ロンリーとオーガンジー4話ネタバレ感想です。ディアプラス12月号の最新話の感想になります。まだコミックスになっていないのでネタバレNGな方はお気をつけください。

なによりもびっくりしたのは次回で最終回というお知らせです。ええっ!?これ、終わる?ちゃんと終われます??ハピエンは限りなく厳しいようなそうでもないような。

次号が最終回というのがショックすぎて泣いてます。いや4話の本編も泣きたくなるような展開でしたが。前回3話では手をつないでキスをしたところまで関係が深まりました。

ロンリーとオーガンジー3話ネタバレ感想

話数としてはちょうどコミックスの1巻に収まるので全5話でいいのでしょうが、このままだと切ない方向に進むんじゃないかと今から来月号を読むのに覚悟が必要です。

というわけで胃が痛いながらもおげれつたなか先生の「ロンリーとオーガンジー」4話の感想です。

ディアプラス 電子書籍


雑誌ディアプラスは紙の発売後から1ヶ月後に電子書籍が配信になります。12月号は12/16に配信されます。

追記)配信されました。2017年3月12日までの期間限定配信です。

ディアプラス 2016年12月号[期間限定]

ディアプラス 2016年12月号[期間限定]

ディアプラス 2016年12月号[期間限定]


ロンリーとオーガンジー4話 感想 ネタバレあり


意識して旭を避けてしまう春斗


子ども達には見えないとはいえ公園という公衆の面前で結構大胆に旭にキスした春斗。やるときはやる男だと思ったら4話では思いきり旭を避けてしまっています。

意識しちゃうとついギクシャクなってしまうというのは恋ならでは。あの後、旭が手に触れたとたんにびびって飛びのいてしまったりと平常心を失う春斗。

対する旭は平気そうに見えます。やはり年上だなあと赤くなって横目でチラ見する春斗ですが、旭にもポルターガイストが起こせると聞いて目をキラキラ輝かせます。

できなくはないけれどとてもパワーを使って疲れるし、時間がかかると渋い顔の旭。20分かけてようやくテレビを消すという小技を見せてくれました。

春斗のお願いなら断れないと汗びっしょりで笑う旭に思わずキュン。いい笑顔です。こういう日常のちょっとしたやりとりはまんま同棲カップルっぽいですね。

もし旭が生きていたら会うこともなかった


歩いているときに手をつなぎたくてもじもじする春斗。初々しい姿はかわいいですが、旭に話しかける姿は周りの人には奇異に映っています。

チラチラと自分の方を見られてしまい口を閉ざす春斗ですが、旭は幽霊で自分以外の人には見えないことを実感しました。

もし旭が生きていてもきっと会うことなんてなかった。旭はあのまま長野で暮らしていたでしょうし、春斗もまた音楽をやろうなんて思わなかったはず。

もし旭が生きていて33歳の旭と今の自分が出会えていたら――。あるはずもない「もしも」を考えては苦しくなる春斗。

頭にモヤが広がるように、どこかで生きた人間と幽霊という事実が押しよせてきては辛い気持ちになってしまいます。

普通にキスしたいじゃダメなの?


自宅でくつろいでいるとチラ見せにあったように旭が不満気に最近よそよそしいことをつっついてきます。

さみしいと困った顔の旭に、試してみたいことがあると春斗は旭に目をつぶらせます。なんて分かりやすいこと。いや逆にこんなに遠まわしにしなくてもよくない?(笑)

案の定、旭は何をするのか分からずに目を開けてしまい、春斗もそんな旭にびっくり仰天。春斗の絶叫は絶対にお隣りさんに聞こえてると思うんだけどだいじょうぶかな。

普通にキスしたいじゃダメなの?と半分あきれて言う旭に、素直に従う春斗。ベロチューしながら、今春斗が思うのはこんなことに意味があるのかということ。

全部無駄なことなのかもしれない


旭を愛しいと思う気持ちも、こうやって触れ合っていることも、もう死んでいる人を好きになるのも全部全部無駄なことなのかもしれない。

だけど旭は今自分の目の前にいて、確かにお互いに触れ合っている。決して体温を移さないけれど、今この瞬間はリアル。

旭の涙を舐めて新発見だと嬉しそうな笑顔になる春斗。旭の手は冷たいけれど涙は生暖かい。まるで生きた人間のように。

こんなふうに関わりあっていると、どんどんと別れを感じさせられて切なくなってきますね…。好きになったことに無駄なんてないはず。

こんな素晴らしい時間を過ごせたことが、旭にとっても春斗にとっても意味のあるものになると信じたいです。

フラつく春斗が足を踏み外して…


キスの後から、春斗は旭の夢を共有するようになっていました。夢の中の旭は一日中家にこもってぼうっとしていて、まるで昔の自分を見ているような気持ちになる春斗。

キスの後になんだか頭にモヤがかかったように気分が悪くなる春斗を旭は心配そうに見つめます。夢は、どんどん旭の亡くなった日に近づいていき、春斗も体調が悪くなる一方です。

もう一度路上ライブをやってみようかなとつぶやく春斗に、旭は嬉しそうに笑顔を見せます。一緒にいてくれると約束する旭を見つめる春斗は儚くてどこか足元がおぼつきません。

すると春斗が階段で足を踏み外してしまいます!足元を滑らせたまま階下に落ちるその瞬間。パチンと音がして、春斗が目覚めたらそこは病院のベッドの上でした。

姿が見えなくなった旭


奇跡的に身体には異常もなく、早々に帰宅して旭の姿を探す春斗。きっと転げ落ちる瞬間、旭がポルターガイストを起こしたあの力を使って春斗を助けてくれたのでしょう。

しかし部屋には旭の姿はありませんでした。3日間必死になって探し続ける春斗。旭にふれた感触も少しずつ思い出せなくなってしまっています。

もしかしてあれは全部夢だったのではないか。そう思い始めた矢先、突然テレビが点きました。それはいつも旭と一緒に見ていたあのドラマ。

見えないながらも部屋の中に旭の存在を感じる春斗。肩口に生暖かい何かが触れているような気がして、たまらず泣き出してしまいます。

ここで4話はおしまいでした。

ロンリーとオーガンジー4話の感想まとめ


あああ怖れていたことが!旭の姿が見えなくなってしまいました。楽しい同棲生活が一瞬で終わりを迎え、残された春斗の悲痛な涙が切なくてつらいです。

せっかくまた路上ライブをやろうかという話もしていた矢先だったのに。キスして手をつないでスキンシップもたっぷりとっていたのに。

こんなふうに触れ合うようになったら余計に離れがたくなってしまいますよね。旭は見えなくなっただけで春斗のそばにずっといるということなのでしょうか。

次回5話で最終回ということなので、もしかすると何年後とかに時間が飛ぶかもしれません。私としてはなんとかしてハッピーエンドを願いたいところです。難しいかな…。

旭が亡くなっているのは確実なので、もう転生とかしか思いつかないですがどうなるか。

隣人もいいキャラしていそうだし、正直もう少し続いてくれてもいいと思うんですが、大人の事情もあったのかなと邪推したりして。

おげれつたなか先生は売れっ子作家さんでお忙しいでしょうし、とりあえず1巻という約束だったのかも。

何はともあれこれをどうやってあと1話でまとめるのか、ドキドキしながら最後まで見守りたいと思います。

次号ディアプラス1月号は2016年12月14日(水)に発売です。1月号は花鳥風月が表紙です。雨隠ギド先生の新連載も始まります。

ではまた次回ロンリーとオーガンジー5話の感想でお会いしましょう。春斗と旭の幸せを祈りながら楽しみに待ちたいと思います。

追記)5話最終回の感想を書きました。

ロンリーとオーガンジー最終回 ネタバレ感想

おげれつたなか先生のBLコミックス



ネオンサイン・アンバー

ネオンサイン・アンバー

ネオンサイン・アンバー



おげれつたなか先生のマンガ一覧

関連記事