ディアプラス10月号から始まった左京亜也先生のクロネコ彼氏シリーズ最新作は、賀神兄ユージン&側近高見沢の下剋上ラブ続編です。
クロネコシリーズの本編からの派生という形ではじまったこの2人のお話「不機嫌彼氏のなだめ方」に続く新連載です。
これまでのクロネコを読んでいなくても楽しめると思いますがお兄ちゃん編の「不機嫌彼氏のなだめ方」だけは読んでおいた方が分かりやすいと思います。
クロネコ彼氏のあふれ方3巻は11/1、11月上旬には左京亜也先生のイラスト集クロネコ図鑑の発売も決まりました。どちらもすごく楽しみです。
あと、これまでディアプラスコミックスは毎月月末に発売だったんですが、10月からは月初に変わりました(10/30発売→11/1発売)新刊BLチェックのときは気をつけましょう。
それでは以下、左京亜也先生の「不機嫌彼氏のさらい方」1話の感想です。ネタバレにお気をつけください。
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不機嫌彼氏のさらい方 1話 感想
ハイ、冒頭からいきなり高見沢とユージンが致しているという安心安定の肌色率。やっぱりこうでなくちゃね。
表紙巻頭カラーで、扉絵を待たずにしてイッたところからのスタートするという左京亜也クオリティ全開のまぐわいっぷりです。
扉絵は安心してください履いてません状態のユージンを高見沢が抱きしめるという構図。ちょっと控えめでダーティな扉絵は今後の物語の行く先を案じているのか。
と思ったら、次のページからはエロエイロな乳首攻めです。
高見沢に甘えるユージン
イッてる最中なのにマッサージと称して乳首を舐める高見沢に、ユージンは涙目でイヤイヤと抗議。でも結局は抜こうとした高見沢をひきとめて「もっと奥を」とおねだりします。
ぎゅっとしたりキスをねだったりと甘えるユージンに、高見沢も存分に甘やかします。君の望みならなんでもしますよ、なんてイケメン台詞も愛があると白々しく聞こえないのがいいですね。
終わってぐったりしているユージンは胸のマッサージ(乳首)はしなくていいんじゃないかと今さらながらに疑問を持った様子です。
「挿入した人の手で必ず洗わなければいけない」という決まりを高見沢にふきこまれていましたが、そんな決まりはネットで検索してもヒットしなかったと、左京先生からのチラ見せの通りにお尻の洗浄にも疑問を投げかけるユージン(笑)
でもユージンは自分ではできないですよねきっと。出さないとお腹を壊すからと優しく諭す高見沢は、洗浄しないでユージンが体調を崩すと罪悪感でもう抱けなくなると優しいダーリンっぷりを発揮します。
不満気なユージンですが、決して一緒には眠ってくれない高見沢に少しさびしさを感じてる様子。時々ユージンのベッドにリオがもぐりこんでくるから、合体が終わったら高見沢は自室に戻って別々に寝てるんですね。
これはもう仕方ありません。リオは何も知らない子どもだし事情を説明するわけにもいかないから、ある程度大人になるまでは我慢です。
リオは天使。現場からは以上です。
翌朝3人で朝食をとりながら一家団欒中、リオがウインナーをダディにも食べてもらおうと必死で天使。ユージンに、あーんとか言っててもう天使。
小さな子どもがいると食卓がにぎやかになるようで、ユージン達の幸せな家族っぷりにほっこりします。
そこへ、サラが結婚することになり年内に式を挙げたい、両親の反対があるから結婚式をして既成事実を作るのに協力してほしいと、高見沢にヘルプの連絡がありました。
思わず「デキ婚か」と聞くユージンですが、この言葉は慎吾と行ったラーメン屋で見た雑誌で覚えたようで高見沢はあきれモード。まああまりユージンの口から聞きたい言葉じゃないですね(笑)
その日の便でイギリスに行くことになり、リオは日本でお留守番です。ユージンにくっついて甘える天使リオですが慎吾大好きなのは変わらずで、自ら慎吾のところに行く準備までしています。
「しんごのとこいくおしたくする!」とダッシュするリオの後姿のしっぽと細い脚とチラリと見えるおパンツがかわいくてかわいくて悶絶。
リオを預けに行った時に不機嫌そうなキメ顔の賀神をおしのけて、ハートマークいっぱいに慎吾に飛びつくリオにもキュンキュンします。
ちびっこの無邪気な「大好き!」は沁みますね。1回でいいからリオをぎゅーってして全力で「大好き」と言われてみたいです。そんなことになったらもう離さない帰さない。(やめなさい)
あと高見沢が慎吾のことをユージンの「ラーメン友達」と認識しているのが地味におもしろかったです。
映画監督アンジェロ
リオが慎吾に懐くことにスネるユージンですが、飛行機の機内で高見沢がキスしてきてびっくり。2人きりなので浮かれている、と正直な高見沢にユージンも照れ顔です。こっちもかわいい。
たまにはこういう2人きりのいちゃいちゃできる甘い時間があってもいいですよね。それにしてもリオのまつ毛の長さはユージンに似たようで、いつもながらバッサバサでうらやましいです。
イギリスでサラと合流し、事の成り行きを聞くユージンと高見沢。サラの好きな人は人間なので血筋について釣り合わないと両親に結婚を反対されているようです。
しかも両親は勝手に結婚相手を用意したらしくご立腹のサラ。そこへ映画監督のアンジェロが華麗に登場です。
ユージンと高見沢の元学友ということでなれなれしくユージンに抱きつきますが、ユージンは誰だか覚えてもいない様子であしらいが冷たい(笑)
目が点になるアンジェロでしたが、高見沢が同じ寮だったことを告げると思い出したようでちょっと嬉しそうです。
アンジェロがサラの両親が用意した結婚相手ということですが当然サラも表情が硬いし、ユージンにべたべたするアンジェロを見て高見沢が「身内だけでの相談がある」と3人でその場を離れることに。
去り際、高見沢がユージンの肩を抱くのをじっと見るアンジェロ。高見沢とアンジェロは学生のころに何かあったのでしょうか。高見沢がユージンに何かを話そうとしたところで第1話は終了です。
感想まとめ
第1話は前半でたっぷり幸せなユージン&高見沢&リオを見れて大満足です。甘い2人のラブも天使なリオも幸せそうでほっとします。
このままファミリーBL(?)としてほんわかしてくれてもいいんですが物語としてはそうはいきません。アンジェロがユージンと高見沢の間をひっかきまわす存在ということになるのでしょうか。
サラはあんな感じでアンジェロを拒否しているしこの2人の結婚はないでしょうが、サラの結婚騒動もどうなるのか気になってしまいます。
舞台はイギリスのままいくのかな。ロンドンの街並みや建物など風景が好きなのでそうだったらいいなと思います。お話はまだ始まったばかり。どう動いていくのか固唾を飲んで続きを見守りたいです。
次号ディアプラス11月号は2016年10月14日(金)に発売です。11月号はテンカウントが表紙、志水ゆき先生の「花鳥風月」が連載再開します。
ではまた次回「不機嫌彼氏のさらい方」2話の感想でお会いしましょう。
追記)2話の感想を書きました。
不機嫌彼氏のさらい方2話 ネタバレ感想
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シリーズ通して読むなら、クロネコ彼氏のアソビ方→クロネコ彼氏の甘え方→クロネコ彼氏の愛し方→クロネコ彼氏のあふれ方という順番になっています。すべて電子書籍化されています。
不左京亜也先生のその他コミックス
左京亜也先生のBLコミックスはその他各電子書籍サイトでも発売されています。
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