飴色パラドックス12話の感想です。雑誌の最新話でコミックス5巻の感想になるのでネタバレにお気をつけください。

実力派俳優印南の芸能スクープを追ううち、優しく穏やかな印南の裏の顔が見えてきて、さらに彼を追い始めた蕪木&尾上。

なかなか尻尾を出さない印南と紆余曲折ありましたが、結局2人の追い込みによって印南が芸能界を引退することになりました。ほろ苦かった4巻の感想はこちら。

飴色パラドックス4巻 ネタバレ感想まとめ

ちょうどコミックス4巻の続きからですね。それでは以下夏目イサク先生の「飴色パラドックス」12話のネタバレ感想です。

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飴色パラドックス12話感想 ネタバレあり


新キャラは蕪木の元同級生


久しぶりの休日に家でイチャイチャする蕪木&尾上。ベッドで甘々な雰囲気でゴロゴロしているところへ株来の携帯が嫌な音を立てて鳴り響きました。

せっかくいちゃついているのに鳴り止まない携帯に渋々出る蕪木。急用かもしれないと覚悟しますがやはりというか何というか電話はデスクの木内さんからで、タレコミがあったからすぐに現場に向かうようにという仕事の指示でした。

スクープを狙ったターゲットは、記者やカメラマンが休みの日でもじっとしてはいてくれません。とはいえ追いかけたからといって、確実に何かが取れるというわけでもないのが芸能記者の仕事です。

結局今回のターゲットはただの会食だったようで、蕪木と尾上の休日返上の張り込みも無駄足になりました。蕪木は2週間ぶりの休日で尾上は10日ぶりの休日。2人でいちゃついていたのに残念な気持ちでいっぱいです。

そこへ通りがかった青年が声をかけてきました。

「久しぶりやな、元治(もとはる)」

蕪木の下の名前は元治ですが、ファーストネームで呼ぶということは知り合いなのでしょう。声の主の爽やかな風貌の青年は「全然変わってないな」と親しげに蕪木に近づいてきました。

尾上は最初「蕪木のお兄さん!?」と勘違いしますが、高校の時の友達だと青年は自ら自己紹介してくれました。彼の名前は三条くん。蕪木はなんだか微妙な反応です。

相談したいことがあるからこの後時間とれないかと声をかける三条君に、なんだか嫌な顔をしながらも蕪木はOKをしました。

三条くんは蕪木の元カレ!?


蕪木と別れてマサやんのところへひとり食事に行った尾上は、三条君と蕪木の関係を怪しんでいました。「ただの友達じゃない気がする」とカウンターでぶつぶつ言う尾上に、マサやんはスルーしたそうな様子です。

尾上は蕪木が仕事以外で誰かと連絡をとったり遊びに行ったりするのを見たことがありません。「あいつに友達なんかいないはずだ」ときっぱりと言いきる尾上。けっこうひどいw

もし上京する前の友達なら、会ったらもっと嬉しそうにするはずです。なのに蕪木の表情はいまひとつでテンションも低かったのを尾上は見逃しませんでした。

蕪木は「マズいやつに会った」みたいな表情だったと尾上は記者の勘で気にしています。三条君が蕪木の元カレかもしれないと怪しんでいるのでした。

いっぽう三条君の相談につきあって飲みに行った蕪木は、気まずさMAXでいました。今の蕪木の会社のことは蕪木の妹のノリちゃんに聞いたそうです。

妹と三条くんが繋がっていることに驚く蕪木。三条くんは高校卒業以来10年間、完全に連絡を絶っていた蕪木にちょいちょい嫌味っぽく絡んできます。どうやら親友だと思っていた蕪木に突然消えられたことを根に持っているようです。

三条くんは相変わらずドライな蕪木に単刀直入に要件を告げました。

「今の仕事を辞めてうちの会社で働かへんか」



すぐに尾上の誤解は解けましたが…


ノリちゃんに電話を入れる蕪木。ノリちゃんいわく、上京して1年近く連絡してこなかった兄を心配して三条と連絡先を交換していたようです。最近になってまた久しぶりに三条さんから連絡があり、兄の事をいろいろ話したという経緯でした。

上京してずっと妹のことも無視して連絡を入れなかったという自業自得な部分もあるため、蕪木はノリちゃんをあまり責めることはできません。蕪木は渋い表情のまま電話を切りました。

家出は尾上が待ち構えたように三条くんとの関係を問いただしてきました。元カレというパワーワードに引く蕪木は、元カレ説はきっちりと否定します。

「お前意外で男と付き合ったことないからな」

念を押すような蕪木に、尾上はなおも食い下がります。自分とこうなる前に男と経験があるようなことを言っていた蕪木につっこむ尾上。(※実際には1巻で濁したので言ってはいません)

蕪木としてはもう思い出したくもないようで、どうしても欲しいネタがあったから仕方なくという「仕事」を強調しました。尾上はそれを聞いて、三条くんとは何もないことを一応納得します。蕪木は転職を誘われたことも正直に打ち明けました。

三条くんの家は親が社長でホテル経営をやっているお金持ちのようです。最近東京で新たな事業を始めたらしく、三条くんはそれを任されているのでした。

けっこうあきらめの悪い三条くん


三条くんは蕪木に執着して何度も蕪木のもとへ足を運びます。きっぱりと断る蕪木に、三条くんは納得できないという表情で食い下がりました。

今の会社より給料も良く有給も取れる。そんな会社なのに無下に断る蕪木が三条くんは信じられません。その後も何度も蕪木を付け回して誘い続けます。いい加減うんざりな蕪木は目をそらしながら告げました。

「もう俺のことはほっとけよ。何回来られても答えは変わらない」

それでも「お前がいたら俺の仕事はもっとうまく回る」と力説する三条くん。

だってあの頃おれら最強やったやん。

あの頃とは高校生の頃のことなのでしょう。いったい高校時代に2人に何があったのか。蕪木は熱心に誘ってくる三条くんに「昔とはもう違う」と言い残して去って行きました。三条くんは途方に暮れて、尾上といちゃついている蕪木の後ろ姿を見つめます。

「昔とは違って今の方がいいってことか?そんなはずない」

おれはお前のこと何もしらない


夜中に蕪木の家に押しかけた尾上は、不機嫌そうな表情のまま上がり込みます。言いたいことはいっぱいあるけど何から話していいか分からないと頭を抱える尾上。

実は尾上は待ち伏せしていた三条くんに蕪木のことをいろいろと聞いてしまい、実際のところを本人に確認したくてやってきたのでした。

「おれお前が金持ちの子ってこと知らなかった!」

蕪木の実家は父親が会社をやっていて芦屋に大きな家がある裕福な家庭のようです。しかも蕪木が旅行が好きだということも三条くんから聞き、尾上にとっては初耳なことばかり。しかも昔三条くんと2人でよく旅行に行っていたとか。

「おれはお前のこと何もしらない」

蕪木の本当のところが分からない、と眉をひそめて語る尾上。

お前、三条くんのことずっとだましてたのか?今おれのこともだましてるのか?

三条くんに何を聞いたのか、尾上は不信感たっぷりの目で蕪木を見つめます。

自分がもう捨てたと思っていたもの、でも過去の自分がやっていたことを思い出して苦い気持ちがこみ上げてくる蕪木。ノリちゃんに言われた「自業自得」という言葉が蕪木の頭をぐるぐると回り始めました。

飴色パラドックス12話 感想まとめ


高校時代、三条くんを「こいつちょうどいいな」と内心思っていた蕪木の過去にはいったい何があったのでしょうか。どうも三条くんを利用していたっぽいような感じですね。三条くんのほうはそうとは思わず親友だと思っていたのかな。だとしたら一方通行で辛いですよね。

蕪木が上京して10年間ずっと昔の友達と連絡を絶っていたのも、この高校時代のことが引っかかっていたからなのでしょうか。こんなに追いかけてくるくらいだから三条くんにとっては良い思い出で、蕪木にとっては苦い思い出というズレがある2人。

蕪木は後ろめたいと思っているから「自業自得」だと考えているわけで、2人の間で何があったのか早く知りたいです。

尾上も三条くんから何を聞いたのか、何を吹き込まれたのか、不穏な雰囲気なのが気になりました。だますとはいったい?せっかくラブラブなのに蕪木と尾上の関係が変にこじれたり誤解がないといいのですが。

5巻からは蕪木の過去の掘り下げ回になりそうです。ちらっと出てきた高校時代の蕪木が安定のイケメンで眼福。制服の着崩したブレザーがよく似合っていて、今後は回想シーンでたくさん10代の頃の蕪木に会えるのかと思うとそれも楽しみです。

12話は新キャラに新展開と謎で46ページと大ボリュームでした。予告にお名前がないので5月号は1回お休みですね。次回は5/30発売のシェリプラス2018年7月号です。

それではまた飴色パラドックス13話の感想でお会いしましょう。

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