マガジンビーボーイ9月号の「酷くしないで」ネタバレ感想です。

勃たなかった真矢に悩むネムと真矢父登場の最新話「酷くしないで」の感想です。沖野のことが一段落して、これぞBLという感じの真矢&眠傘に戻ってきました。

内容としては6巻に収録されるかな。沖野も出てきますが相変わらずの天然激カワです。

新刊の酷くしないで6巻は10月8日(土)に発売されます。コミックス5巻の表紙の真矢が超かっこよかったので6巻にも期待したいですね。

ねこ田米蔵先生といえばブリーフ好きで有名ですが、私の中ではもうブリーフ=ねこ田米蔵という図が成立しています。

ねこ田先生は趣味でブリーフグッズを作られていたりしてそのブリーフ愛はガチ。そんなねこ田先生、私はおちゃめで大好きです。

以下マガジンビーボーイ2016年9月号に掲載のねこ田米蔵先生の「酷くしないで」最新話ネタバレ感想です。

コミックスの6巻に収録されるお話のネタバレになるので、コミックス派の方はどうぞお気を付け下さい。

酷くしないで6巻 電子書籍


追記)6巻が発売されました。

酷くしないで(6)

酷くしないで(6)

酷くしないで(6)

酷くしないで6巻感想 ネタバレあり


真剣にパンストを見つめるネム


冒頭パンストを片手にコンビニの店内で深くため息をつくネム。背後を女性がいぶかしげな目で見て通りますがネムはまったく気づきません。

そりゃ大学生くらいの男の子が女性のパンストを見つめてたらなんぞ?って思いますよね。

ネムは大学に戻ると、勃たなかった真矢のことを沖野に相談します。赤裸々に真矢との情事を詳細に話すネム。

いつも上に乗ったらすぐ入れたがるとか口でシたらすごく嬉しそうだとか、女装したら超興奮してストッキングをビリビリにされただとか(だから冒頭のパンストか)、引き算!引き算仕事して!と言いたくなるようなネムの説明に、沖野はずっと赤面顔です。かわいい。

タタナ買った=勃たなかった


ネムの赤面顔もかわいいですが、沖野のぽわっとした赤面顔は酷くしないでの中で一番かわいいと思うな。なんでこんなにかわいいんだろう。

瞳も輪郭もフォルムがまるっとしてて、もちっとしてそうだからかな。沖野には赤面顔ナンバー1を授けたいです。

「勃たなかった」を「タタナ買った?」と聞き返す沖野もさすが天然です。マヤと沖野の2人ってもうほわほわしてて癒ししかないですね。かわいいなあもう。

相談するネムは真剣で、真矢がやっぱり女の子のほうがいいと言うんじゃないかと悩みます。真矢はイケメンのモテ男ですからね。無理もありません。

昔のことを思い出した真矢


実は真矢は昔、ネムに無理矢理したことを思いだして後悔のあまりいたたまれなくなっていたのでした。

あー…確かに真矢とネムは始まりが強引にでしたからね。1巻のことだし今ラブラブだからうっかり忘れがちですが。

今さらながらにそのことを思い出して、自己嫌悪に陥る真矢。ネムがもしかしたらそのことを思い出して今苦しんでいるのではないかと悶々と考えています。

流夏にちらっと話すも、ネムに謝った後にまた元通りの関係に戻れるか不安でいっぱいになってしまう真矢。

こういう場合、謝って自分がすっきりしたいだけの自己満足にならないようにしないといけないと思いますが、なによりも真矢はまだとても若い。自らを省みて反省するのはいいことですが、やはり打算も働くのが人間です。

打算的な真矢だけど…


その夜、部屋で例のパンスト(結局買ったのか)をずいっと真矢に差し出して、勃たなかった理由が自分にあるなら教えてほしい、女装がいいなら女装でも何でもすると必死なネム。

くううっなんて健気でいい子なんだ!

すねたり投げたり逃げたりせずに、きちんと真矢と向き合おうとするその姿勢は、普段真矢ばかりがイケメン扱いですが実はネムのほうが真のイケメンなんじゃないのかと思わせられます。こういうネムだからこそ真矢も惚れこんだわけです。

そんなネムの誠実な態度に、今なら許してもらえるだろうから謝ろうとしている打算的な自分に気がつく真矢。自分がズルいやつだと自覚しますが、これは難しいところですよね。

もしネムがこういう態度じゃなかったとしても、真矢なら覚悟を決めて謝ったんじゃないかな。私にそう思わせるのは、ここまでの真矢のネムに対する態度を5巻にわたって見てきたから。

ネムを今後もうんと大切にしよう


真矢のやったことはもちろん許されることではありませんが、結局、今後ネムをうんと大事にして幸せにするということで償いとするしかないんじゃないでしょうか。

真矢と一緒にいるネムは今とても幸せそうで、そんなネムを真矢はうんと大切にしながら過ごしてほしいと思います。

意を決して初めてネムを抱いたときのことを謝る真矢。ネムが離れていくのではとビビッて逃げてしまったことを正座してきちんと謝罪します。逆に言うとビビるくらいネムのことが大切だったということ。

唐突な謝罪にびっくりするネム。女の子の方がいいんじゃないかとか見当違いのことを考えていた人からしたら、確かに今さらで驚くでしょう。

そんなことだったのかーと立ち力するネム。真矢は「赦すも何も忘れていた」とあっさりなネムを抱きしめて、泣き虫たけど肝心な時には凛々しいネムに惚れ直しました。

君は僕よりエッチでいてくれなきゃいやだ


そしてハイお待ちかねの真矢×ネムのエロエロなお時間がスタートです。

妙にやる気を出してお口でご奉仕するネム。真矢はへたくそなネムのいつもとは違う動きに動揺します。

実はネム、いろいろ悩んでいる間にネットでお口でご奉仕のやり方を勉強していたらしいです。マジメか。いやいやネムのこいういところもかわいらしいところです。

「君は僕よりエッチでいてくれなきゃいやだ」なんて殺し文句をネムに言われて興奮する真矢は、その夜めちゃくちゃセッ…しましたとさ。めでたしめでたし。

とはいかなかったー!

翌朝、真矢とネムが仲良く2人で眠る家に足音とスーツケースを引きずる物音と男の影が。男は真矢の部屋に突然入り、ベッドで眠るネムに飛びつきます。

「秀幸ただいまー!」真矢父登場!ポカンとするネムと真矢父。まさかの父登場にびっくりして派手に壁に頭をぶつける真矢。というところでまで。以上マガジンビーボーイ9月号の「酷くしないで」の感想でした。

まとめ


波乱の幕開けとありますが、家族が絡んでくるのでシリアスになっていくのでしょうか。いつまでもラブラブな甘い真矢とネムを見ていたいのですがどうなるかな。

次号マガジンビーボーイ10月号はお休みです。きっとコミックス6巻の作業のためのお休みでしょう。続きはいつ読めるかな。

真矢父登場で新展開になるようなのでワクワクしながら待ちたいと思います。

追記)この続きの感想を書きました。

酷くしないで7巻1話 ネタバレ感想

酷くしないで関連本


酷くしないでのスピンオフで縞川と彰のお話です。



真矢とネムの単行本未収録の甘々な番外編。電子限定コミックスです。



ねこ田米蔵先生のBLコミックス








ねこ田米蔵先生のBLマンガ一覧

ねこ田米蔵先生のBLコミックスはその他各電子書籍サイトでも発売されています。ご利用の状況に合わせてどうぞ。


関連記事