おげれつたなか先生いわくエスケープジャーニーは一旦最終回となり期間があきますとのことです。12話で太一と直人は全然からまず距離を置いた状態で一旦最終回なんてつらすぎます。
12話は42ページとボリュームもあったし読みごたえはありましたが、せめて幸せな太一と直人を回想シーンでもいいから見たかったです。
一旦最終回というのはおげれつ先生のツイッター情報でしたが突然のアナウンスにびっくりしました。多分おげれつ先生のフォロワーさんでマガジンビーボーイを買っている人は皆ファ!?ってなったと思います。
誰が考えても太一と直人のあの霧の中の暗い状態から9月号のたった1話で最終回にもっていくのは難しいですもん。エスケープジャーニーはわりとコンスタントにマガジンビーボーイに連載されていたから余計に驚きました。
休載っていうことだよね?とドキドキしながら読みましたが、いわゆる最終回っぽさはなくてむしろ「えっココで終わる!?」という気になるところで続くになっています。
以下おげれつたなか先生の「エスケープジャーニー」12話のネタバレ感想です。
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追記)2巻が発売になりました。
エスケープジャーニー12話 感想 ネタバレあり
憎めない当て馬キャラの仁科
仁科にバイクで自宅まで送ってもらった直人。これからのことを静かに問う仁科に、直人は好きだけど距離を置いた方がいいと告げます。感情を抑えているのか伏し目がちな直人に、仁科は自分が追いつめるようなことを言ったからかと気にしています。
仁科は立場的には太一と直人の当て馬になりますが、いわゆる当て馬君ってイラッとさせるだけの嫌な奴なら全力でメインキャラ2人を応援できるんですが、こうして少しでもいいところがあると憎めないなーと思ってしまいます。
仁科なんて真っ赤になってるし可愛げがあるというかなんというか。いやだからといって太一と直人は絶対に離れてほしくないですが。
自分のせいかもとうつむく仁科に直人は「仁科は関係ない」と明るく告げ、そこではじめて仁科が今3年生であることを知ります。
驚いて唖然とするギャグ顔の直人がかわいい。目が点になっててメガネから飛び出してます(笑)
仁科は1年学費を稼ぐためにフリーターをしていたので学年だけが1つ下。確かに年下ならこれまでの態度はなかなかのものがあります。
今さらビビッてしまった太一
久しぶりに笑った直人はちょっと明るくなった様子で自宅へ帰宅。家族の食卓で彼女がいるのかという話になってドキッとするも、うまくごまかします。こういうのは心臓に悪い。
でもかわいい息子を心配する母親に対しては軽口ではなく真面目にとりあいます。やっぱり直人も太一の母親の一件で家族というものに対しては思うところがあるのでしょう。
一方、太一は直人の「大学の前で待ってる」という言葉を思い返して戻りますが、そこには誰もいませんでした。離れるのは嫌だと言った直人に対して太一も本当は離れたくなんてない。なのに怖くなってしまって手を離そうとしてしまった…。
直人も怖かったはずなのに直人は太一と一緒に生きる道を選んでくれた。それなのに今さらビビッてしまった太一。太一にとって一番大切なのは、まわりのことでも将来のことでもなく直人なのに。自分の気持ちを再確認した太一は直人に謝ろうとします.
お前らは時間の無駄だよ
学校で最近一緒にいない太一と直人をいぶかしがる愉快なお友達もいます。女がらみでしょうと詮索されますが軽くやりすごす直人は、顔を見て話したいとラインをしてきた太一と学園祭の後に会う約束をします。
12話での太一と直人のからみはこのラインのみ。暗く切ない展開が続きますが、ラブラブな2人にお目にかかれるのはいつのことになるのでしょうか。なんだかしゅんとしてしまいました。
仁科は太一と話があると押しかけ、敵意をむき出しのまま太一につっかかっていきます。太一と直人のことはキスを見て知っていることも告げ「飽きたなら早く捨ててやれ」と真っ向から太一に向かい合います。
「お前らは時間の無駄だよ」
胸倉をつかむ仁科の手を払いのける太一。
しんどいのに笑うな
ミスターS大の舞台に立つ太一を遠くから見つめる直人。ちなみに太一の一発芸はまさかのあやとりをしたそうです(笑)さすが太一。見たかった。すっごい地味な一発芸ですが会場の雰囲気は大丈夫だったんでしょうか。
イケメンがおもむろにあやとりをし始めるというシュールな場面はぜひ見て見てみたかったです。
結局太一は見事ミスターS大に選ばれ、インタビューで好みはよく笑って明るく元気な子と誰かを思い起こさせるような回答をします。
「この後、会って話したところで太一のことは分からないままかもしれない」そう思うと、不安でやりれなくて思わず涙する直人。親友の晴れ姿に感極まって泣いていると都合よく解釈してくれる友人たちの能天気さが今は唯一の救いです。
自分の名前を大声で呼ぶ友人たちの声に気づいて、直人たちのほうに目を向ける太一。そこで太一が見たものは、直人を抱き寄せる仁科の姿でした。
仁科は泣く直人を放っておけずに、思わず直人の手を掴んでその場から連れ出します。ステージから降りて追いかける太一。
あわわ、この展開はもう嫌な予感しかしないです。すれ違いまくる直人と太一ですが、またも誤解の予感しかしないというイヤな展開。
「しんどいのに笑うな」
仁科に指摘され、それでも頑張って笑顔を作ろうとする直人が健気で切ないです。そんな直人を見かねて思わず頬に手を伸ばし顔を寄せる仁科。直人は不意を突かれて驚きます。
息を切らせて仁科と直人を探す太一は。。。というところでエスケープジャーニー12話は終了です。
感想まとめ
せっかく太一が直人と話そうとしていたのに、このシーンを見て太一が誤解するという方向になるのでしょうか。
それより仁科と直人はキスするかな。するなら12話のラストでしちゃったところまで描きそうだし、なんとなく未遂で終わりそうな気もします。(希望的観測)
ここから13話までどれくらい休載になるのか期間が開くってどれくらいなんだろう。
おげれつ先生は今や売れっ子作家さんでディアプラスでの新連載「ロンリーとオーガンジー」も始まるし、ドラマCD関連のお仕事などもあるでしょう。
WEBコミック「ビーズログCHEEK」で初めての一般漫画の連載も始まります。きっと多忙を極めておられるとは思いますが、待ってるのでぜひ早めに再開していただけると嬉しいです。
正直に言うとエスケープジャーニーにある程度メドをつけてから休載にしてほしかったなと思ったりもしますが、大人の事情とかでやむなしということなのかな。
売れっ子になると調整も大変ということなのかもですね。
BL雑誌って少女漫画雑誌とか少年漫画雑誌とはちょっと違っていて、毎号連載作品の顔ぶれが同じではないというのが特徴です。
私はお目当ての漫画が休載でも他のマンガが気になって買ってしまいますが、何かコレという読みたい漫画があって雑誌を買う場合はちゃんと予告に作品名があるかどうかを確認してから買わないと痛い目に合いそうです。
すれ違いが愛を育む時間として振り返ることができる日がいつか来ますように。できる限り早めにお願いしますと念(中二病)を送っておきます。
13話も楽しみにしています。
追記)13話の感想を書きました。
エスケープジャーニー13話 ネタバレ感想
おげれつたなか先生のBLコミックス
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