上半期に買った約180冊のBLコミックの中からランキング形式にしましたが、ああでもないこうでもないと考えながら選ぶのが楽しかったです。
まず50冊くらいをざっとピックアップして絶対はずせない作品を10冊ほど選び、パラパラと読み返しながら残りを選出するという感じで最終的に20冊に絞りました。
1週間くらい考えて、やっぱりこれはこの順位じゃないなあと入れ替えたり戻したりをくり返してようやく決定。
冷静に平等にを心がけたつもりではありますが、上半期の後半で読んだ漫画の方がどうしても印象に残っているのは仕方ないこととして、あくまでも個人的なランキングとして見ていただけると幸いです。
各作品にひとこと感想も付け加えて2016年上半期おすすめBL漫画ランキング20です。
【2016年】BL漫画おすすめランキングベスト20【上半期】
【1位】「VOID」座裏屋蘭丸
座裏屋蘭丸先生の18禁BL(電子は全年齢向け)そのエロもさることながら圧巻の裸体の描写に魅せられて芸術を感じました。
【2位】「ひだまりが聴こえる-幸福論-」文乃ゆき
人生の中で「出会えただけで幸せだった」と思えるようなかけがえのない人に会えるのは幸せなこと。楽しいことも辛いことも含めて2人がお互いに歩み寄ることで関係を進めていく姿勢に感動しました。心が洗われるようなBLです。
【3位】「ネガ」「ポジ」はらだ
一度はまったらクセになってしまいもう離れられなくなるはらだ作品。悪い男に捕まったような逃れられないこの感覚。万人受けする作風ではありませんが私はもうすっかり虜です。喜んで溺れます。
【4位】「明日はどっちだ!」1巻 山本小鉄子
ゆっくり進む感じが最高オブ最高。1巻かよおおお!ってジタバタと萌え転がるやつ。によによがとまらないやつ。チューしかしてないのにゴロンゴロンして軽く地球一周するやつ。結論、最高。
【5位】「ギヴン」2巻 キヅナツキ
真冬と由紀の過去も明らかになり辛い2巻でしたが、希望も救いも見えてホッとしました。ライブシーンと思いが溢れだしたようなキスシーンはとても素敵です。まだ続くのですが完結次第でバンドBLの名作になる予感もひしひしと。バンドもの苦手な人にもぜひおすすめしたいです。
【6位】「もういちど、なんどでも。」上下巻 阿仁谷ユイジ
記憶喪失ものなので紆余曲折ありますがラブく終わる幸せ。エロたっぷりで読ませてくれます。アフターエピソードまで含めてこの順位に。
【7位】「スクリーン」村上キャンプ
長いつき合いの2人のはずなのに初々しくてずっとニヤニヤ。くすっと笑えたりハラハラしたり萌えたりと忙しい上にエロまであるという欲張りっぷりに大満足です。キュン萌え死確定。記憶を消してもう一回読みたいです。
【8位】「女王と仕立て屋」スカーレット・ベリ子
受け攻めがそっちかい!が定番のスカベリ先生。これもかわいい攻めがキメてくれました。
【9位】「グッドバイライラック」ゆき林檎
教師×元生徒というありふれた設定ながら、淡々とした静けさと日常の中に溶け込むようなゆき林檎先生のやわらかい絵柄がマッチしていて、優しい気持ちで健気で一途な受けの想いの行方を見守りたくなります。
【10位】「いちばん遠い星」秋平しろ
秋平しろ先生の前作2作もかわいかったですが、今作はいつもに増してかわいくて幸せで甘くて緒川千世先生の推薦も納得の1冊です。両片思いでじわじわ近づくかんじがキュンキュンきます。
【11位】「鬼は笑うか」木村ヒデサト
禁断の男の生理ネタが木村ヒデサト先生の手にかかればこうなるんですね。何度も読み返してしまいました。タイトルの意味、そのラストは必見です。
【12位】「ギフト」明治カナ子
【13位】「いやよいやよもキスのうち」みちのくアタミ
超敏感体質ってエロいですね。お兄ちゃんの番外編も甘くてよかったです。みちのくアタミ先生のBL漫画のタイトルはぜひこのままのノリとセンスでお願いしたいところ。
【14位】「デンタルダーリン」未散ソノオ
つぶクリからうはクリへ。歯科医療まわりのリアリティのあるお話が興味深く、コミュ障な2人のやりとりがニヤリとできるテンポの良さ。死んだ魚の目の羽仁先生が少しずつ表情豊かになるのもよかったです。
【15位】「雪の下のクオリア」紀伊カンナ
背景を含めせすべてが丁寧に描かれ好感しかもてない。淡々としたストーリーがふんわり優しくて、静寂包まれているのに底辺に流れる熱さもじわりと伝わってきてこの世界観に引きこまれます。幸せと温かい気持ちで胸が熱くなりました。エロはほぼないのでBL初心者の方にもおすすめです。
【16位】「たかが復縁」見多ほむろ
まさかこんなにもおじさまがかわいいとはね。見事にキュン萌えしましたよね。見多ほむろ作品の中で一番好きになりました。
【17位】「したがりな俺たちの、きのう今日あした」松本ノダ
今風のスタイリッシュな絵柄ではありませんが味があって、ぽっちゃりモブ系男子がメインキャラになるという意表を突いた作品。ねっとりしたエロに釘づけです。
【18位】「アーモンドを七粒2」夏水りつ
祝完結。表紙の笑顔に見とれてしまいます。夏水先生も安心安定の作家さんだなあとしみじみ。
【19位】「花恋つらね」夏目イサク
特殊な世界で頑張る同世代の良きライバルというのは、時に反発したりぶつかったりしながらも互いに妙に気になる存在であるのが世の常というもの。まだエロのエの字もありませんがこの先がっつりBがLする日がくるのをワクワクしながら待ちたくなる期待値の高さはさすが夏目イサク先生です。
【20位】「きゃっつ 四畳半ぶらぶら節」羽生山へび子
義理と人情のガチ猫BL。まだBがLしていないに等しくニアBLという感じですが今後が楽しみです。
【番外編】「さんかく窓の外側は夜」3巻 ヤマシタトモコ
ヤマシタトモコ先生いわく「BLとして描いている」ということなので番外編として入れました。エロがないのにこんなにもエロいってどういうこと。いいぞもっとやれ。これぞ男2人の萌えな関係性のお手本です。
まとめ
迷いに迷って泣く泣く外した漫画もあり、その時の精神状態や気分によって順位はその都度入れ替わるものだと思いますが、現段階としては納得のランキングになりました。何かの参考になれば嬉しいです。
2016年上半期も素晴らしい萌えと癒しを提供してくださった作家さんたちに感謝したいです。下半期も笑ったり泣いたりしながらたくさんのBL漫画を読みたいと思います。
2016年上半期もっとも売れたBL漫画ランキングベスト100
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