抱かれたい男1位に脅されています18話の感想です。単行本5巻のネタバレになるのでお気をつけください。

テレビ局の新人のADである一本気杉男くん(いいキャラしてます)の天然おとぼけにより、手錠で繋がれてしまったチュン太&高人。そのまま1夜を過ごすことになります。

いっぽう卯坂さんの過去を知る在須(ありす)先輩も存在感を示し、ますますおもしろくなりそうな予感です。箸休め的なラブラブ回だった前回17話の復習はこちら。

抱かれたい男1位に脅されています5巻17話 ネタバレ感想

それでは以下桜日梯子先生の「抱かれたい男1位に脅されています。」18話のネタバレ感想です。

抱かれたい男1位に脅されています5巻 電子配信



抱かれたい男1位に脅されています5巻18話 感想 ネタバレあり


17話のエロエロ回の続きがちょこっと


今回はちょっと不思議な構成で、18話の前に前回17話の続きのエロ甘回がありました。なぜ前回に入れなかったのか謎です。ページ数の関係かな?どちらにせよエロかったので満足です。エロ尊い。

17話の後半。手錠プレイでチュン他の目を見ながらイッた高人は息も絶え絶えです。しかしチュン太のドSは留まるところを知りません。奥で気持ちよさそうな高人に感想を求めます。

「好きでおかしくなる…」

ぐずぐずのままやっとのことで口を開く高人に、チュン太も興奮を隠しきれませんでした。そんなこんなで手錠で繋がれたまま散々2人で楽しんだ翌日、ヤりすぎて疲れ果て無の境地に達する高人w

「ヤバい奴とは目を合わせるべきじゃなかった…」

高人はげっそりとしたうつろな瞳でチュン太から目をそらしますが、チュン太は悪びれずに天使わんこになって誤魔化して(?)しまいます。どうやら高人は夕べ「目を見て何回イケるか挑戦しましょう」とスイッチが入ったチュン太に一晩中翻弄され続けた模様です。

そこへ綾木も出勤してきました。新人AD・一本気杉男くんも鍵を持ってやってきます。しかしお約束のようにまた鍵を落してしまう新人ADくん。しかも、それを犬タレントのジョージ君がぱくっと食べてしまうという悲劇がおきてしまいました。だ、大丈夫?ワンちゃんが心配です。

みんなが慌てふためく中チュン太は落ち着いてナイフを取り出し、手錠をあっさりと外します。こんなことができるならなんで昨日やらなかったのかと怒り心頭の高人に、しれっと「うっかりしてました」と笑顔のチュン太。

バラエティで使う予定の手錠がこんなにあっさりと外れることに不安を感じた(またw)一本気くんが、確認のために一番近くにいた綾木に手錠を繋ぎ、綾木がまさかの第二の被害者になったところできれいにオチがつきましたとさ☆綾木は一本気くんとフラグが立ったってことですかねw一本気くんの空回りっぷりがツボです。

ショタ高人の過去回


18話もまるっとたっぷり収録されていました。なんと高人の過去回です。どうして役者を目指したのか、そのきっかけ、あの人の若き姿もチラリと出てきて、高人の子供時代のアレコレが興味深かったです。

「大事な人に会いに行かなきゃいけないんだ」

チュン太からのデート誘いをクールに断った高人。大事な人とは?急にシリアスになった雰囲気にチュン太も真顔になります。

「お前も会ってみるか?」

高人の祖母(鈴子さん)は若い頃小劇場中心に活躍していたことから、小学生の高人によく朗読を披露してくれていました。読んでくれていた本は谷崎潤一郎の「刺青」などおよそ子供向けとはいいがたい小説ばかりです。

いいものに触れるのに早いなんてことはない。子どもをガキ扱いするのは大人の油断。鈴子さんは子ども扱いすることなく高人に接してくれた、高人にとっては初めての憧れの人なのでした。

鈴子さんが作品を読んでくれるたび、いろんな世界に連れて行ってもらっているような気がして、そんな鈴子さんを大好きだった高人。こっそりと難しい本を朗読してみたりもします。鈴子さんに見つかって真っ赤になって慌てふためくショタ高人がかわいすぎます。

そんな高人は8歳の誕生日に鈴子さんに舞台に連れて行ってもらいます。夏目漱石の「こころ」の朗読舞台。幼い高人にはすべてを理解することは難しく、しかし舞台で演じる役者陣は高人の目にはキラキラと輝いて見えたのでした。

高人はその帰り道、思いきって「いつかお芝居やってみたい」と鈴子さんに打ちあけます。鈴子さんは笑顔で「いつかって思った今がいつかだよ」と優しく手を差し伸べてくれました。

そこから子役としてオーディションに参加してミュージカルに挑戦します。前社長の目にとまりスカウトされ、そのあとはCMやドラマや映画などが次々と決まり華々しい活躍をしました。

仕事と学業を両立させる目まぐるしい日々の中で、同い年くらいの俳優たちにやっかみや嫉妬で嫌味を言われたりもします。しかし高人は強いメンタルでもって、それらすべてを蹴散らしてきました。



若き日の卯坂さんがショタ高人をお姫様だっこ!


役者としてスゴいと感じているベテラン俳優の中多孝三郎氏にも気に入られ(?)ちょっかいをかけられたりと、それなりに芸能界を渡り歩いている高人。

「嫉妬はこれからもっと重くなる。持ってる奴は持った分だけ背負い込まなきゃならなくなる。勝って人を踏みつけた業ってもんだ」

勝敗の分かれ道がはっきりしている芸能界。踏みつける覚悟があるのなら、せめて足元だけは上等なものを履くようにとアドバイスを送ってくれました。

そこへやってきたのは若かりし日の卯坂さん。イケメンです!高人が中学の頃にはまだ新人ADという立場でした。卯坂さんはクールな表情で高人の寝不足を指摘します。眠れる場所を作ったから休憩時間は休むようにと高人に声をかけました。

「大丈夫です」と愛想笑いの高人。卯坂さんは淡々と、万が一高人が倒れたときに撮影に支障が出るということのみを心配していました。素直に言うことを聞かない中坊の高人に舌打ちをする卯坂さんは、あろうことか高人をお姫様だっこで即席のベッドまで運びました。

生まれからずっと「王子様みたい」とちやほやされてきた高人は、まさかのお姫様だっこをされる立場になりジタバタと暴れます。思春期の中学生だとクールに対応する卯坂さんさすがです。

実際には多忙を極めていた高人にとって、この睡眠時間はありがたいものになりました。段ボールの上に簡易マットを敷いて、ブランケットやタオル枕、おまけに枕元には疲れがとれるように激甘チョコドリンクもそっと置いてくれるという気の利きよう。卯坂さんが出世する理由が分かりますね。

いろんなものを踏みつけて生きていく覚悟


高人が高校2年生になったころ、鈴子さんが末期ガンで余命半年だということが判明します。高人はお見舞いがてら、朗読劇の舞台の仕事が決まったと鈴子さんに自慢げに報告しました。しかも相手はあの食えないジジイ、じゃなくてベテラン俳優の中多さんです。

お見舞いに来るくらいなら舞台の稽古に集中しなさいという鈴子さんの言葉を信じてまい進する高人。舞台初日の練習では案の定、ベテランの中多さんに掌の上でコロコロと転がされてしまいます。

今回の朗読劇を最高の指揮で掌握している中多さん。悔しいけれど高人にはない、さすがベテランの安定感がありました。敗北感を感じる高人ですが、そこへ「西條くんのおばあ様が…」とひそひそ話すスタッフの声が聞こえてきました。

鈴子さんの危篤。公演が終わってから来てほしいという伝言。いろんなものを踏みつけて背負って、この場所で生きていく。そう心に誓った高人は覚悟の表情のまま初日の舞台に立つことを選びました。

高人は公演後ダッシュで病院に向かいますが、鈴子さんはすでに亡くなった後でした。高人の舞台の時間を気にしていた鈴子さんは、舞台の閉演と同時に息を引き取りました。まるで孫の初舞台を見届けるように。。。

大事な人である鈴子さんのお墓参りにチュン太を連れて行く高人。お墓の前でお酒を飲むことになり、役者の道をくれたこと、その世界でチュン太と出会わせてくれたことを密かに鈴子さんに感謝します。鈴子さんも空から2人を祝福してくれているに違いありません。

感想まとめ


子役から大活躍で、同じ年代の子役たちの妬み発言もさらりと嫌味で返す悪魔の微笑みの高人に痺れました。やはりこういう気持ちの強さがないとやっていけないのが芸能界なのでしょう。

小さい頃から仕事をしてシビアな大人たちに囲まれて育つということは、金銭が絡む大人の世界の醜さなども見聞きする機会はとても多かったのではないでしょうか。

そんな環境でも、鈴子さんという心の支えがあったからこそ高人がまっすぐに、一時は抱かれたい男1位になるまでに成長できたのでしょう。今はチュン太に1位の座は譲りましたが。

常に先生と呼んでいた憧れの鈴子さんに見守られてすくすくと育った高人。成長した朗読劇の舞台で見せた役者としての顔。幼い頃にこれと決めた厳しい道で生きていくという覚悟の表情は、10代の高校生とは思えぬしっかりとした顔立ちで惚れ惚れします。

ところで卯坂さんと高人の関係性は昔からこんな感じだったんですね。若き日の卯坂さんが、裏方の仕事をしている人とは思えぬイケメンオーラ全開で、こちらもニヤニヤしてしまいました。結局卯坂さんはこの後順当にテレビ局で出世したわけです。さすが靴が美しい気が利くビジネスマンです。

次回は予告にお名前がないのでお休みです。待望のコミックス「抱かれたい男1位に脅されています」5巻は3/30に発売になるのでそちらも楽しみです。

それではまた次回の「抱かれたい男1位に脅されています」19話の感想でお会いしましょう。

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