囀る鳥は羽ばたかない20話ネタバレ感想です。

20話はメッキー(百目鬼)とヤッシー(矢代)の恋愛方面にまさかの進展ありでした!

このところシリアス続きで、ナナたん(七原)もまだまだ死亡フラグが折れず心配だし、当分ラブいことはお預けかなあと思っていた全国の腐女子のみんなの大勝利といってもよいでしょう。

だがしかし。ヨネダ先生ってばまたいいところで!ぎゃああ!というのがざっくり感想ですw20話は増量42ページの大ボリュームだったのですごく読みごたえがありました。

まずは七原救出に向けて2人組の車を追いかけて、カーチェイスしていた19話の続きからの20話。前回19話の感想はこちら。

囀る鳥は羽ばたかない4巻19話 ネタバレ感想

以下、4巻収録の20話のネタバレしかしていない感想になりますのでどうぞご注意ください。

囀る鳥は羽ばたかない4巻 電子書籍


囀る鳥は羽ばたかない4巻の電子配信は11/1です。


囀る鳥は羽ばたかない20話 感想 ネタバレあり


繰り広げられる危険なカーチェイス


七原を捕えた2人組のワゴンを追いかける矢代と百目鬼。海辺の倉庫街でカーチェイスが続いています。

逃げるワゴン車の中で、平田の雇った2人組の甘栗くん(助手席の短髪ヒゲ面のほう)は平田との会話を思い出していました。

矢代のことを「1回スイッチが入ったらお前らと同じだと思え」と忠告していた平田。普段は冷静で飄々としている矢代ですが、何かの拍子にふっと狂気に満ちるということでしょう。

何を考えているのか傍目からはつかみにくい矢代ですが、ただの切れ者ではない。不気味な狂気を内包しているという意味では、言いえて妙です。

矢代のことをある程度知っていないと、出てこない言葉かもしれません。矢代はアッチのほうもそうですよねw一旦スイッチが入ったらとめられないからヤりまくって淫乱ドMに仕上がったわけです。

鬼になる百目鬼


カーチェイスには唐突に終わりがやってきました。突如わき道にそれて回り込んだ矢代の車に、慌ててハンドルを切ろうとしたワゴンは間に合わず、倉庫に激突!

車から降りた百目鬼は、ワゴンに七原がいないことを確認します。助手席の甘栗くんを捕まえて問いただす百目鬼。甘栗くんは隠し持っていたナイフをかざし、百目鬼の頬を切りつけ逃走を試みます。

追いかける百目鬼は捕まえて腕を折り威嚇。甘栗くんの戦意を喪失させたかったのでしょう。意識を失われたら七原の居場所が分からなくなるので腕を折るにとどめたのだと思います。

もともと百目鬼はガタイが良く無口無表情という風貌なだけで、攻撃的な人ではないはず。でもここぞというところで逃がすわけにはいかないし、何より七原の命がかかっている。

七原は百目鬼にとって組の先輩でもあり、矢代にとっても大事な部下。そのためには鬼にもなるということです。

矢代と百目鬼の違い


ただ矢代と違うのは、おそらく矢代は(スイッチが入った状態なら)甘栗くんが抵抗しなくても腕を折るなど攻撃していたであろうということに対し、百目鬼は抵抗しなければそこまではしなかったのではないかなという点でしょうか。

矢代の中に潜む狂気に対して、百目鬼にはそれがない。若頭という立場には必要だが、一組員には必要がないものもある。

もっといえばこの矢代の狂気が、今後百目鬼と共にいることで何かしら良くも悪くも影響し合うということに繋がるのかも。。。などという深読みもまた楽しいです。

ところで余談ですが、私の中では百目鬼は森のくまさんみたいなイメージなんですがどうでしょう。

ある日♪森の中♪くまさん(メッキー)に出会った♪貝殻のイヤリングを落としたのはもちろんかわいい矢代です。追いかけられて逃げるもあっさる捕まる矢代。そして…あれ私、何か致命的に誤解してますかね?

発砲された矢代のピンチをかばったのは


話を戻していっぽう矢代は、ワゴンの運転をしていた長髪グラサンが意識を失っているのを確認後、ワゴンのうしろに木刀を見つけてにんまり。

百目鬼が甘栗くんを捕えてワゴンに戻ってきた時には、超ご機嫌に口笛を吹いて待っていました。いつもの矢代です。

どうやら長髪グラサンは矢代が木刀で「チョンチョーン(本人談)」と殴って再び意識を失った様子。甘栗くんを見て、どうせ折るなら足にしたら逃げられないと余裕の表情の矢代。

矢代について嗅覚でヤバイやつだと思ったか、あるいは平田の言葉を思い出したのか、甘栗くんは七原の生存を告げます。

七原の居場所を確認し、甘栗くんを車に監禁しようとした矢先、響く銃声音。意識を失っていたはずの長髪グラサンが目覚め、百目鬼に向かって発砲します!

しかし運よく外れ、矢代は自ら車の影に身を隠します。危なかった!長髪グラサンは、百目鬼ではなく矢代を狙ったのかもしれません。どちらにせよ弾は外れました。

甘栗くんを盾にする百目鬼ですが、長髪グラサンが動きます。矢代、ピンチ!再びの銃声音が響くなか、矢代に向かって飛び込んできたのはなんと七原!

七原の死亡フラグがへし折れた!


七原は自力で歩いて来たようで、銃弾は肩をかすめただけですみました。長髪グラサンが、おそらく矢代の頭部を狙ったのが逆に救いになったかんじです。

長髪グラサンは弾切れで万事休す。百目鬼に捕まりやられてしまいます。

七原がここへきてようやく矢代と再会できました。我々読者も七原の死亡フラグがポキッと音を立てて折れたので、ほっと一安心ですね。

七原が打たれたのがボディではなかったのがよかった。(いやよくはないが)

ちょっとはいいところを見せられてよかった、と軽口をたたく七原。七原としても勝手に動いて捕まったことで、組や矢代に迷惑をかけたことが最も気がかりだったのでしょう。

矢代も七原の命に別条がないことが分かっているからか、軽口で応酬します。ここまでの緊迫した雰囲気が一気に緩むような、頭と部下のやりとり。

よかったあ七原が無事で。2人の過去編がまるまる1話使って出てきた時には、あっもうダメだ。。。と思いましたが、また2人が会えて良かったです。

過去の回想が出てきてそれがちょっといい話だったりすると、もう死亡フラグ確定という流れになりがちなので、ここ何か月かはハラハラしっぱなしでした。

でも七原の掘り下げがあって、いっそうこの「囀る」の世界に深みが出たと思います。脇キャラが魅力的だとやはりメインキャラがより映えますね。

俺が飼ってやってもいい


さて平田の雇った2人組ですが、こちらは矢代が「殺さない代わりに俺が飼ってやってもいい」と斜め上の発言です。いや器が広いといいましょうか。殺すのは簡単。そこをあえて手元に引き入れて利用する。

敵対する平田の指示で動き、先ほどまで命がけでやりあっていた者を飼うというその発想。矢代ならではの大物っぷりが伺えます。

退屈が嫌いだという甘栗くんに、意味ありげな笑顔の矢代。案外この甘栗くんは味方につけると楽しいかもしれません。いつかまた手のひらを返す可能性も含めて。

矢代たちが去ったあと、しばらくは矢代のところでうまくやると長髪グラサンに話す甘栗くん。長髪グラサンのほうは、矢代を苦手だと漏らします。

木刀で殴られた時の(スイッチが入った状態の)狂気に満ちた矢代の笑顔らしき不気味な表情に、本能的に畏怖を感じているようです。

常人には分かりえぬ矢代の抱える狂気。平田に雇われて動くような2人には荷が重い相手だということでしょう。多少強引ですが、やっぱり矢代には百目鬼しかいない!ってことで。

情に厚いガキ大将七原


死亡フラグが折れた七原と矢代は、車で影山医院に向かいます。肩を打たれているし、それまでも甘栗くんと長髪グラサンにボコボコにされているので手当ては必須。

車内では、盃を交わしたもの同士は家族なのに、親が子を殺すなんてあってはならないことだと悲痛に訴える七原。

七原は典型的な、仲間や和を大切にしてグループや組織で活きるタイプの人なんだなと思います。威勢がよくて自分より強い相手にしかケンカを売らないような、情に厚いガキ大将。

「子を裏切る親もいれば親を裏切る子もいる。単なる巡り合わせの問題で誰のせいでもない」矢代の言葉は実感がこもっている分、真理を突いています。矢代も百目鬼も自らの家族がらみの壮絶な過去を抱えて今がある。

子は親を選べない。そしてそれは誰のせいでもない。親子関係はただの「巡り合わせ」つまり「運とタイミング」でしかないのです。

それでも七原のように考える人も同時に必要だと、矢代はそうも言いたかったのではないでしょうか。七原のようなタイプの人間もいるからこそ、組が組として、ファミリーとして動いていくのです。

絶対に矢代を裏切らないと声を振り絞る七原が、とても眩しく見えました。

百目鬼を失うかもしれない


影山の病院に着き、もはやこういうことは慣れっ子なのか対応する影山。ヘラヘラ笑う矢代と七原に呆れ顔ですが、矢代の傷のことに始まりここまでのこともある程度は知っているでしょうし、内心は影山もきっと安堵しているはず。

百目鬼の頬の傷も縫った方がいいと進言する影山ですが、百目鬼は大丈夫とやんわり拒否します。そんな百目鬼の傷を見ながら、先ほど背後から撃たれそうになった百目鬼の姿を思い出す矢代。

先ほどのように、時に命がけの抗争が起きるのが自分たちの世界。いつ傍からいなくなってもおかしくない状況で生きている。

すると、ふっと矢代が手を伸ばし、百目鬼の頬の傷に触れます。突然のことに驚く百目鬼。そしてそんな百目鬼の腕をひき車に連れこんだ矢代は、百目鬼の傷を舐めはじめます。

キター!!みんなが色めきたったあのチラ見せシーンは、このシーンだったんですね。しばらくおあずけだったラブい展開です。

この2人で車の中って初めてですよね。百目鬼の頬を舐めながら、先ほどの命がけのやりあいを思い出す矢代。

自分だけではなく部下の「死」を身近に感じ、いつか失うかもしれないという事実に無意識に「生」を確認したかった。それゆえの行為にも見える矢代の行動は、まさに本能的。

百目鬼はただただ矢代に覆いかぶさったまま驚いていますが、そのうち呼吸も荒くなり興奮したように矢代のベルトを外します。

矢代のモノを咥えこむ百目鬼。そして…というところで21話につづく。

20話の感想まとめ


やだもう百目鬼ったら!ペロペロされてペロペロしかえすってどういうこと!!いいぞもっとやれ。

これからってとこで終わっていますが車のドアはちゃんと閉めたようなので、次回は冒頭からお口でご奉仕の流れになりそうです。

また2か月おあずけかあ。そろそろメッキーのメッキーがオッキーメッキーしてもいいころだと思うの。ただひとつ気になるのは、百目鬼のポッケに入っている影山のコンタクトケース問題。ここで出てくるか、もう少し百目鬼をニラニラさせるかどうだろう。

百目鬼はこのコンタクトケースを見つけ「矢代はまだ影山のことを少なからず想っている」と考えているような気がします。「自分に対しては盛っているだけで、本心は影山を求めている」と思っていそうな百目鬼。

今後ポッケのコンタクトケースが、いい仕事をしてくれるかそうではないのか。ハラハラしながら見守りたいです。とりあえず21話では大人しくしててね。今いいところなんだから。うっかりポッケから落ちるとかダメ絶対。

また20話ではようやく七原死亡フラグが折れました。やったね七原!過去回でも掘り下げられて、一躍人気者になりました(違)

七原死亡フラグが折れたということは次はりゅーちゃん(竜崎)が死亡フラグ、にょっきにょきだったりするのでしょうか。

「生き残ってやる」と威勢も良かったし、是が非でも矢代への歪んだ愛憎そのままに片思いが炸裂しちゃったままで百目鬼と矢代の恋を見届けてあげてほしいのですが。私、鬼かな。

また、2人組を飼うことにしたことは今後の話にどういう影響が出てくるか。平田もバカではないでしょうから、こういう裏切りもある程度は想定していると思います。

よってこの2人組が平田の悪行を抑圧するようなことになるとは簡単には思えません。甘栗くんだってこのまま簡単に矢代に手なずけられるタマじゃないでしょう。

しかし生かして利用するというしたたかさは矢代という人間らしさを感じさせるので、今後の2人組(特に甘栗くんのほうw)には注視したいところです。

甘栗くん、ちょっと気に入ったかも。甘栗おいしいですよね。

次回はラブラブなシーンからスタートでムッハーな展開になりそうで楽しみです。メッキーのメッキーがごくわずかでもいいから、オッキーメッキーしますように。(しつこい)

ではまた21話の感想でお会いしましょう。

追記)21話の感想を書きました。

囀る鳥は羽ばたかない21話 ネタバレ感想



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