酷くしないで8巻6話の感想です。雑誌最新話でコミックス8巻のネタバレになるためお気をつけください。

恋人である真矢とすべてを共有したいと考えているネムに「いつか窮屈になるよ」と不気味に告げるルカ。熱に浮かされたような今の甘い雰囲気もいつかは風化してしまうのだろうか。

ルカの言葉に不安を煽られたネムは、ひとり落ち込み考え込んでしまいました。そして恋愛のモチベーションを保つための努力をしようと、真矢をホテルに誘います。前回の復習はこちら。

酷くしないで8巻5話 ネタバレ感想

それでは以下、ねこ田米蔵先生の「酷くしないで」8巻6話の感想です。※ネタバレ注意です。

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酷くしないで8巻 電子書籍


酷くしないで8巻6話 感想 ネタバレあり


お前が自分でしてるトコ見たい。


いそいそとラブホへ足を運ぶ真矢&ネム。思っていたほど煌びやかな部屋ではないため、ラブホ初体験のネムは意外そうです。

「ラブホだと声ガマンしなくていいから」

照れながらネムに告げ、ついでのように「ここ風呂が広いから後で入ろうぜ」と何気なく言う真矢。ネムは過去に真矢が誰かとこのホテルに来たことがあるのだと知って、ちょっとしょんぼりとしてしまいました。

「前に付き合っていた人たちとはどうして別れたの?」

ネムは沈んだ表情で、今聞かなくてもいいことを聞いてしまいます。ルカのことでモヤモヤしているので、余計なひとことを言ってしまうのでしょう。

真矢はむっとして「普通はそういうの聞くもんじゃねーよ」とムスッと不機嫌になってしまいました。さすがにラブホに入った直後に昔の恋人とのことを問うのはデリカシーがありません。でも真矢もうっかり他の誰かと来たことを匂わせる発言があったので、ここはおあいこです。

気を取り直してキスをする2人。真矢は溜まっていたのか、キスだけですぐに勃ってしまいました。口でしようかと提案するネムに、真矢はエロいリクエストをします。

お前が自分でしてるトコ見たい。


エッチに集中しきれないネム


何回もひとりでシているネムを夢に見ていた真矢。バカな真矢にあきれながらも、ネムはベッドでひとりアナニーを披露します。エッローい!

真矢の指に比べたら自分の指でするのは全然悦くない、と感じながらひとりプレイに興じるネムを見て、真矢もだんだん興奮してきました。

(一緒にいるときは僕だけでいっぱいになってほしい)

ルカの言葉がずっとひっかかって、真矢を引き留めたいとひとりプレイまで見せるネム。やめようとしても「イクまで見せろって」と言われると手を止めることができません。

ぐるぐると考えているネムの頬には自然と涙が流れ落ちていきます。すると真矢はぎょっとしてネムを抱きしめるのでした。またやりすぎたと速攻で反省するのが真矢の素晴らしいところです。

「前から挿れてほしい」

背後からしようとする真矢に、顔を見ながらしたいとお願いするネム。挿れられただけで蕩けそうな顔をするネムを、真矢は大事そうに抱えて揺さぶりました。

痺れるような多幸感でいっぱいになりながらも、今この瞬間に浸りきれず、頭の隅っこでいろいろと考えてしまうネム。どうして真矢は過去の恋人たちとは別れたのだろう。こんなに大事にされているのにどうして別れたんだろう。

ネムの知らない過去の彼女たちのように、いつか自分との関係も色褪せてしまうのかもしれない。エッチに集中しきれないネムは、いつの間にか眠りに落ちていました。

いっそ僕を切ってくれ


夢の中で真矢の後姿を見つけたネム。服の裾を掴んで幸せそうに微笑みます。腕に絡みついて甘えるネムですが「くっつきすぎ」と真矢に注意されてしまいました。さらには衝撃のセリフまで飛び出します。

「俺達別れたんだしこういうのはナシだろ」

「えっ別れた?」

「お前が言ったんじゃん。“いっそ僕を切ってくれ”って」

そういえばそんなことを言ったような…と思い出すネム。でも真矢は、lネムがそう言ったとき「そんなこと言うな。お前がいなきゃダメダメだ」などと言っていました。でも今はまったく平気そうです。

「今はもう変わっちゃったのか?」

やっぱルカといると刺激的っつーか、飽きねーの。

満面の笑みで嬉しそうな真矢は、あっさりとネムの元を去って行きます。ネムが自分から言い出したことだから仕方がありません。

(僕じゃやっぱりだめだったんだ。やっぱりルカさんにとられちゃった)

喪失感に頭が真っ白になったところで、悪夢から目覚めるネム。隣にはスヤスヤと眠る真矢の後姿があります。全部夢だと理解した瞬間、ホッとして真矢に抱きつくネム。

夢とはいえ、真矢と離れた後のことまで想像ができなかった自分を責めています。「いっそ僕を切ってくれよ」だなんて言わなきゃよかった。実際には言っていないのですが、夢と現実を混乱したネムは大粒の涙を流します。

ネムの気配で起きた真矢は、泣いているネムに気づきました。そして真矢はそんなネムを優しく抱きしめてくれます。

お化けに追いかけられた悪夢を見たとごまかすネム。真矢は子供のようなネムに吹き出してしまうのでした。

感想まとめ


いっそ僕を切ってくれ、っていかにもネムが言いそうなセリフで一瞬ドキッとしてしまいました。フリじゃないことを祈りたいですね。いつか真矢とルカの関係に耐え切れなくなったネムが言ってしまいそうで怖いです。

真矢は今ルカとの仕事に夢中になっていますが、ネムの抱えた心の闇に気づけるかどうかもポイントになってきそうです。

ここまでが8巻収録だそうなので、単行本派の人はもやもやした気持ちのまま9巻を待つことになりそうです。ルカは悪い人ではないんですけどね…。真矢に恋愛感情を持っているわけではないとキッパリ言っていたし。

大学生という今の時間は、恋愛だけではなく仕事や他の人間関係を含めて人生を考える時期として、2人にとっては必要な時間なのかもしれません。

今は休戦中の真矢パパという難関も待ちうけているし、ネムの親へのカミングアウト問題も将来的には考えないといけません。まだまだ前途多難な2人の行く末をじっと見守りたいです。

次回は8/7発売のマガジンビーボーイ9月号です。予告にお名前がないので8月号は1回お休みですね。コミックス8巻の作業のためかな。

それではまた次回の感想でお会いしましょう。

酷くしないで関連本


酷くしないでのスピンオフで縞川と彰のお話です。


真矢とネムの単行本未収録の甘々な番外編。電子限定コミックスです。


ねこ田米蔵先生のBLコミックス




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