「こういうBLが好き!」という自分の好みや、はまれそうなBLコミックの傾向が分かっていれば、参考になるランキングだと思います。
2014年はジャンル別BLコミックも3位まで発表されていましたが、2015年は厳選1作品のみ。
あくまでも各ジャンルの売り上げをもとにしたデータなので、今年の旬の作品が多いかなという印象です。
同級生、メガネ、S攻め、獣人、オヤジ、コメディ、下克上、三角関係、不良・ヤンキー、貴族など、気になるあのジャンルのベスト1は、はたして。
なお、併せて私がそのジャンルと聞いて思い出す今年のベスト1の漫画も挙げてみたいと思います。
感想を書いたものは感想文を貼っておきますが、リンク先はすべてネタバレしているのでどうぞお気を付け下さい。
「ブルースカイコンプレックス」
ブルースカイコンプレックス ネタバレ感想
市川けい先生の男子高校生ものは安定のおもしろさです。トップなのも納得。続編も発売されました。
「それを恋心と呼ぶのなら」
それを恋心と呼ぶのなら ネタバレ感想
市川先生つながりでこちら。DKは尊い。
【メガネ】
「花鳥風月」
他のランキングではなぜか苦戦を強いられている印象がありましたが、ジャンル別でトップに。よかったよかった。
「夜が明けても」
夜が明けても ネタバレ感想
メガネと尻といえばまさお三月先生。BL漫画においてメガネキャラは豊富なので、それだけでランキングができそうです。
【S攻め】
「キチク、エンカウント」
「車庫入りしちゃらめぇっ」と青峰くん(違)があまりに印象的なすばらしいエロ本です。褒めてます。
「テンカウント」
テンカウント4巻 ネタバレ感想
タイトルも若干かぶってますが、やっぱり「テンカウント」を。黒瀬君をS攻めから外すなんて私にはできない。。。
【コメディ】
「そんな目で見てくれ」
いわゆる表紙が出落ちなんですが、それだけじゃなくて内容もおもしろいのでジャンル1位は納得です。
「雷神とリーマン」
雷神とリーマン ネタバレ感想
BLとしての発売じゃないんですが、もうとにかく読んでくださいとしか。激萌えしました。
【獣人】
「不機嫌彼氏のなだめ方」
不機嫌彼氏のなだめ方 ネタバレ感想
当たり外れの大きいこのジャンルですが、クロネコシリーズは安心しておすすめできます。「クロネコ彼氏のあふれ方」が最新刊です。
「虎穴ダイニング」
虎穴ダイニング2巻 ネタバレ感想
どう見てもラブラブなのに2巻になってもどこを探してもないエロに、全国の乙女たちの阿鼻叫喚がこだましました。先生、夜の日向さんとアカルが見たいです。(切実)
【下克上】
「好きなひとほど」
下克上モノは、立場がひっくり返った衝撃やその意外性が自分の感覚にフィットしないと、評価が分かれそうですね。私は大好きです!
「カーストヘヴン」
カーストヘヴン ネタバレ感想
最近の下剋上といえばコレでしょう。ひぃぃっかんじでページをめくるのが怖いですが読みたい。2巻はよ。
【不良・ヤンキー】
「恋愛ルビの正しいふりかた」
おげれつたなか作品も強し。キャラの繊細な表情や人の人たる不器用さを描くのがお上手!あっぱれです。
「イベリコ豚と恋の奴隷。」
イベリコ豚と恋の奴隷。ネタバレ感想
善良なヤンキーといえばイベリコシリーズ。スピンオフのほうが気に入ったというBLあるある。
【貴族】
「BARBARITIES」
BARBARITIES1巻 ネタバレ感想
このチリチリな黒髪ヒゲ男の受けに萌えられるのか不安な方には、ぜひどーんと力強く背中を押したいです。読む前には想像もしなかったけど、まさかのこの子がかわいいんです!
「うちのダーリン英国紳士。」
最近の作品で、貴族と聞いて思い浮かぶのが「BARBARITIES」以外になかったので、昔の作品からひっぱり出してきました。
でも英国貴族よりも馬BLがよかったw
【オヤジ】
「皇帝と宦官」
1話ごとの配信ですがテンポよく読めました。最近完結したのでまとめて読んだ人も多そうですね。
「課長、結婚しましょう!!」
課長、結婚しましょう!!ネタバレ感想
いいもの読んだ感がハンパない良作。恋愛だけではなくて、家族や仕事についても丁寧に描かれていて惹きこまれました。
【三角関係】
「ハジメくんとふたりのえっちな先輩のとろとろラブ」
激戦ジャンルのトップ1はこちら。
「犬も喰わない」
オヤジに分類するか迷いましたが三角関係にいれました。前作「チョベリバ」に続き彩景でりこ先生独特の世界観に魅了されました。
こうして見ると、ジャンル別に売れたもののトップ1は納得の作品ばかり。私自身の1冊は、かぶっているジャンルの作品もあったりして選ぶのが難しかったです。
「このBLがやばい2016」にランクインしてたなあとか、いろいろと考えながら見ていったので興味深かったです。
そしてこういうのを選ぶにあたって、また読み返していつの間にか時間が大幅にズレこむというのも、案の定で楽しかったです。
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