花鳥風月55話のネタバレ感想です。コミックス8巻の内容の感想になるのでネタバレにお気をつけください。

幼馴染の吉利谷と財前は、小学生のときから支え合う親友同士です。お互いに相手の事を意識しながらも、あと1歩が踏み出せず、距離を縮められない2人。

ある日、店の常連客の女性がらみで争いごとに巻き込まれてしまい、吉利谷をかばった財前が怪我をしてしまいます。前回の復習はこちら。

花鳥風月8巻54話 ネタバレ感想 志水ゆき

それでは以下志水ゆき先生の「花鳥風月」8巻55話の感想です。※ネタバレ注意です。

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花鳥風月55話 感想 ネタバレあり


先代組長・克也さんのお顔が初登場


吉利谷をかばって頭を殴られ、その場に倒れ込む財前。慌てて吉利谷がかけよりますが、財前は出血していて、気を失っていました。

錯乱した男は、なおも暴言を吐いて吉利谷に襲いかかります。ぶち切れた吉利谷は、男をめちゃくちゃに殴り始めました。手加減なしに殴る吉利谷を、女性はおびえながら止めようとします。

しかし、激昂している吉利谷には届きません。少しだけ意識を取り戻した財前が声をかけて、ようやく収まりました。

急いで救急車を呼ぶという吉利谷を、財前は弱弱しい声で引きとめ、大事にしたくないからと、ある人の名前をつぶやきました。

「一見を呼んで。一見ならうまく助けてくれる」

とっさに一見を頼る財前に、吉利谷はショックを受けてしまいます。こんな時なのに、財前の口から出てくるのは、自分ではなく一見のほうだったのです。

吉利谷が言葉に詰まっていると、そこへ身なりの良い男がやってきました。勝又を従えた、先代組長の克也です。

「久しぶりに勝又が自慢の拳をふるうところが見られると思ったのに。誰かに先を越されたようだ」


お前がいるなら財前も心強いだろうしな


病院で目覚めた財前を心配そうに見守っていたのは、星川先生と一見でした。財前を治療してくれたのは、蘭子さんです。起きてまっ先に吉利谷のことを気にする財前。

吉利谷もそばにいましたが、どこか浮かない表情で哀しげです。その顔を見た財前は、うまく言葉が出てきませんでした。

「財前、ごめんな」

自分のせいで財前が怪我をしてしまったことを後悔して、哀しげに反省する吉利谷。腕力には自信があったはずなのに、結果的に財前に怪我を負わせてしまったと自分を責めています。

財前はそんな吉利谷をかばいますが、吉利谷の気持ちは晴れません。

自分がいるとゆっくり財前が休めないだろうと、ひとりで帰ろうと病室を出た吉利谷に、入れ違いで一見が戻ってきました。吉利谷は目を伏せたまま、一見に財前を任せると口にします。

「お前がいるなら財前も心強いだろうしな」

「お前は一人で大丈夫か?」

「よせよ一見。弱ってる時にお前からそんな優しいこと言われたら涙出ちゃうだろ」

「心にもないことを言うな」

軽口を叩きながら、吉利谷はたったひとりで寂しげに背中を向けます。幸いにも財前の怪我は軽傷で、2日後には退院。その間に、星川先生や組員が手をまわして、今回の件を秘密裏に収めていました。

階段から落ちたということになっている財前は、退院後に妹に話を合わせます。しかしそうしている間にも、吉利谷の寂しげな表情が気にかかってしまうのでした。

いっぽう吉利谷のほうには、克也が会いに行き…。

花鳥風月55話感想まとめ


キター!曜明の腹違いの兄にして、先代組長の克也さんが初お披露目です。顔が出たのも今回が初めてですよね!?

これまで回想シーンとかでも、お顔は全部影になっていて気になっていました。涼やかな目元が知的でクール。黒髪で、ラフな感じに前髪をオールバックにしていてかっこいい!

みんなが慕っていた克也組長が、ここで吉利谷と出会いました。懐かしの側近・勝又さんもチラリ。このあとまさかあんなことになるとはね…。

吉利谷としては自分のせいで財前を巻き込んで怪我をさせてしまった後悔と、大事なところで一見を頼られてしまったことで、みじめさや寂しさや哀しさで胸中複雑でしょう。

一見は幼馴染3人仲間のうちのひとりですが、吉利谷の感覚的には、キスまでした財前にとって自分は一見よりも特別だという自負もあったはずです。

財前は冷静に状況判断して、医者を目指す一見に助けを求めただけなのでしょうが、吉利谷にとってはきっついですよね、こういうの。

ここから、克也組長にスカウト(?)されて、吉利谷は組に出入りするようになるのでしょうか。もうひと押し何かあってから…になるかな?

次回は10/12発売のディアプラス11月号です。

それではまた「花鳥風月」56話でお会いしましょう。

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