東村アキコ先生の「東京タラレバ娘」4巻のネタバレ感想です。

3巻では、倫子の新しい彼氏になった奥田さんの言葉に微妙に不穏な空気が漂ったという、非常にこの後が気になる終りかたでした。

「もう女の子じゃないんだよ、おたくら」などと年下のイケメンモデルに言い放たれる、痛いわ笑えるわの強烈な少女漫画ももう4巻です。

不倫に走ったり、元カレのセカンド女になったりと、倫子の友達の恋も前途多難。4巻で3人はどうなるのか、ハラハラしながら読みました。

以下、「東京タラレバ娘」4巻のネタバレ感想です。


東京タラレバ娘 4巻

東京タラレバ娘 4巻

東京タラレバ娘 4巻



【あらすじ】

”ついに見つけた、私を幸せにしてくれる人!”

タラレバ女・倫子(りんこ)に恋の予感。前だけ向いて、勇み足で関係をもったあとに待っていた光景は期待通りの天国?それとも予想だにしない地獄?

うまくいかない恋の理由をリアルにつきつける、超話題作!

「東京タラレバ娘」4巻 東村アキコ


東京タラレバ娘4巻ネタバレ感想


つき合いはじめた奥田さんの趣味が映画鑑賞で、なにかと映画の話ばかりなのに多少疲れ気味の倫子。

「髪型を映画のヒロインのようにしてほしい」と連日悪気なく(ここポイント)言われてうんざりしたりと、会話を楽しめずに悩んでしまいます。

その他はまったく問題のないいい男なのに、どうしても映画の話ばかりに合わせることがつらくなってしまうも、こんな条件のいい男は他にもういない。

倫子は奥田さんとつき合う中で、男とつきあうってこういうことだったと思い出します。

「相手に合わせて話して気を遣って、クソつまんない話にも楽しそうに聞いてあげる」

「そしていい男をゲットして結婚する」

「分かっちゃいるけど耐えられないの。だから私たちは結婚できないの」

妥協できる女と妥協できない女。

世の中には2種類の女がいて、倫子はまぎれもなく「妥協できない女」でした。


うわあ。。。。

だ、妥協という言葉が強烈過ぎてびびっちゃいますが、確かにそうかもしれません。

女性だけじゃなく男性も、恋愛して結婚する流れの中で、言葉は悪くても互いに「品定め」しつつ「折り合いをつける」という名の「妥協」をしながら探り合っていく。。。

だ、妥協かあ。書いてて刺さります。イテテテ。



結局、奥田さんと別れを選び(最後まで奥田さんは映画に関して以外は良い男として描かれていたのがまた東村先生の絶妙なところ)、結婚という逃げ場も失った倫子に、年下のイケメンモテルKEYが小さな仕事をもってきます。

それにより仕事に復帰した倫子。恋がダメなら仕事をするしかない。意欲的になって立ち直った倫子を見て、どことなく嬉しそうなKEY(25)

実はこのKEYには今回「結婚したことがある」という発言がありました。

衝撃発言ですが、その口ぶりから今は違うのかなというかんじですね。これまでの描写からも、お墓参りのこともあるし、年上の奥さんを亡くしたとかそんな感じでしょうか。

6年前に何か大きなことがあって、立ち直れないような状態だったと、ちらっとKEYの事務所の社長の言葉がありましたが、まだ4巻になってもKEYの全貌は明らかにならないままです。



何でも女友達にあけすけに話して、あれこれ想像してはたいして考えもせずに行動する。だから男は警戒する。

「なんのために歳をとっているんだ」そうはっきりと告げるKEY。さらに「そんな女とは恋愛できない」とバッサリ言われてしまい、傷つく倫子。

KEYの言葉は確かにその通りとも思えますが、25歳のイケメンモデルという設定にしては、ずいぶんと達観しているようにも成熟しているようにも思えますね。

いったいKEYの過去に何があったのでしょうか。謎です。

4巻もまたオマケ企画の「タラレBAR」が秀逸で、あとがきもおもしろかったです。

倫子が立ち直るきっかけにもなった、KEYの持ってきた仕事(地方の単発ネットドラマ)がうまく話題になって、脚本家として倫子が注目されるとか、そんなこともあるのかな。(甘いか)

5巻も楽しみにしています。



東京タラレバ娘 1巻

東京タラレバ娘 1巻

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東京タラレバ娘 3巻

東京タラレバ娘 3巻

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