山田2丁目先生の新刊を読みました。魔法少女と闘う悪の組織!というダーティなあらすじに反して、中味は不思議系のゆる~いほのぼのエロコメディです。「エッチしないと出られない部屋に閉じ込められる」というベタな展開も裏切りません。
悪い人が1人も出てこない平和な世界なので、安心してメインカップル2人の甘い関係を楽しめました。ファンタジーなマジカル☆エロエロBLの名にふさわしい、脱力系ラブコメです。
それでは以下山田2丁目先生の「一方その頃」の感想です。※ネタバレ注意です。
カテゴリ:BLコミック・作品名【あ行】
2018-06-12
一方その頃
「一方その頃」の感想です。山田2丁目先生の新刊を読みました。魔法少女と闘う悪の組織!というダーティなあらすじに反して、中味は不思議系のゆる~いほのぼのエロコメディです。「エッチしないと出られない部屋に閉じ込められる」というベタな展開も裏切りません。悪い人が1人も出てこない平和な世界なので、安心してメインカップル2人の甘い関係を楽しめました。ファンタジーなマジカル☆エロエロBLの名にふさわしい、脱力系ラブ...
2017-08-24
お日柄も良く
「お日柄も良く」ネタバレ感想です。まさお三月先生の10冊目の新刊BLコミックスは、養子縁組で夫婦になったイケメンカフェ店長×純情大学生の歳の差カップルのお話です。派手に目立つことはなくともコンスタントに良作を生み出してくれるまさお三月先生ですが、今作も安定のすっきりした絵柄でかわいらしい胸キュンストーリーにほのぼのしました。航平のビジュアルがどの角度から見てもどんな髪型でもイケメンで眼福です。ピュアす...
2017-08-23
オレとあたしと新世界
「オレとあたしと新世界」1巻のネタバレ感想です。古宇田エン先生のデビューコミックスはむっちりした男たちの真実の愛と人間ドラマが魅力のお語です。新人さんとは思えぬ小慣れた絵柄とそれ以上に濃いお話に読みふけってしまいました。オネエ攻めかと思わせつつ実は逆なの?どうなのどうなの?と受け攻めはっきりしないところもドキドキします。ギャグありシリアスありで読み応えたっぷりでした。2巻に続くようですが1巻だけでも...
2017-04-26
泡にもなれない恋ならば
「泡にもなれない恋ならば」の感想です。三月えみ先生の新刊は初の麗人コミックスです。表紙の通りに美しく切なく、読後に温かな気持ちになれる短編集でした。長編とは違って短いお話で満足感を得るのはなかなか難しいのですが、こちらはどのお話もまとまりがよく充実していました。「神様」がひとつのキーワードになっているシリーズがメインストーリーですが、冒頭とラストを飾った短編も抜かりなく素敵でした。それでは以下、三...
2017-01-30
アホエロ
重い実先生のアホエロの感想です。正直あまり期待せずに読んだのですが(失礼)表紙のピンクピンクした雰囲気とはいい意味で違い新鮮な驚きがありました。エロに特化したエロエロギャグかなと思いきや、しっとりと中身の伴った素敵なBLでした。友達から恋人になっていく迷いや切なさや関係の変化に、もだもだじれじれしながらあっという間に読み終えて幸せな気持ちに浸れます。表紙とタイトルで避けている人にはぜひ手に取ってみて...
2016-12-30
あのこはソレを我慢できない
「あのこはソレを我慢できない」のネタバレ感想です。本棚の整理をしていてつい手に取り、再読して思いのほかハートに刺さったので萌えを吐き出すべく感想を書きました。色々と緩すぎてビッチ受けの惇の憎めない愛らしさと、攻めのアキの一途で健気なところがお気に入りです。ロングセラーになるのも納得の、日塔てい先生のBL漫画の中でも一番好きな作品になりました。なんといっても開始数ページでのアキの雄の顔!これは必見です...
2016-12-21
おいたが過ぎるわ子猫ちゃん
「おいたが過ぎるわ子猫ちゃん」のネタバレ感想です。ハード系シリアスとは真逆版の緒川千世先生の新刊BLです。「カーストヘヴン」なんかを読んだ後にこれを読むと、本当に同じ作家さんなのかと我が目を疑いたくなるような甘さにほっこり。世知辛い世の中に疲れ果てて糖分が必要な人にはもってこいの、甘くて優しくて癒したっぷりの平和なお話でした。攻めの「越郎」が「エツロー」とカタカナ表記されていると「エッロー」に見える...
2016-12-06
おかえり電車
おかえり電車のネタバレ感想です。内田カヲル先生と言えばガチムチとエロスがセットになっている作風と思っていたら、まあなんということでしょう。まさかのエロなしピュアピュアBLという新たなる領域にチャレンジされました。康平くんがかわいすぎる!なんだこれは。内田先生ってばこんな引き出しもあったんですね。あまりの愛らしさにニヤニヤを通り越して拝みたくなってきました。康平くんのような子がおかえりとか言って駅で待...
2016-11-18
イトウさん
冥花すゐ先生の「イトウさん」のネタバレ感想です。殺し屋と娼夫というダークな世界観なの、好みが分かれる作品かもしれません。キター!って思う人と、うーんって思う人に分かれそう。私はキター!のほうで大興奮でした。刺さりました。冥花すゐ先生のBLデビューコミックですが、お名前すらなんてお読みするのか分からず思わずググった私の国語力。「クラカスイ」先生とお読みするそうです。デビュー作がこの作品だなんて最近の新...
2016-08-27
思い違いが恋の種
「思い違いが恋の種」ネタバレ感想です。おわる先生の4冊目のBL漫画は紙のコミックと電子書籍が同時発売です。同時発売なら電子優先な私はずっと配信をスタンバイしていました。表紙の腹チラが眩しいです。製薬会社のMR×麻酔医という一見偏差値の高そうな知的カップルですが、開始3ページで「空気読み検定1級の俺」とか言ってる攻めの黒野がツボで笑ってしまいました。美人受けのツンツン具合とまっすぐなワンコの組み合わせがほど...