ロンリーとオーガンジー2話ネタバレ感想です。ディアプラス10月号の最新話の感想になります。

1話で奇妙な幽霊旭との同居がはじまった春斗。思った以上に馴染んでいて憎めない旭との暮らしが心地よくなり、歌を歌うことの楽しさも取り戻しました。

旭のほうはまだ謎も多くどんな未練があるのかも分からない状態です。しかし今回の第2話ではいきなり旭の過去やこの世への未練などについて大きく展開が動きました。

前回の復習はこちら。ネタバレ注意です。

ロンリーとオーガンジー1話 ネタバレ感想

新キャラも出てきてこの新キャラがキーパーソンになるのかどうなのか。旭の親友は今何を思い何をしているのか。

それでは以下ディアプラス10月号、おげれつなたか先生の「ロンリーとオーガンジー」2話の感想です。コミックス1巻に収録されるのでネタバレNGな方はお気をつけください。

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BL雑誌ディアプラスは紙の発売後から1ヶ月後に電子書籍が配信になります。10月号は10/21に配信スタートです。

追記)配信されました。2017年01月13日までの期間限定配信です。

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ロンリーとオーガンジー 2話 感想 ネタバレあり


霊の姿は生前の最後の姿


図書館で一生懸命霊についての本を読み漁る春斗。どこへでもついてくる旭はもちろん一緒に図書館にいます。

現役の神主さんの書いた本には霊の姿について「霊の姿は本人の一番最後に記憶している姿になる」と書かれていました。

つまり悲惨な事故死などであっても、死んだ瞬間の自分の姿は自分では分からないため、霊の姿としては生前の最後の姿になるということです。

亡くなった本人にとってもそのほうがいいですよね。幽霊とはいえ流血状態とかスプラッタ状態のままの姿で天に召されるよりは、通常の自分の姿でいたいはず。

それを聞いて旭は自分も事故死だったことを思い出し、震えてしまいます。

自分が生きていた頃のことを夢で1日ずつ見ると言って不安で泣いていた旭のことを思い出し、なんとか慰めようと手を伸ばしかける春斗。ですが図書館の人におしゃべりを注意されうやむやになってしまいます。

そうでした。あまりにも人間臭いから、ついつい忘れてしまいますが旭はほかの人には見えないんでしたね。

こうやって春斗が旭のことを思って行動するたび、切ない気持ちになるのは私だけではないはず。だって亡くなっている人との恋なんて辛すぎる…。

図書館の職員さんも電話だと解釈したようですが、なんとも不可解そうです。そんな春斗を見て気持ちがおさまったのか笑顔になって「帰ったら歌って」と春斗にねだる旭。

お隣りさんの新キャラ 神崎


アパートではついつい食事を2人ぶん作ってしまう春斗。触れることもできるのに人ではない旭には食事は必要のないものですが、同居して一緒に暮らしていたらこうなってしまうのも無理はありません。

しょっちゅうカレーを作ることを旭がからかうと、好きなんだよと照れる春斗がかわいいです。

大丈夫だよ春斗!カレーとラーメンはほとんどの人がみんな好きだよ。私も大好きです。が、一人暮らしでカレーを作ると小分けして冷凍するから、しばらくずっとカレーが続いてもう当分カレーはいいやってなります(笑)でも1か月に1回はカレー食べたくなるんだなー。不思議です。

ゴミを出しに行く春斗が出会ったのはチラ見せにあった目つきの悪いおとなりの神埼さん。このお兄さん、目つきは鋭いですが礼儀正しくあいさつもちょっとした会話もしてくれるし、悪い人ではなさそうかな。

あいさつの後去っていく神埼ですが、しばらく歩いてふと立ち止まり旭のことをじっと見ていました。旭が偶然振り返って驚いたような顔をしていると、スッと立ち去る神埼。

春斗は何も気づいていませんが、これはもしや旭のことが見えている人ということでしょうか。もしくは多少の気配を感じているだけ?

この神埼の出方次第で俄然おもしろくなってきそうで今後に大注目です。

旭の地元は長野県


夜になり、約束通りに春斗のギターで一緒に歌う旭。もうすっかり仲良しで微笑ましくて和みます。何よりも春斗も旭もすごく楽しそう。嗚呼、この時間が永遠に続けばいいのに。

満月に気づいてベランダで地元の話で盛り上がる春斗と旭。旭の地元は長野県。このへんは旭はごまかすのかなと思ったらそんなことはなく、素直にいろんなことを春斗に話しました。

旭の地元の長野に行けば、もしかしたら旭がこの世に残した未練がなくなるかも…そんなことを思う春斗に、そうとは知らずに家族や友人のことを語る旭。

旭の家族はおばあちゃんだけで、両親はいなかったようです。家族のように思ってくれる親友もいて、その親友に言いたいことは最後まで言えないままでした。

今さら言っても仕方がないとあきらめモードな旭に対し、春斗は真剣にその親友とのことが旭の未練で、解決できればもう旭が夢を見て泣くこともなくなるのではないかと考えます。

好きな人が苦しむ姿や怯えて泣く姿なんて誰も見たくありません。春斗が旭のことをとても大切に想っているということの表れなのでしょう。

それと同時にもしかすると春斗は、旭の未練を解決したら旭はもう自分の元から去ってしまう(成仏する?)かもしれない、もう一緒にいられないかもしれない…という複雑な心境もあったかもしれません。

翌朝、遠出をするという春斗。行先はやはり旭の地元の長野でした。

苦しむ旭を見ているだけなのは嫌だ


急に旭の地元に行こうとする春斗に驚く旭ですが、新幹線で移動中に「夢のことで苦しむ旭を見ているだけなのは嫌だ」と訴える春斗の真剣な面持ちに、地元の親友に会いに行く決意を固めます。

旭と会って歌うことが楽しいということを思い出した春斗。旭にとっても、ずっと見ていることしかできなかった春斗と一緒に歌うことができて嬉しい。

旅という日常から一歩離れたことでまた少し2人の距離が近づいたようで、お互い様だと微笑みあう2人の姿が切なくも温かいです。

旭の親友は、旭のおばあちゃんが亡くなった時に身寄りがない旭のことを心配してくれたりと親身になってくれた唯一の人でした。

ですが旭はおばあちゃんが亡くなったショックで運転中に事故を起こしてしまいそのまま…ということだったようです。

本当は親友のことが好きだった、ずっと言わずにいようと思っていたと目を伏せる旭。死んでからはやっぱり言っておけばよかったと未練を残しています。

好きな人がいたということにちょっとブルーになっている春斗。旭の親友は馨(かおる)という名前なので、春斗は馨が女の子だと思っていましたが実は男の子。

彼女もいたそうで、それでは伝えられなかったのも無理はありません。

旭の好きな人 馨


旭が男の人もいけると聞いて激しく動揺する春斗。春斗は旭が気持ち悪がって引いたんじゃないかと心配していますが、春斗としては全然そんなことはないようです。

ただただ真っ赤になっている春斗は、まだ旭に対する自分の気持ちをはっきりとは自覚していないのでしょう。

今も馨のことが好きなのかと聞く春斗に、もう10年以上昔のことだから好きというよりは言えなかったのが後悔だと告げる旭。

それを聞いて若干嬉しそうな春斗の表情が緩んでいて分かりやすいです。もう絶対好きじゃん!とこっちが赤面しそうになります。

地元はちょっと恐い、と不安げな旭の手を握る春斗。旭の地元を歩いていると、川にかかっている橋の上に花が置いてありました。

実はここが旭が事故に遭った場所。旭が事故に遭ったその日は雨で川が増水していたようです。旭は川に投げ出されてしまったのかもしれません。

当時のことを思い出して苦しくなる旭を春斗は「大丈夫」と優しく抱きしめます。落ち着いた春斗の態度は旭の目にも頼もしく映ったことでしょう。

馨を探してあてもなく歩き回る春斗と旭ですが、旭の実家はすでにとり壊されてコンビニになっていました。ふと近所にできていた花屋さんを通りがかる2人。

30代くらいの男性と奥さんと子どもが経営している花屋のようですが、その男性を見た瞬間春斗は金縛りにあってしまいます。

この人こそ旭の親友だった馨。旭が亡くなってからもう10年以上経つから、馨さんが大人になっているのは当然のことです。

旭は17歳で亡くなって16年経っているので、生きていたら33歳。親友も同世代と考えると馨さんだけが30代の大人になっているのは、旭の死をリアルに感じさせられて悲しいですね。

今でも一番の親友です


動けない春斗ですが、馨さんが配達に出かけた瞬間金縛りが解け全力で追いかけます。またあちこちを探し回りあきらめかけたその時、あの橋の花を入れ替える馨さんの姿が見えました。

思わず声をかけた春斗に「今でも一番の親友です」と、亡くなって16年経った今も花を供え続けていることを告げる馨さん。その顔はどこか寂しげです。

こんなに時間が経った今もなお若くして亡くなってしまった旭のことを忘れずに、親友として想っていてくれたんですね。旭はいい友達を持ったなあ。

ずっと握っていた手に力を込めて、旭の後押しをする春斗。もう伝えるなら今しかない。このタイミングがベストタイミング。

ありがとう馨。ずっと好きだったよ

最後まで親友でいれてよかった


旭は去っていく馨さんの背中に向かってずっと伝えたかった言葉を投げかけました。その瞬間、なぜかふと立ち止まり春斗をふりかえる馨さん。

一瞬、旭の言葉が聞こえたのかと思った春斗ですが、馨さんは春斗が地元の人ではないため駅まで送りましょうかと親切に声をかけてくれただけでした。どこまでもいい人な馨さん。

本当は馨さんにもこうやって手をつないで言葉が聞こえたらよかったのに。馨さんが去ったあと、旭は手をつないでくれていたのが春斗でよかったと笑顔を見せます。

すごくスッキリした、と手を離しふわりと浮遊する旭。「春斗ありがとう」困ったような顔でお礼を言う旭に、春斗はなんだか焦ったような表情で…

というところまでが第2話でした。

感想まとめ


急展開な2話でした。こんなに早く旭の未練が解決するとは。そして本当に旭が10年以上前に亡くなっているということも判明しました。

これでもう身体だけは無事で長年病院で眠ったまま、という流れではなさそうです。ということはこのお話のラストはもう号泣必死なアレなんじゃ…。

亡くなった人と生きている人の組み合わせによくある、最後はお別れパターンになっちゃうのが濃厚なんじゃ…。あああ今からもう切なくて涙目でグラグラしてしまいそうです。

馨さんはすごくいい人でいい男でした。今もなお花を事故現場にたむけてくれていたなんて、馨さんにとっても旭は本当に大切な友人だったんですね。

旭の最後の告白は馨さんに直接は聞こえていなかったとしても、心のどこかに響いたのだと信じたいです。

忘れることなく今も親友だと思っていてくれる馨さんに思いを告げ、この世の未練がなくなりスッキリした旭。まさかこのまま消えてしまうのでしょうか。

旭の困ったような表情と春斗の焦ったような表情に、続きが気になって気になってもうロンリーとオーガンジーの虜です。

それにお隣の眼光鋭い神埼くんがどうからんでくるのかも楽しみです。この神埼くんが春斗を好きになるという展開になってもまたひとつ切ないお話が出来上がるんじゃないかな。

次号ディアプラス11月号は2016年10月14日(金)に発売です。11月号はテンカウントが表紙、志水ゆき先生の「花鳥風月」が連載再開します。

ではまた「ロンリーとオーガンジー」3話の感想でお会いしましょう。

追記)3話の感想を書きました。

ロンリーとオーガンジー3話 ネタバレ感想

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