雲田はるこ先生の新刊BLコミックは珠玉の短編集です。雲田先生は最近ずっと一般漫画での活躍が目立っていたのでまたBL漫画が読めて嬉しいです。
昭和元禄落語心中もいいけどBLも素晴らしい。4つのBL短編集ですがどれもハイレベルで甲乙つけがたい内容でした。どれももうちょっと読みたいような、ここで終わっておくのがベストのような、でもやっぱりもう少し…というさじ加減が絶妙です。
これだけバラエティに富んだものが描けるなんて、やっぱり底力のある作家さんだなと改めて思いました。それでは以下雲田はるこ先生の「ばらの森にいた頃」ネタバレ感想です。