黒猫ヨルの冒険後編の感想です。イベントの抽選が外れた人が多いようでやっぱり密かに人気作だったんだなと実感しています。

後編も約5分のアニメでしたが、ヨル&三好が中心となり見事に解決。甘利はセリフがほぼないまでも暗躍という言葉にふさわしい働きっぷりでした。

もっと見ていたいような気持ちにさせられるけれど、このスマートな前後編くらいでちょうどいいような、いやいやでも動くD機関員を見守りたいという不思議な気持ちになりますね。

オープニングは前編と同じで、本編OPをぎゅぎゅっと凝縮したおしゃれなトランプが舞うショートバージョン4秒OPでした。変えてくるかなあと思いましたがエンディングも前編と同じです。

「黒猫ヨルの冒険」前編の感想もよろしければどうぞ。(ネタバレ注意です)

それでは以下ジョーカーゲーム「黒猫ヨルの冒険」後編の感想です。ネタバレしているので未視聴の方はどうぞお気をつけください。

ジョーカー・ゲーム THE ANIMATION 1

ジョーカー・ゲーム THE ANIMATION 1

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今回は気になったところや萌えポイントを箇条書きにしてみました。

夕暮れに宿舎を出て夜遊び(?)に出かけるD機関員。相変わらず皆スーツにハットが似合います。

でもあれ?ちょっと絵柄がアニメ本編とは違うような。前編でも感じましたが特に目元が違う雰囲気ですかね。これはこれでカッコイイ!

冒頭からヨルを気にする福本はやはりやさしいオカンです。が、すかさず三好がヨルを餌付けするなよと猫嫌いを発揮。完全なる同族嫌悪です。この猫嫌い設定なのに後半であの発言ですからね。ニヤニヤしちゃいます。

得意先に寄ってくると意味ありげに別行動の甘利。かっこいいなあ。イケメンにイケボです。まいったね。あと、全員が宿舎を離れた瞬間に動き出す、いかにも怪しい車が香ばすぎます(笑)

オシャレOPはどう頑張っても何回見ても、あのトランプがほしくなる。もう持ってるのに暗示にかけられたようにまた欲しくなるのはなぜ。ジョーカーゲーム恐ろしい子。

ジョーカーの笑顔が美しくてちょっと怖いですが、この世界観にあったトランプにうっかり吸い込まれそうでうっとりしてしまいます。

さあアナタも欲しくなってきた…そんなあなたはIGストアへ。商品化して大正解だと思うグッズのひとつです。ポーチ出たからあれもほしいな。

と思っていたらやはり悪だくみしている奴らが、爆薬の分量は揉み消せない程度に派手にと入念な打ち合わせ。なるほど、爆弾騒ぎで世間を騒がせてD機関の存在を日本中に知らしめてつぶしたいということですね。

それもこれも全部片隅で聞いているヨルがかわいい。黒猫だから暗闇にも溶け込めます。

さきほどD機関員が出払ったのを見て爆薬をしかける男たち。外に見張りもつけますが、これ絶対あっけなくお休みになってもらうパターンのやつ。

庭に爆薬をしかけているとヨルが邪魔をしにやってきます。相手にしなけりゃいいのに相手をしちゃうから…と思っていたら三好いいいい!

どこからともなくスッと現れて、男たちに声をかける三好。ウチの猫なんで無茶しないでもらえますか、だって。「ウチの猫」だなんて佐久間さんガッツポーツ!(してません)

あくまでも丁寧な口調なのが嫌味っぽくて三好らしいな。悪だくみしていた男たちのねぐらでの会話をそのまんま繰り返す三好や波多野たちが、余裕の笑みを浮かべているようでスッキリ。この時代から盗聴というのは普通に(?)あったようです。

懐中電灯を照らすとじわじわと神永や小田切たちも集まってくるこのシーン好きだなー。アニメ本編のOPで結城中佐のところに集まってくる描写を思い出させます。

仲間の元に集まるのもいいですが、暗闇からいつの間にか次々と現れて悪人を追い詰める展開がすごくツボです。

実は甘利が変装して男たちのねぐらに盗聴器をしかけていて、すべてが筒抜けになっていたというカラクリでした。甘利ほとんどしゃべっていませんが存在感は発揮してくれましたね。

逆に実井はまったく話さなかったような…エンディングのキャストにもお名前がなかったし仕方ないか。波多野もひとことだけでした。

と思っていたらラスボス結城中佐キター!ちゃんと締めるところは締めてくれます。やはり悪だくみしていた男たちは武藤大佐の部下でした。

武藤大佐としては目の上のタンコブのD機関をなんとか内密につぶしたかったのでしょう。が、悪だくみはあっけなく砕かれてしまい、また結城中佐に弱みを握られて荒れる武藤大佐が簡単に想像できるから楽しいです。

飲んだくれてくだをまいて、花菱のあの女将に迷惑かけないでねと武藤大佐には釘を刺したいところです(笑)

三好はヨルについていて爆薬の匂いに気づいておかしいと感じたんですね。鼻が利くのでしょう。ヨルも三好と和解したから(?)何だか誇らしげです。

借りは返したぜ、とかっこよく去っていくヨルですが、福本にご飯をもらったことが「借り」になるのか、それとも小田切に優しく逃がしてもらったことなのか。

どちらにせよヨルの協力のもとD機関はピンチにも陥ることなく、愚かな男たちはあっけなく簡単に御用となりました。今回のD機関のジョーカー(切り札)はヨルということでめでたしめでたし。

前編と同様に満足度の高い後編でした。5分があっという間です。三好が動いてたくさんしゃべってくれて、それだけでも嬉しいです。本編はほらアレだから(泣)

こういうちょっとした事件でも三好が中心になっているのを見ると、やはりこの1期生の中では三好がリーダー格だったんだなと感じます。

皆で訓練している姿をもっと見たいな。前編では目隠しプレイもあったことだし他にもどんな訓練があったのかそこんとこ詳しく!ってお願いしたいところです。

まだまだ公式もいろいろとおいしいネタ情報を提供してくれるし、また何か新しい展開があることも期待したいです。来年のイベントの抽選が当選していますように。

というわけで以上「ジョーカーゲーム黒猫ヨルの冒険後編」の感想でした。

追記)例の水着イラストの感想はこちら。

ジョーカーゲームの水着イラストが想像の斜め上だった件



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