エメラルド春の号を読みました。木佐さんのお兄さんキター!雪名の家族もちらっと出てきます。
春の号は小野寺律場合23はお休みで、王子様雪名&かわいすぎる三十路木佐さんのラブ回です。
高野さん&りっちゃんとは違ってこちらはもうきっちりお付き合いしているラブラブカップルなので、安心して見ていられますね。
雪木佐は世界一初恋の3カップル(横澤さん達を入れたら4カップル)の中では一番安定しているしかわいい2人のような気がします。去年は「木佐翔太の場合no7」もありました。
世界一初恋 木佐翔太の場合7 ネタバレ感想
高野さんとりっちゃんの「世界一初恋小野寺律場合no22」の感想はこちら。
世界一初恋小野寺律場合22 ネタバレ感想
さあどんな雪木佐のラブラブが見られるか。ご家族登場でドタバタしますがきっちり1話でまとまっていました。
以下「世界一初恋 雪名皇の場合no3」の感想です。ネタバレ注意です。
エメラルド 電子書籍
雑誌エメラルドは電子化されていません。世界一初恋も電子配信はまだなので早めに電子化されることを祈っています。
世界一初恋12巻 雪名皇の場合3 感想 ネタバレあり
相変わらずキラキラわんこな雪名
久しぶりに木佐さんに会えるということでウキウキしている雪名が木佐家に訪れるところから本編がスタートです。
木佐さんは仕事で、雪名はグループ展で忙しく1か月ぶりの逢瀬。早く木佐さんの部屋に行きたくて、エレベーターも待てずに階段を使って走っていく雪名がかわいい!
相変わらずキラキラしていて星が飛んでいて大きなワンコみたいな雪名の表情が、もう「木佐さん好き好き」と顔に描いてあるようでとっても微笑ましいです。
恋人に会いたくて笑顔のまま元気に階段をダッシュとか、22歳の等身大の大学生という感じがしますね。
そんな雪名が階段で木佐家に向かうと同時に、エレベーターに乗っていたのはなんと木佐さん。2人は1か月ぶりに木佐さん宅のドアの前で再会しました。
思わず木佐さんをギューっと抱きしめてブチューっとキスする雪名がもうまさにワンコそのもの。キラキラ王子様な笑顔も相変わらずです。
遠距離恋愛でもなく同じ都内に暮らしているのに恋人と1か月ぶりに再開するわけですからね。盛り上がるのも仕方ないことでしょう。よいよい。もっとやりたまえ。
新キャラは木佐さんのお兄さん
雪名は卒業制作のグループ展でどうやら木佐さんを描いたらしく、まわりにも評判が良かったとか。やはり社会に出るにあたって、雪名は芸術方面で花開くと言う方向になるのかな。
木佐さんは呆れながらも雪名に仕返しのチューをしたり、なんだこのリア充。いいぞもっとやれ。開始5ページでにやにやがとまらない私。癒されるわあ。もうここで今回は終わりでもいいかも。いやダメだ。エロがない。キリッ
いちゃつきながらもイヤしかしここはドア前。2人のいちゃつく背後から「翔太!」と木佐さんの名前を呼ぶ声が響きます。
あれ?このシチュエーションどこかで。。。あ、そういえば木佐さんがぐるぐるして自暴自棄になりかけた時もこんなことがありましたね。(アニメ化済み)
声をかけた黒髪の青年は鋭い視線で矢継ぎ早に木佐さんとの関係を雪名に問いただそうとします。かなりぶしつけな態度が感じ悪さ倍増です。
雪名のほうは慣れたもので(?)もしかして木佐さんの元カレかもと気づき応戦しようとするも、そこに木佐さんストップが入りました。
いい加減にしろよ兄貴!
おおっ木佐さんのお兄ちゃん初登場です。木佐さんにはあまり似ていないですね。両親のどちらかそれぞれ別々に似たのかな。なんとなく木佐さんは母親似というかんじがします。
木佐兄弟の仲はあまり良くないらしい
木佐兄の登場にぽかんとする雪名は、険悪な雰囲気の木佐さんとお兄ちゃんの様子に、いったん家に帰されてしまいます。1か月ぶりだったのにかわいそうに。。。
あとからフォローのメールが木佐さんから来ますが、やはり兄弟の仲は良くないそうで木佐兄は木佐さんを軽蔑しているとか。。。
木佐さんの今までの恋愛とかも関係ありそうです。雪名に出会う前は行きずりの男と一夜限りの関係を持って荒れてたというか遊んでいたわけですし。
雪名としては木佐さんのお兄さん登場に驚いたというのもありますが、実は木佐さんのことを思ったほど知らない(お兄さんがいるとかも)ということに、なんで今までもっといろんなことを木佐さんに聞かなかったんたろう?とちょびっとモヤっとしてしまいます。
いざとなったら俺が養う!
翌日、バイトを終えてファンの女の子たちに囲まれている雪名を待ち伏せしていた木佐兄。また唐突に弟と別れるように雪名に冷たく告げます。
雪名のことを調べたというこのお兄さんは、なんと弁護士。大学4年生なのに就職活動もしていない雪名に対して、不信感たっぷりのようです。
実は雪名は大学院に進学するから就職活動をしていないだけなのですが、弁護士のお兄さんとしては「絵で食べていく」というのは夢物語のように聞こえることでしょう。
しかもファンの女の子に囲まれて愛想良くしているというのも、お兄さん的にはチャラチャラして見えて気にくわない様子です。
どうせ遊びなんだろ?
見下したようなお兄さんの言い方にカチンときた雪名。うっかり手を上げそうになったそのとき、木佐さんが現れます。バイト終わりの雪名と木佐さんは待ち合わせしていたんですね。
今まで何度も酷い目に遭ってきた木佐さんに、お兄さんは雪名とも別れるよう道端で口論になってしまいます。
いざとなったら俺が養う!
勢いに任せてお兄さんに啖呵を切る木佐さんから男前発言も飛び出します。かっこい!
雪名は大物になる、とお兄さんにキッパリ告げる木佐さんに痺れました。しかも、最初に俺が好きになったんだよ!とさらに嬉しい発言も。
街中での男3人の騒動にギャラリーの目もありますが、木佐さんは一歩も引きません。雪名の手をひいて兄と絶縁までほのめかします。
おおお木佐さんもやる時はやる男です。だてに三十路を迎えていません。いいぞいいぞ。
お兄ちゃんはただのブラコンだった
が、木佐兄弟のとげとげしいやりとりにふと違和感を感じる雪名。木佐さんとお兄さんの会話が微妙に噛み合っていないことに、ひとり気がつきます。
お兄さんは木佐さんを嫌っているとかではなく、ただ単に弟を心配しているのでは?と感じる雪名。
なるほど、確かに熱くなっている張本人たちよりも、1歩ひいて見ている第三者の方が冷静に状況を見つめることができるというのはよくあることです。
お兄さんの発言はよくよく聞けば、過去に危なっかしい火遊びばかりしては痛い目に遭ってきた弟を思っての言葉ともとれなくはありません。
図らずして雪名の言葉によって木佐兄の分かりにくい愛情が明らかになり、お兄ちゃんがただのブラコンだったことが判明。チャラチャラした軽薄そうな男に弟を渡せない、自分が守ってやる!と木佐さんに抱きつくお兄さんw
木佐さんとしてはてっきり自分のことを男が好きだと軽蔑されているように思っていましたが、実はそれは盛大な勘違いだったのでした。
お兄さんは相手が男だからではなく、木佐さんを騙していそうな遊んでいそうな相手だから反対しただけ。まっっったく弟に伝わってないよお兄さん!逆に迷惑がられてるしw
思い込みの激しいところはそっくり
お兄さんとのすったもんだが一段落つき、木佐家で雪名と2人きりになった木佐さん。木佐家は両親共働きで小さい頃は木佐さんはよくお兄さんに懐いていたそうです。
しかし中学の頃から自分の性癖に気づいた木佐さんが、高校の時に家に男を連れ込んでやっちゃっているところをうっかりお兄さんに見られ、それ以来木佐さんはお兄さんに嫌われたと思い込んでいたのでした。
家に居づらくなり、高校卒業と共に実家を出てほぼ寄りつかなくなった木佐さんを、お兄さんはずっと心配してご覧の通りの「こじらせブラコン」になったという経緯です。
確かにお兄さん、ビジュアルも堅物という感じがするし(でもいい攻めにも受けにもなりそうな。。。)思い込みが激しいところは木佐さんに似ていますね。
顔立ちは似ていませんが、性格の根底は似ているのかもしれません。なんといっても兄弟です。無事に和解することができたから、木佐さんもたまには実家に顔を出すくらいはするようになるかな。
木佐さんは今31歳だし、高校卒業からなら10年以上も実家と疎遠になっているということ。これからはちょくちょく両親やお兄さんに顔を見せられるといいなと思います。
お兄さんは聡明な人なので、きっと両親には弟が男とつきあっていることは伏せていてくれるでしょうしね。
木佐さんのことは何でも知りたい
木佐家で、もっと木佐さんのことを知りたいと告げる雪名。今が幸せすぎて余裕がないままに木佐さんについていろいろと聞いてこなかったから、これからは何でも知りたい。どこまでも前向きな雪名。
まったく違う環境で育った2人がこうして一緒にいて、これからも共にいたいと願っている。それはとてもすごいこと。巡り会い、結ばれて今ここにいる2人。
ここまでの過去がなければきっとお互いに巡り合うことはなかった。きっともっともっとこれからも新しいお互いを知りどんどん好きになっていくはず。
そのためにも木佐さんのことは何でも知りたいと願う雪名。キラキラした表情でまっすぐに木佐さんを見つめる姿はとても眩しいです。
こういうことを言葉にしてきちんと伝えようとする雪名だからこそ、木佐さんも本気の恋をしたのでしょう。お兄さんに対してタンカを切れたのでしょう。
久しぶりの雪木佐エロスは激しくも甘々
ガマンするのが難しくなった2人は激しく身体を求めあいます。木佐さんのいいところも知り尽くしている雪名ですが、木佐さんだって負けずに言いかえしたりやり返したり。
じゃれあいつつも時に激しく、愛のあるエッチってやっぱり最高です。ほんっとこの2人は何があってももう大丈夫な気がしてきました。木佐さんさえぐるぐるしなければ。
イヤ、でもぐるぐるしない木佐さんなんて木佐さんじゃない気もするしなあ。難しいところですが、時にぐるぐるしながら絆を深めていって、いつしかぐるぐるしていた木佐さんを懐かしむ雪木佐を見られる日が来るといいな。
一通り済ませて翌日、今度は雪名家の話題になると、あっさりと兄と両親の4人で撮った写メを木佐さんに見せる雪名。
スマホから見る写真なのに、なぜかキラッキラと光り輝く雪名一家4人に驚愕してドン引きする木佐さんなのでした。
感想まとめ
なんというリア充。なんという幸せカップル。高野さんとりっちゃんがガタガタしていてもこっちが避難所として皆の癒しになりますね。
木佐さんのブラコン兄は年齢が謎ですが31歳の木佐さんより2.3歳上でしょうか。弁護士として働き、さらにこんなに弟に入れ込んでいたら当然独身でしょうし綺麗な顔立ちなので妄想は膨らみます。
最後にチラリと写った雪名一家は、はっきりとはしていませんが雪名のお兄さんは雪名とは違い短髪のイケメンっぽくて、きっと両親もかなりの美形でしょう。
こんなにもまっすぐでいい子の雪名のご家族だからきっと素敵な人たちに違いありません。雪名が満面の笑みで嬉しそうに家族写真を見せるだけあって期待は膨らみます。
今度揃って北海道から遊びに来るそうなので、そこで木佐さんとご対面という流れでしょうか。雪名皇の場合はまだno3までですが、このままほのぼの路線で進んでほしいな。
純情ロマンチカのアニメも3期があったし、次は世界一初恋もぜひ見たいものです。前野さんボイスと岡本さんボイスの雪名と木佐さんの絡みがまた見たいです。
というわけで長くなりましたが世界一初恋雪名皇の場合3のネタバレ感想でした。
次号エメラルド春の号は8月下旬の発売。表紙は中村春菊先生の「世界一初恋」です。小野寺律場合23になりそうですね。温泉回の続きはいったいどうなるのか。。。
それにしてもエメラルドが2周年とか早いなあ。初刊号が全国で売り切れ続出で、雑誌なのに入れの重版がかかった騒ぎが懐かしいです。次号は2周年記念のスペシャル企画もあるそうです。
長々とお付き合いありがとうございました。世界一初恋がやっぱり大好きです!それではまた次回の感想でお会いしましょう。
追記)感想を書きました。
世界一初恋 小野寺律の場合23 ネタバレ感想
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純情ロマンチカ ネタバレ感想
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