ディアプラス・コミックスは電子化が早めなのが嬉しいですね。
「青年発火点」の七年後エピソードに加え、「火傷と爪痕」の古賀と名島の続篇も収録されています。前作ファンは見逃せない1冊になっています。
【あらすじ】
塾講師になった学(まなぶ)と、役所勤めの山隈(やまぐま)。七年経っても変わらず互いを尊重し初々しく慈しみ合う二人だったが、ある日、山隈の甥っ子の小学生・蒼太(そうた)を預かることになる。
山隈にそっくりな蒼太を見ているうち、学の心にはある不安が芽生え……?
「青年発火点」から7年後、2人は同棲生活を送り仲良く暮らしています。
ある時、山隈の甥っ子をあずかることになって、山隈にそっくりな甥っ子を見ていると、そのうち女性と家庭を持つのではないかと学が不安になるというお話です。
いろいろとありますが親へのカミングアウトもして、これからも共に生きていくという2人の姿が見られただけでも、感無量です。
読んで良かった!
「火傷と爪痕」の2人は「青年発火点」とちがって、ぐるぐるしています。
でも「お前がいいんだ」と言った古賀の言葉に、こちらもお互いを想いながら迷いながらも心は寄り添って生きていくんだなあとしみじみ思いました。
エロもあるし、キュンとできるし、2カップルをずっと見守りたいという優しい気持ちになれました。
どちらも前作を読んでからこちらを読むことをお勧めします。
「青年発火点」は12月17日まで48時間3チケットに割引中です。