桜日梯子先生の「抱かれたい男」の新章がスタートしました。チュン太と高人が楽屋であんなことやこんなことを。待ってましたー!
高人と東谷のハワイでの小休止も終わり2巻の続きの新章がようやく本格的に再開しましたが、この日をどんなに待っていたことか。
ここまで大まかには、雑誌マガジンビーボーイでの「抱かれたい男」の本編の連載はしばらく休載期間があり、その後東谷目線の過去編と高人目線の過去編がありました。
前号のマガビー8月号でハワイでチュン太と高人がバカンスを過ごすという番外編のような感じの連載が掲載され、今月のマガジンビーボーイ9月号から2巻の続きにあたる本編の連載が本格的に再開したという流れです。
以下「抱かれたい男1位に脅されています。」最新話9話のネタバレ感想です。
抱かれたい男1位に脅されています。4巻 電子配信
抱かれたい男1位に脅されています4巻9話 感想 ネタバレあり
大勢の観客の中からチュン太を見つけてしまう高人
舞台の仕事の千秋楽を終えて観客席に向かって深々とお礼をする高人。この舞台は大成功したようで割れんばかりの拍手の中、高人は大勢の観客の中から東谷を見つけます。
高人にとって、人を好きになるという特別な感情はとても厄介なものです。お芝居と違って自分をコントロールできないし、そんな自分に戸惑っているうちに身も心も作り変えられていく。
東谷を好きになったことでそのことを実感した高人は、その証拠にこんなに大勢のお客さんの中から東谷の姿を見つけてしまう自分に気づきます。
以前とは変わってしまった自分に半ばあきらめ気味に「勘弁してくれ」なんて思っちゃう高人にとって東谷はかけがえのない存在なんですね。最初は東谷のほうが押せ押せって感じでしたが、今やもう高人も夢中。心も体も東谷なしなんて考えられないんだろうな。
本日のNG大賞は綾木
高人が観客席にいる東谷を見つけたときの、東谷の柔らかい笑顔が素敵です。
泣きそうにも見えるくらい優しい目と表情で高人の晴れ姿に拍手を送る東谷を見ると、恋人の頑張っている姿を応援したいという気持ちが伝わってきてなんだか私まで感慨深くなってしまいます。
高人はかなり大きな会場での舞台だったようですが、東谷の座っていた座席はおそらく招待された関係者席。東谷は本当は高人と一緒に舞台に立ちたいという気持ちも強くあったんじゃないのかなと思います。
お芝居に真剣な2人のことですから、きっとお互いの良い芝居を見たら役者魂にも火がつくでしょう。俳優同士で切磋琢磨できる関係っていいですね。
舞台は全日程終わり、楽屋ではなぜか主演の綾木が衣装のままでいて、身体には「本日のNG大賞」のタスキがかかっています。
実はこの舞台のメンバーでその日一番セリフを噛んだ人が、終演後に舞台衣装のままでロビーてグッズの売り子をするというルールがあるようで、今回は主演の綾木になった模様です。
俺やっぱり西條さんのことマジで…
主演なのにと凹む綾木に、それたけ真剣に本気で芝居と向き合ったということだと高人。よくやったと綾木を労います。
先輩俳優にこんなふうに認めてもらったら嬉しいだろうな。しかもそれが好きな人ならなおのこと。高人のほうも、良いものは良いと認める強さやしなやかさを持ち合わせている人ということですね。
高人って俳優の後輩たちからは怖がられつつも、実は密かに尊敬されていて業界内に隠れファンが多かったりするのかもしれないなと思いました。チュン太もうかうかしていられない。
主演の舞台で高人に認めてもらえた綾木は、舌打ちしながらも「俺やっぱり西條さんのことマジで惚れて…」と言いかけたところで東谷が乱入してきます。
しかも綾木が高人に握手をしようと出した手を、思いっきり東谷が握って綾木の手がバキボキ(笑)
綾木逃げてー!
綾木の告白ちっくなセリフを遮り、高人の代わりに握手する東谷は、舞台は良かったと認めつつも、高人とのシーンでは思わず舞台に乗り込んで斬りかかりたかったとブラックチュン太節炸裂で綾木を牽制します。
しかもその間ずっと綾木の手を握ったまま。綾木の手、メキメキいってますが大丈夫!?綾木逃げてー!
打ち上げに行くために自分の楽屋に戻る高人に、当然のようについていく東谷が満面の笑みでかわいいです。白い天使チュン太。
この舞台の高人の衣装もかっこいいですが、髪型が腰まである長髪でこういうのも似合うなあと感心します。ウイッグかな。
私はリアルでは長髪の男の人って好みじゃないし短髪が好きなんですが、マンガだと長髪の似合うキャラが多くて嬉しいです。しかも長髪の男子キャラって美男子が多いし。
衣装やヘアメイクに加えて、舞台でもいつもよりいっそう艶やかな高人に東谷も見とれているようで、あまりの高人の美しさに魅せられています。
俳優としてのライバル同士
「西條高人にはいつも色鮮やかな景色を見せてもらっている」と伝える東谷の素直さはすばらしいと思うし、厳しい芸能界での人気俳優というライバル同士なのにきちんと相手を認められる東谷の器の大きさもたいしたものだなと思います。
褒められて喜んでいいのか恥ずかしいのか分からなくなった高人の照れる姿がかわいい。そんな高人に、東谷も天使の羽をバッサーとしながら飛びついてしまいます。バックハグで楽屋の鏡に映った自分の顔が真っ赤なのを見て戸惑う高人。
舞台が終わるまでは体力温存のためにおあずけをくらっていた東谷は、その手が熱くなるくらいずっと我慢していたようです。あわや楽屋で盛ろうとしますが高人に打ち上げもあるしとやんわり拒否され、さすがに仕事場は危険という認識もあるのかわりとあっさり引き下がる東谷。
舞台が終わるまでってけっこう長かったんじゃないかな。仕事のことだし約束を守って本当に手を出さなかった東谷はえらい。高人には絶対嫌われたくないっていうのがよく分かります。
本当はずっと触れたかった
しかし実は高人のほうも我慢していて、東谷に触れたいと思っていたのでした。「キスとか少しだけならいい」と真っ赤になってうつむきがちに言う高人が最高にかわいかったです。
そんなかわいいことを言われて黙ってはいられない東谷は、強引にキス。からの乳首もいじるわ本番もするわで「少し」どころではすまない状態です。まあ煽られたしこの場合は仕方ないか。
ちなみに立ちバックてすぐに本番までいったのがちょっと残念かな。もうちょっと高人をじらしたりしてもよかったのよ?チュン太。
ここで注目なのは、高人は舞台用の長髪のままというところでしょうか。なにやら新鮮でエロい顔もいつもとちょっと違う感じに見えてスバラシイです。
高人は楽屋の鍵をかけていないことに焦りまくりますが、ぬかりなく戸は施錠済み。しかも入って来ないように張り紙までしてあるという用意周到っぷりです。
いつの間に…チュン太よ、キミはすごい。いったんは引くそぶりを見せたけど本当はヤる気満々だったということですねわかります。
チュン太と高人のドラマ再共演が決定!
ブラックチュン太がドSを発揮して、施錠したことを高人に教えないから高人はおたおたしっぱなしです。声も抑えめですがチュン太は容赦なくいいところを責めてくるし、すぐにいつものトロトロ高人になっていきます。
楽屋なので鏡で自分の表情を見た高人が真っ赤になるのも見もの。チュン太が見せたんですけどね。Hの後で、施錠や張り紙を見た高人が東谷をポカスカ殴るのもかわいかったです。
その後2人に電話で「真昼の星」の続編ドラマの制作が決まったということが伝えられ、高人と東谷はまた仕事で共演することになります。
東谷はキラキラと嬉しそうな顔なんですが、この表情が地味に犬っぽくてかわいい。高人さんは東谷のキラキラオーラがうっとうしそうですが。
というところまでがマガジンビーボーイ9月号の「抱かれたい男1位に脅されています。」新章第1話(第9話)でした。
感想まとめ
舞台を無事に終えて、今回はどちらかというと高人が東谷を想う気持ちの方にスポットがあたったかなと思いました。あとは高人の長髪。(しつこい)
芸歴の長い高人ですがちゃんとした恋は初めてというだけあって、自分が人を好きになるということに戸惑いつつも心身ともに随分と強くチュン太に惹かれている。それを不器用ながらも自覚している真っ最中ということでしょう。
高人と東谷がまた仕事で共演することになりましたが、今後はドラマ撮影現場で何かが起きるということなのかな。
何もないとつまらないけど何かあるのも胃が痛くなる人気俳優同士なので、周辺には十分気をつけて密かにイチャイチャしまくってほしいです。
次号マガジンビーボーイ10月号は9月7日(水)発売です。新章2話も楽しみに待ちたいと思います。
追記)2話の感想を書きました。
抱かれたい男1位に脅されています。9話 ネタバレ感想
桜日梯子先生のBLコミックス
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