悪魔シリーズ待望の、ミステリアス代表・長男の雷太様が主役です。ようやく雷太様の内面が明らかに!本当はどんな人なの?とワクワク。
悪魔シリーズの既刊を読まないと伝わりにくい作品かとは思いますが、このシリーズをずっと追いかけてきたので期待して読みました。
結果、謎すぎて謎のまま。分かったことと言えば童貞だということくらい。1巻の時点ではまだまだ秘密のヴェールに包まれたままで、してやられた感がハンパないです。
くうう、早く続きが読みたい!
悪魔シリーズとしては、成瀬家3男の楓太の話が「かわいい悪魔」と「いとしい悪魔」と「こいしい悪魔」の3冊。
成瀬家次男の翔太のお話が「悪魔は微笑む」の1冊が既刊になっています。
雷太様が分からない。。。
満を持してのご長男様の話が今作なのですが、つらいことに謎が謎を呼ぶというか、読むといっそう雷太様が分からなくなってきて混乱w
あ、あれっ尾形くんがお相手手ではないの!?
最初はビジュアルを見ても立ち位置的にも、秘書の持国さんがお相手になるのかなと思いましたが、どうやらこちらは違う模様。
お相手はおろか、雷太様がBLにおける受け攻めのどちらのポジションかも、まだ1巻終了時点ではっきりしていません。
うすらぼんやりと受けなのかなあ?というかんじ。いやでも自信ないなあ。やっぱ攻め?あああ雷太様が分からない。でも好き。
しっかしさすが成瀬家の最終兵器なだけあって、不思議すぎる言動の数々。あのプリンへの執着はいったい。。。w
ああ分からない!w
雷太様視点がないのがミステリアスを助長していますが、若くして大きな会社の社長になるような人は、周りから見てもこれくらい浮世離れしていてちょうどいいのかもしれませんね。
周囲には有能で雷太様を崇拝している人たちがたくさん集まるので、きっと何か強烈な人を惹きつけるオーラがあるのでしょう。
こういう人は、いわゆる殿上人みたいなかんじでいますが、ひとたび崩れるとおもしろいんだよなー。雷太様視点でぶっちゃけるとか、今後あるかな。(怖いもの見たさ)
実際、雷太様のザ・キングという感じの立ち振る舞いや、威圧的な言動からただようカリスマ臭が逆に笑いを誘います。
難しそうで簡単な男なのか、簡単そうで難しい男なのか。最後は雷太様視点で進む話を待ちわびています。
今作には翔太と楓太の番外編も入っているので、はじめて読む方はサンプルを見てなるべくシリーズを通して読むことをお勧めします。そのほうが絶対おもしろいので。
2巻も楽しみにしています。
【Renta!】
【イーブックジャパン】
斑目ヒロ先生のその他BLコミックス。