42話で美咲兄の息子と皆で遊園地にでかけて次は水族館へ。そこで義理のお姉さんがもしや美咲とウサギさんの関係に気づいたかも?と周囲の動きも気になる43話です。
さらにウサギさんがまさかの別れを口にした!?というここへきての展開。かと思いきや安心してください、履いてま…じゃなくてウサギさんはウサギさんのままでした。
前回の感想はこちら。
純情ロマンチカ42 ネタバレ感想
以下、雑誌エメラルド2016年春の号(最新話)のネタバレ感想になりますので、単行本派のかたはどうぞお気をつけ下さい。
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雑誌エメラルド、純情ロマンチカ、世界一初恋はまだ電子書籍化されていません。
純情ロマンチカ43話 感想 ネタバレあり
兄の家族と思い出の水族館へ
冒頭、美咲兄一家と水族館に行く美咲の死にそうな顔からスタートです。卒論がかなりヤバい状態なのに、お兄ちゃんに泣きつかれて1時間たけ水族館につきあうことになった模様です。
美咲の甥っこの真浩ちゃんはパパよりも美咲と一緒に行きたがっているようで、ウサギさんもそんな状況を見逃すはずもなく皆で水族館に行く約束になってしまいます。
しかしウサギさんに急な取材が入ってしまい、結局美咲だけが兄夫婦と一緒に水族館へ。昔ウサギさんと一緒にこの水族館に来たときに、はじめてちゃんとウサギさんを好きだと伝えたことを思い出す美咲。
当時からリニューアルされた水族館はウサギ兄の手によるもので、好きなことをやれているウサギ兄のことを思って美咲もほっとしています。
お義姉さんとの何気ない会話からクリスマスの話題になり、今までのウサギさんと過ごしたクリスマスのことを話す美咲。
思い出しながらとても楽しそうで良い表情の美咲を見て、まるで恋人みたいだとお義姉さんが何気なく美咲に声をかけたのですが。。。
嘘がつけない美咲ですが…
上手に嘘がつけないタイプの美咲はぎくりとして、思いっきりお義姉さんを振り返って目を合わせてしまいます。その後不自然な態度をごまかすべく、慌てて真浩の手を取ってミュージアムショップへ。
あらら。。。女性は恋愛関係のそういうのに聡いから、遊園地でも美咲とウサギさんを見ているお義姉さんとしては何かひっかかっているのは明らかな感じですね。
しかも今回はフォローしてくれるウサギさんもいないというピンチ。美咲は巧みに隠し事ができない性格だし身内という気の緩みもあるし、お義姉さんに勘付かれるのは時間の問題のような気もします。
むしろこれまでよく何年もバレずにすんだなあと感心するくらい。まあウサギさんが知略を働かせて、バレてはいけない人に対しては巧妙に秘密を守っていたのでしょうけども。
しかも逃げ込んだミュージアムショップでも、思わずお兄ちゃんに「ウサギさん」と話しかけてしまい、ドツボにハマる美咲。そんな美咲をお義姉さんはじっと見つめています。
さりげなく探りを入れるお義姉さん
その夜、お義姉さんは考え事をしながら夫(美咲兄)にそれとなくウサギさんと美咲について探りを入れます。
仲がいいのねというお義姉さんの言葉にもくったくなく「俺の弟と親友だからな」と明るい美咲兄。こちらはまったく2人の関係には気づいていない様子です。
美咲兄は天然というかおおらかというかこういう朗らかなところが素敵です。が、お義姉さんのちょっと困ったような表情からこちらは100%勘付いたようです。
うーん、これはもう仕方ないことなのでは。
このお義姉さんは美咲を問いつめたり美咲兄に告げ口をしたりと、ぎゃあぎゃあ騒ぐような女性ではないと思うんですが、ここから美咲サイドの家族へのカミングアウトという流れになるんでしょうか。
美咲は絶対にばらしたくないと思っているでしょうし、大学を卒業後にウサギさんの家を出る話ともからんできそうですね。
美咲兄は2人の関係をどう思うのかなあ。あまり偏見のある人ではないと思いたいですが、美咲の親代わりとして溺愛しているし、簡単にハイそうですかとはいかないかもしれません。
ありきたりですが2人をいったん離そうとするとか、してもおかしくないかな。純情ロマンチカも単行本20巻まできたし、そろそろこのあたりで美咲の家族にも認めてもらうという方向も考えられますね。いつまでもスルーは不自然だし。
ウサギさんがいなくて寂しかった美咲
一方、お義姉さんに気づかれたとは思ってもいない美咲は、ウサギさんのいない家でうたたね。ウサギさんから別れを切り出されるという最悪の夢にうなされていると、帰宅したウサギさんに揺り起こされます。
水族館でずっと感じていた違和感は、ウサギさんが一緒にいなかったこと。そんなことを考えてうたた寝したから悪い夢を見たのでしょう。
ウサギさんがいなくてちょっと寂しかった、といつになく素直な美咲。夢の話をしますがウサギさんは男らしく、夢でも現実でもそんなことはありえない、俺を見くびるなと美咲の不安を払しょくしてくれました。
盛り上がったところでさあいつものエロスに突入です。ウサギさんの流し目が相変わらずかっこいい!
美咲はエッチしながら、今まではウサギさんのほうが自分に依存していると思っていたのに、今回の水族館のことでウサギさんのことばかり考えていた自分のほうがウサギさんに依存しているんじゃないかと思い当たります。
ようやく美咲の気持ちが、ウサギさんのあまりある大きな愛情に追いついてきたんですね。まあ要するに盛大なノロケってやつです。なんだよもうリア充め。末永く爆発してなさい。
感想まとめ
何年かかってもエロに至らぬ話もある中で(それはそれでいいんですが)、毎話きちんと期待通りにエロがあると安心して(?)読めますね。
ヘロヘロのまま卒論をなんとか形にして仮提出した美咲の卒業も近いです。ということは丸川の入社も近いから、美咲が就職してからの話も読めるのかな。
配属はどこなんだろう。。。まさかエメラルド編集部でりっちゃん達の同僚になるとかだと、一粒で二度オイシイみたいになるんですが。さすがにそうはうまくいかないかなー。あ、桐嶋さんがいるジャプン編集部もいいですね。
私はBLは世界一初恋からはじまって次に純情ロマンチカへとはまったので、思い入れのある作品としてこれからもずっとずっと美咲とウサギさんを見守っていきたいと思います。
ではまた次回8月末のエメラルド夏の号でお会いしましょう。
追記)エメラルド夏の号の感想を書きました。
純情ミックス ネタバレ感想 エメラルド夏の号 純情ロマンチカ編も
世界一初恋の感想はこちらからどうぞ。
世界一初恋 ネタバレ感想
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