サラが好きでもないアンジェロと結婚させられそうになり、SOSを受けたユージンと高見沢。
2人の旧友にあたるアンジェロは、ユージンが一晩一緒に過ごしてくれたらサラをあきらめると取引を持ちかけたのが2話でした。
不機嫌彼氏のさらい方2話 ネタバレ感想
3話はエロマッサージはありませんでした。しょんぼり。でも代わりにアワワな事実が発覚します。いや、事実かどうかはまだ分からないのですが…。
というわけで左京亜也先生のクロネコシリーズ新連載「不機嫌彼氏のさらい方」3話の感想です。ネタバレNGの方はお気をつけください。
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不機嫌彼氏のさらい方3話 感想 ネタバレあり
危機感のないユージン
アンジェロの誘いにあっさり答えようとするユージンに、高見沢は壁ドンして内心怒り心頭の様子。お酒を飲むだけでは済まないということは、誰の目にも明らかなように見えますが…。
ところがユージンは危機感などおおげさだと相手にしません。旧友とお酒を飲むくらいで何も起こらないと頑なに高見沢の手をはねのけようとします。
チラ見せにあったようにその手を掴んで行かせないと強い視線を向ける高見沢。
イケメン台詞ではありますが、一触即発のような雰囲気に緊張感が漂います。
ユージンはふりほどけない手をそのままに顔を近づけてキス…するかと思いきや「俺に命令するな」と強気な態度を崩しませんでした。
サラは幸せそうな花嫁に
本当に好きな人との結婚式を急いで挙げてしまって既成事実を作りたいサラ。最小限の地味婚でいいと言い張りますが、ユージンはそうはさせてくれません。
幸せそうな花嫁をみんなで作り上げてくれと部下に指示をだします。サラもそんなユージンに照れていますが、アンジェロの取り引きのこともきになって複雑な表情です。
ユージンとしてもサラには心から幸せになってほしいと願っているんですよね。サラは高見沢の従妹でもあるわけですし。
そんなサラのそばにはまだアンジェロがいました。うざがるサラに、今夜のユージンの態度しだいでサラをあきらめるかどうかは決まると飄々としたアンジェロ。
ジーンにナニかしたらチョン切るわよこのくされバイ野郎!とかイラつくサラの目が本気のやつで怖い(笑)
アンジェロには一途に想う人がいる?
サラが威嚇してもアンジェロはまったく意に介す様子もありません。自分はバイだけどゲイよりのバイだとか、いちいち自分の性癖を暴露したりとマイペースです。
しかもここ数年はずっと彼氏は一人だけで一途だったと、うつむきがちに告げるアンジェロ。一途アピールきもいなどとサラは返しますが、アンジェロはちょっと辛そうな顔で椅子に伏せてしまいました。
ううん!?これはどういうことなのでしょう。もしそうなら今サラと結婚するとか言ってることに矛盾が生じますし、ユージンと一晩とかいうのも言動が一致しないことになりますね。
サラの本当に好きな人(ロイ)は、ツアーガイドでちょっとオタク寄りのルックスの心優しき人のようです。ただ、多忙のため事前準備には参加できず、ユージンたちとの対面も結婚式当日ということになってしまいました。
誰も2人きりとは言ってない
サラの結婚式の打ち合わせをしているところに居合わせるアンジェロに、ユージンが声をかけます。
今夜の約束は英の部屋で20時から。高見沢もいる目の前でアンジェロに約束を取り付けるユージン。高見沢もさすがにびっくりしたようです。
なーんだ。ユージンってばちゃんと考えてたんですね。確かに2人でとはユージンはひとことも言っていませんでした。高見沢が一緒なら安心ですね。
高見沢に目くばせするユージン。最初からそうするつもりだったのか、さっき高見沢に忠告されたからそうしたのかは分かりません。でもとても賢い判断だったと思います。
これで間違いは起きませんね。安心安心。とか思っていたら…。
マッサージはいつするんだ
アンジェロとの約束の20時まで部屋でくつろぐユージン。高見沢は自分の部屋に戻ろうとします。
帰ろうとする高見沢に「マッサージはいつするんだ」と思いきって声をかけるユージン。ユージンとしては高見沢が距離を作っているようで嫌なんですよね。
リオがいない今なら別に一緒の部屋で寝ようがナニをしようがいいはずなのに。
高見沢は怒っているのではなくてあきれているだけと言いつつ、20時になったら部屋に勝手に来るように伝えて冷たく去っていってしまいました。
昼は絶対に行かせないなんて強く言いながら夜はいとも簡単に突き放してくる高見沢に、ユージンは歯がゆい想いを抱いています。
自分ばかりが高見沢を欲しているように感じているのでしょう。高見沢の気持ちを疑うわけではないけれど、どこか自分との関係に境界線を引こうとしているように見えるユージン。
なぜ線を引かれるのか、その理由が分からなくてひとりモヤモヤしています。
アンジェロのことを思い出したユージン
実はユージンは学生時代のアンジェロのことはほとんど覚えていませんでした。
20時になり約束通り高見沢の部屋に向かうユージンですが、ふと一足先に高見沢の部屋に入っていくアンジェロの後姿を見て思い出します。
学生の頃、何度かアンジェロが高見沢の部屋から出てくるのを見かけたことがあったユージン。
今まではそんなこと忘れていましたが、たった今高見沢の部屋に入っていくアンジェロの姿を見てふっと記憶が蘇ります。
高見沢の部屋へは訪れず、バルコニーでひとりお酒を飲むユージン。なかなか来ないユージンを迎えに高見沢がやってきますが、ユージンはどこかうつろ。
アンジェロと寝てたのか?
アンジェロは高見沢の部屋で別れた男のグチを言いながら酔いつぶれて寝てしまったようです。この時のアンジェロのグチが「クソヤロー」「しね」「ウソです」「ウ○コふめ」とか小学生みたい(笑)
軽装でひとり飲んでいるユージンにそっと近づき、ユージンのほうからそっと触れ合うキスを交わす2人。
なんだかいい雰囲気…かと思いきや、ユージンが「アンジェロと寝てたのか?」と決定的な台詞を口にしました。
というところで3話は終了です。
不機嫌彼氏のさらい方3話の感想まとめ
あわわ…もしかしてアンジェロと高見沢は学生時代そういう関係だったということなのでしょうか。それとも高見沢がアンジェロの相談に乗っていただけ?
いやいやでもそんなわけにはいかないでしょうから、やはり付き合っていたか、身体の関係にあったかのどちらかになるのかな。
ということはアンジェロが言ってた一途に想う人というのは高見沢のことの可能性が高いですね。とか言って全然違うかもしれませんが。
ユージンとしては、高見沢がどこか自分に対して線を引いているように思って寂しく思っているタイミングで、アンジェロとのことが出てきたからよけいにひっかかるのでしょう。
もし高見沢とアンジェロが昔付き合っていたとしたら、今こうやってアンジェロがユージンにちょっかいを出してきたりするのも全部高見沢を想ってのことだとしたら、ユージンとしては確かにおもしろくないですよね。
あああ気になる!アンジェロとどういう関係だったの?昔のことは昔のこととして今のユージンとの時間を大切にして不安にさせないであげてほしいな。
サラのお相手もオタク風ってどんな感じなのかちょっと気になるし、最後は皆が笑顔の結婚式で終われるといいのですが。
次号ディアプラス1月号は2016年12月14日(水)に発売です。1月号は花鳥風月が表紙です。
ではまた次回不機嫌彼氏のさらい方4話の感想でお会いしましょう。
追記)4話の感想を書きました。
不機嫌彼氏のさらい方4話 ネタバレ感想
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