電子書籍各サイトのどこが良くてどこがいまいちなのか、複数の電子書籍サイトの中から私がスマホとパソコンの両方で使っているサイトを中心に比較してみたいと思います。
BLコミックに限っての比較になりますので一般漫画となるとまた少し結論は変わってきます。
家族の目やスペースの問題もあるし、これからはBL漫画を電子書籍で読みたいと思っている人や、初心者の方でBL漫画を読むのにどこの電子書籍サイトを使おうか悩んでいる方などの参考になれば嬉しいです。
電子書籍でBLコミックを読む際にどのサイトを使うかは、品揃え、料金、先行配信のタイミング、ストア限定特典の有無、修正具合、対応の端末、決済の方法、キャンペーンの有無、使い勝手の良さ、サイトの信頼性など、各ストアによって条件がバラバラのため情報を自分なりに整理して総合的に判断することになります。
私は新刊を早く読みたいので配信の早さが一番の優先項目になり、その次に限定特典や価格やポイントと続きます。
【BL版】電子書籍のサイト比較
Renta!
良いところ
配信が早い。先行配信最多
Renta!限定特典が多い
48時間レンタルで安く読めるコミックがある
修正が甘い作品がある
口コミが多い
いまいちなところ
クーポンや20%オフなどの大型割引が少なめ
毎日朝の10:00ジャストに配信(他サイトは日付が変わると同時くらいに配信されることが多い)
追記)2016/11/8から作品の入荷が0時00分ジャスト配信に改定され、使いやすくなりました。
Kindle
良いところ
他サイトよりも数十円程度安いことが多い
配信が早い作品がある
たまにポイント20倍やまとめ買いなどの大型セールがある
いまいちなところ
限定特典がほぼない
セールやキャンペーンを見つけにくい
修正が残念
【Kindle】BL漫画トップページ
ebookjapan
良いところ
常に1%ポイント還元がある
アンケートに答えて図書券プレゼントがたまにある
20%オフや出版社ごとのキャンペーンがある
本棚を背表紙で並び替えることができる
画質が良い
いまいちなところ
限定特典がほぼない
配信が遅め
昔と比べると修正が残念
コミックシーモア
良いところ
20%オフや出版社ごとのキャンペーンなどがある
たまに先行配信がある
月額会員は少しお得に買える(例:2160円で2450円分)
いまいちなところ
限定特典がほぼない
配信が遅め
修正が残念
BookLive!
良いところ
Tポイントが貯められる
20%オフや出版社ごとのキャンペーンがある
毎日無料ガチャでクーポンがゲットできる
いまいちなところ
限定特典がほぼない
配信が遅め
修正が残念
電子書籍各ストアの使い分け
よくチェックするのはこの5サイトです。
上記以外の電子書籍サイトもキャンペーンの時などにたまにチェックしますが、正直どこで何を買ったか把握するのが大変なのであまり利用サイトを増やしたくないという気持ちもあり、この5つを中心に使い分けています。
Renta!を中心に他サイトをサブ利用
私の場合、まずBLマンガの新刊本は、先行配信をチェックしてRenta!で先行配信があればRenta!を利用します。
すべてのサイトで同時に配信される作品なら、限定特典があればRenta!を優先し、なければBookLive!でチェック。
Kindleの配信が早ければKindleで買うというふうに、BL漫画の新刊は早く読めるサイトを探して読んでいます。
結局のところ新刊BLは、やはり先行配信の多さと限定特典の兼ね合わせからRenta!の利用が一番多いですね。ストアの使いやすさと読みやすさもあって一押しです。
またRenta!や他のサイトで配信のない作品はebookjapanで探すと見つかる場合が多く、ebookjapanは最後の砦となっています。
クーポンが多いBookLive!
余談ですが少年漫画や少女漫画などのBL以外の漫画は、品揃えやキャンペーンからBookLive! とebookjapanをよく利用します。
BookLive!は1冊半額のクーポンがメールマガジンで月1回くらいの頻度で送られてくるので逃さずチェック。
さらにBookLive!は毎日無料ガチャを引いてクーポンがゲットできるので、常に15%OFF~20%OFFなど何かしらのクーポンが手元にあるというありがたい状態です。
巻数の多い少年マンガや少女マンガをまとめ買いする際には、常時何らかのクーポンがあるBookLive!は大変重宝しています。
Kindleへの誤解
よく誤解している人がいますがAmazonのKindleはKindle専用の端末がなくても手持ちのスマホやパソコンで利用できます。
私も使う前は専用端末じゃないと読めないと思っていたクチなので誤解なきようお気をつけください。
サイトの使い勝手やアプリの使いやすさは人によって感覚が違うので、まずは一通り会員登録をして無料サンプルで試し読みしてみるなど、ある程度実際に触ってみてから決めるのがおすすめです。
会員登録だけなら無料ですし、初回限定の半額クーポンなどがついてくるサイトも多いです。
複数サイト利用時の注意点
複数の電子書籍サイトを使う場合、いわずもがなですが重複購入にはくれぐれもお気をつけ下さい。
私はうっかり同じ漫画を別々のサイトで2冊買ってしまい凹むということがこれまで2.3回ありました。
昔の作品を買って後で読もうと思ったものの忘れてしまい、またしばらくして別のサイトで買ってしまうというもったいないやつです。
最初の頃は同じ本を2冊買うなんてまさか自分がそんなミスをするわけがないと思っていましたが、完全に思い上がりでした。人間は忘却の生き物です。
特に漫画を大量に買う人は注意が必要です。電子書籍を使い慣れてきた頃が一番危険。油断禁物。うっかりは慣れてきた頃に起きるもの。
以上が現段階での電子書籍サイトの比較と利用状況です。
今後もっとお得だったり使い勝手が良いサイトが出てくればそちらを使うようになると思いますが、その都度アンテナを張っておきたいですね。
何か良い情報があればまた発信していきたいと思います。
BL漫画の修正について
各サイトごとや出版社や作品によって微妙に違ったりしますが、電子は基本白いと思っておいたほうが無難です。私たちの得意技の脳内妄想で補うのがデフォルトです。
いわゆる局部や合体時の結合部などの修正に関しては、何をやっているのか分からないような修正は困りますがそうでなければ私はそこまでは気にしていません。
確かに2人の愛の営みのラブシーンで局部がドーンと白抜きだと気持ちが多少萎えますが、これはもう仕方ないものとして受け入れざるを得ないかなと思います。
昔と比べて年々修正が厳しくなってきているのは事実で、BLは特に東京都などに目をつけられているということもありエロへの風当たりは強くなる一方です。
今後ますます修正もきつくなっていくことでしょう。なんとも世知辛い世の中です。
しかし一筋の光として、最近一部のBLコミックが全年齢向けの通常版と18禁版の両方を電子書籍で発売したという流れもあり、もしかするとこれがBLにおけるエロへの救世主となる可能性もあります。
また作家さんによっては修正を考慮してか、エロいシーンでも衣服や身体、シーツや家具などを使って職人技のごとくうまく隠すタイプの先生もいらっしゃいます。
作家さんとしても頑張って描いたものが蓋を開けたら真っ白に、というのはやはり思うところあるのではないでしょうか。
私は最新話が気になってBL雑誌も読んでいますが、修正に関しては紙の雑誌が一番甘く、次に紙の単行本、一番厳しいのが電子書籍の順となっています。
紙のBL雑誌で時々「おおっこれはいいのか!?」と思うような修正甘めな攻めてる雑誌(例:ディアプラス)などもありますが、単行本になると修正されているというのも珍しくありません。
「何が何でもなるべくギリギリまで見たい」という人は紙の雑誌が一番おすすめですが「まあそこまではこだわらないかな」という人は電子書籍でも十分BLを楽しめると思います。
BLは日々の癒しです。楽しく有意義な電子書籍のBLライフを送りましょう。