔が穏やかすぎて不気味です。

君はまた来るよ。だって君は危険なことをしている自分が大好きだから。

危険なことから抜けられた時の高揚感が欲しくてつい危ない道を選んでしまう卯一のことを一目で見破った組長は、背後から卯一を抱きしめてそのままイかせてしまいました。欲望に勝てない卯一は「もう来ないから!」と捨て台詞を吐いてムカムカしながら明虎のマンションに戻ります。



私といる時くらい私のことを見て


麻巳の作った夕食を食べながら卯一の心配をする浅生田。心配というよりは面倒なことにならないかということだけが気がかりな様子です。

卯一のことを「あの男」と言って、頑なに名前を呼ばない浅生田に麻巳姐さんは呆れ気味です。浅生田としては、崇拝する明虎が卯一にばかり興味を示すのがおもしろくないのでしょう。

「卯一に任せてやれ」と信頼を示す明虎に、浅生田は複雑な気持ちのままうつむくしかありませんでした。麻巳姐さんはそんな浅生田の男の嫉妬が分かっているようです。

日付が変わっても卯一が帰宅しないことを気にしてい時計をチラチラ見ている明虎に対し、麻巳姐さんは「私といる時くらい私のことを見て」とキッパリ。ちょっと切なげに、でも言うべき時には言うべきことを言います。明虎も心ここに非ずだったことを反省しているので、この夫婦はなんだかんだお似合いなのでしょう。

麻巳姐さんの出番&フクザツな心境の浅生田


おそるおそるボロボロの身体を隠すようにしてそっとマンションに帰りついた卯一。ずっと飲んでいたのか、明虎はリビングでひとり卯一の帰りを待っていました。

身体を見せようとせずにお風呂に逃げようとした卯一を追いかける明虎。全裸で見慣れないジャケットだけを着ている卯一に何があったのかピンと来たのでしょう。

「誰につけられた跡だ?」

嫉妬まるだしの明虎に卯一は「ウリはやってない」と説明しようとします。聞かない明虎は卯一を殴り、卯一も反撃します。ところがそれが明虎に火をつけてしまいました。獣の顔で卯一を追いかける明虎。

マンションのリビングがさながら狩りの場と化し、事態は泥沼な痴話喧嘩へ。卯一が思わずつかんだワインの瓶で明虎を殴ってしまい「あっ殺される」とか思っているとすかさず鉄拳が飛んできました。

そこへタイミング良く(いや悪く?)ドタバタする音を聞きつけてやってきたのは浅生田でした。とっくみあいのケンカをする2人を必死で止めようとしていると、突然冷水が3人にぶちまけられました!

バケツの水をぶっかけたのは麻巳姐さん。つよい。結局リビングに正座させられる明虎&卯一&浅生田。なぜか一緒に正座させられている浅生田は120%巻き添えです。不憫な…w

せっかく寝た辰之がぐずりだしおかんむりの姐さん。はじまったお説教に明虎も卯一も耳を貸しません。ぜんぜん懲りてないっていうか小学生みたいな2人。卯一はさっき明虎を殴ったワインボトルのラベルをカリカリと爪ではがしているし、明虎はあろうことか耳が後ろを向いています。ダメだこの2人ww

都合が悪くなると上の空になる2人に姐さんは大激怒です。「私は三匹も子育てする気はないわよ」と2人+浅生田を睨んでため息をつき呆れたまま寝室に戻っていきました。

「こえ~~~~」

ぼそりと同時につぶやく明虎&卯一は、情けない恰好のお互いを見て爆笑し始めました。仲良くじゃれあう2人を見た浅生田は、複雑な気持ちを抱えたまま、明るい雰囲気のリビングを後にしました。

ジェラシー9話 感想まとめ


久しぶりの現代編にテンションが上がりました。過去編がおもしろすぎてついつい現代のハチを忘れそうになりますが、ちゃんと卯一と麗華ちゃん宅に飼われてヒモ人生を謳歌しているようです。

それにしても麗華ちゃん、かわいそうですね。お父さんには言えないことも気軽に話せるペットのようなハチがそばにいてくれて良かったです。こういう味方がひとりでもそばにいてくれるとイジめられている子はとても救われるでしょうから…。

もしかすると今回のくつを隠されるだけでなく、麗華ちゃんにはこれまでにもいろいろと酷いことがあり、ずっと黙って耐えてきたのかもしれません。そう思うと麗華ちゃんの明るくて可憐な笑顔の裏にはいろんな気持ちがあったのだろうなと切なくなってしまいます。

卯一にこのイジめがバレたらこの男の子も父親も大変なことになるんじゃないでしょうか。血の雨が降りそう。どきどき。

過去編の弥生組の組長はツワモノというか、卯一をコントロールする術も心得ていて、さすが一筋縄ではいきませんでした。自分の習性を言い当てられてイラついている卯一にとっては苦手なタイプでしょう。

個人的にはネチネチした感じやしつこそうなSっぷりといい、弥生組の組長と卯一の相性ってけっこういいんじゃないかなとか一瞬思ってしまいました。組長はさすが半田さんとは器が違って、そうそう簡単にはいきそうにないところが痺れます。またいい感じにぶっとんだおじさまが出てきました。

麻巳姐さんに叱られてお説教をくらう小学生のような明虎&卯一には笑ってしまいました。しかし同時に居場所を失ったように感じている浅生田の沈んだ表情は気になります。

明虎の隣りに今現在居座っているのが、自分には理解しがたく得体のしれない卯一であることに、真面目な浅生田は嫉妬を感じずにはいられないのでしょう。何よりも明虎のあんな笑顔は浅生田には引き出せないものです。

浅生田がどう出るのか、そして卯一と弥生組の組長のネチネチバトル(?)も見ものですね。

次回は3/30発売のシェリプラス2018年5月号です。と思ったら1回お休みで、次回は5/30発売のシェリプラス7月号です。

それではまた「ジェラシー」10話の感想でお会いしましょう。

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スカベリ先生へのインタビューはこちら。大和辰之の衝撃の事実が明らかになります。

大和辰之の衝撃の事実(笑)とスカーレット・ベリ子先生への貴重なインタビュー

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