電子で1話ずつ配信されていたことは知っていましたが、今回コミックになってから手に取ってみました。タイトルからエロい方面の「掘る」「穴」を100%想像していた私が愚かでした。レンコン農家のお話です。
もはや腐った脳みその私には、こういうタイトルはそうとしか見えなくてダメですね。反省。清らかだった私(そんな時期あったっけ)戻ってきて!
スーパーダーリン×処女ゲイ
最初は姉の旦那を好きな切ない系のお話かと思いきや、ちゃんと大樹(受)を溺愛する岩清水(攻)がお相手としてできます。
感動したのが、2人の関係が家族にバレたときに、岩清水が隠さずに堂々と「つきあってる」宣言するんですね。ここは痺れました。
田舎なので、いろんな障壁も都会以上にあると思いますが、こうやって堂々とふるまってくれると大樹も心強いと思います。
こういう態度が採れるというのは大事で、今後2人になにかあったときのことを想像しても、この岩清水なら大樹を任せられるし安心できるなあと思いました。
人って思ってもみなかったことが起きたとときに本性が出るし、その時の対応によってがっかりしたり男が上がったりしますよね。
いざという時に頼れる岩清水は男前だなあと思いました。
1話ごとにきちんとエロがあるというエロエロっぷりも見事で、読みごたえがありました。
しかし修正は残念なことになってます。私はそこまで修正が気になる方ではないですが(慣れたというのも大きいかも)、気になる人はガッカリするやもしれません。
もともと1話ずつ配信されるという形のBLだったので、1話ごとの中にきちんと盛り上がりが作ってあるんですね。これ、作る方はけっこう大変だと思うんですが、ストーリーにうまく混ぜ込んであって楽しめました。
りーるー先生のエロはなんとも力強くて、特にお尻ね!(力説)男の尻!っていう感じでガッとキてます。
帯に「青年誌界から黒船来航!」とありますが、これまで青年誌で活躍されいたと聞いて妙に納得です。家族のお話としてもいいシーンがあって、家族愛にしんみり。
ちゃんとBがLして盛っているしエロもたっぷり。でもただヤッてるだけでなくストーリーもしっかりしているので満足度が高かったです。
「どうせ掘るなら深い穴。」はその他各電子書籍サイトでも発売されています。ご利用の状況に合わせてどうぞ。
「どうせ掘るなら深い穴。」の番外編が出ました。
りーるー先生のその他BL漫画。