今回も昨日に引き続いて、劇場版世界い初恋のオマケ映像のバレンタイン高律編について、ネタバレで感想を語ります。
劇場版 世界一初恋 横澤隆史の場合
バレンタイン編は、原作者・中村春菊先生がストーリーを書き下ろした作品。原作者案なので、安心して鑑賞できました。同時上映短編「世界一初恋 バレンタイン編」として映画館でも上映されました。
桐嶋禅×横澤隆史
羽鳥芳雪×吉野千秋
雪名皇×木佐翔太
高野政宗×小野寺律 ← 今ここ!
主人公カップルがトリを務めてました。王道ですよね、高律は。
映画本編のネタバレ感想と、第1弾の桐嶋×横澤カップルのバレンタインネタバレ感想と第2弾の羽鳥×千秋カップルのネタバレ感想、第3弾の雪名×木佐カップルのネタバレ感想は下記をどうぞ。
劇場版 世界一初恋 横澤隆史の場合 本編のネタバレ感想。
バレンタイン桐横編 ネタバレ感想 (桐嶋×横澤)
トリチア バレンタイン編 ネタバレ感想 (羽鳥×千秋)
雪木佐 バレンタイン編 ネタバレ感想 (雪名×木佐)
ほとんどすべてネタバレしているので、未視聴の方で、見る前にネタバレしたくない人はお気をつけくださいね。

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ラストを飾るのは、もちろん主人公カップルの高律カップル。出版社の少女マンガ編集部編集長高野さんと、新人編集者の小野寺律。
高校生の頃、つきあっていたはずの2人でしたが、律の勘違いから離れ離れになって10年後、まさかの職場で再会。
オラオラ系俺様攻めに、ツンツンめったにデレない受けという、なんとも典型的なカップルの王道を我でゆく2人。
バレンタイン当日。
妙にそわそわする律っちゃんが、スーパーで夕食の買い物中なにやら悩んでます。チョコのコーナーをちら見てみたり・・・。
昼間、デスクにたくさんのチョコのプレゼントを乗せながら、会社で女性社員と楽しそうに会話している高野さん。じっと見る律っちゃんに、高野さんは声をかけます。
「なに?」
「あ、いや、なんでもないです!すみません、トイレいってきます・・・」
トイレに向かう律っちゃんに、ついてくる高野さんw
早足で歩きながら、律っちゃんは「お前は俺にチョコくれねーの?」と聞く高野さんに向かって、恒例のツンツン返事。
「はあ!?なんで俺があげないといけないんですか!」トイレまでついてきた高野さんが挑発します。
「バレンタインとか、中元歳暮みたいなもんだろ。」「こういう時に気を遣えないやつは、出世できないよなあ。」「そういう気遣いもできないのか、お坊ちゃまは。」
律っちゃんは、自分がお坊ちゃんだということ、気にしてますらねw
案の定むかつきながら、でもスーパーで「やっぱりあげたほうがいいんだろうか・・・いやでも男同士でないだろう!」とごちゃごちゃ考えます・・・。
そして、高野さんが帰宅途中、律っちゃんからのメールを受け取ります。
「カレーを作りすぎたのであげます。いらないならこのメールは無視してください」律っちゃんからの、分かりにく~いお誘い(?)メールに、驚く高野さん。
場面が変わって、律っちゃんの部屋。高野さん、しれっと律っちゃん家にあがりこんでカレーを食べてます。律っちゃんの言葉はスルー。華麗にスルーです。
「お前さ、一人暮らしでカレー20杯とか、アタマおかしいだろ」
呆れてつっこみながらもカレーを食べる高野さん。律っちゃんは昼間高野さんがデスクにたくさんもらっていたチョコを指して、たくさん食べ物あったから別にカレーなんて必要なかったですよね、とまたツンツン律。
「俺今日チョコ食ってねーし。あれは全部編集部宛て。おれ、個人的なのは全部断ってるから。」
「なんでですか?」
「本命からしか、もらうつもりねーし」
高野さんのセリフに、ドキッとする律っちゃん。んもう、自分が本命だって、分かってるくせにー!ここは素直にデレてもいいのよ律っちゃん!
ふと、カレーをおかわりしようとする高野さん。自分でカレーを入れようする高野さんを、慌ててとめる律っちゃん。聞かない高野さんが、キッチンで見たのは、まな板の上に出してあった板チョコ。すぐに気が付く高野さん。
「あーひょっとしてカレーの中にチョコ入れたとか」
「た、た、たたたまたま入れただけです!隠し味になるって何かで聞いたのでチョコ安売りしてたのでそれで!!」
「そんなに俺にバレンタインチョコ食わせたかったのかよ」
「違いますよ!なに言ってんですかあんた!!」
「ああ、ということは今日は俺、本命チョコしか食ってねーってことか」
「いいいいやだから俺は別に本命だとかホントになにもそんな!!!」
慌てていつものように、おたおた涙目で一生懸命否定してパニくる律っちゃんに、イラッとした高野さんが実力行使。
「あーうっせー!てめーは!!」
後ろからほっぺにキスして、赤くなった律っちゃんの頭を大きな手でポンポン。
「回りくどいやり方してんなよ、ばーか」
高野さんの声も、ほんとぴったりですね!ちょっとハスキーで落ち着きもあって。この最後の「バーカ」とか、抑えた演技でしたが高野さんの嬉しい気持ちが控え目ながらも伝わってきて、こっちまで嬉しくなりました。
律っちゃんよ、高野さん(と全国の腐女子のみなさん)が待ってる。首を長~くして待ってるよ。
律っちゃんのデレ待ち。
待ってるのは、高野さんだけじゃないよ!はよ、律っちゃんはよ。