いつもBLを読むレンタさんでも「2016年もっとも売れたBLコミックのランキング100」が満を持して発表されました。
私はこういうランキングを見かけると、好きな作品がランクインしていたら嬉しくなって、未読の作品があれば急いで読んだりと有効活用しています。
電子書籍なので紙のコミックスとは発売される時期が違うこともあり、紙のBL漫画ランキングとはまた違う傾向があると思います。
また、巻数が多い方が有利なのか不利なのかとか深読みしたらいくらでもできそうですが、あくまでもひとつの目安として楽しむのが良さそうですね。
2016年もっとも売れたBL漫画ランキング
続刊ものは巻数の表記がなく全て1巻になっていますが、おそらく続刊も合わせたトータルしての売り上げだと思います。
数ある電子配信サイトの中のひとつの売れたランキングということで、サイト内ではランキング100まで出ています。
今回は上位20冊をピックアップしてみました。私はベスト20は全部読んでいたので何だか嬉しいです。
1位 ドラッグレス・セックス エンゾウ
がっつりエロエロなエンゾウ先生の2016年の新刊が栄えある1位に。ちょっと意外かも。私は同じくエンゾウ先生の2位のマザーズスピリットの方が好みです。
2位 マザーズスピリット エンゾウ
エンゾウ先生1.2フィニッシュ。部族BLがこんなに素晴らしいなんてということで新しい扉を開いてくれた作品です。カタコト攻めにこんなに萌えキュンするとはびっくりしました。開眼!
3位 酷くしないで ねこ田米蔵
1.2巻で諦めた人にもぜひ戻ってきてほしいです。真矢がネムにぞっこん(死語)なのが分かりラブラブしはじめると甘くてひたすら頬が緩みます。
4位 いやよいやよもキスのうち みちのくアタミ
キャラクターの揺れ動く心理と表情がマッチしていてぐっと引きこまれます。アタミ先生は「腐男子高校生活」とかのギャグコメディもいけるしシリアスもいけるとか有能すぎますね。
5位 クロネコ彼氏のあふれ方 左京亜也
安心安定のクロネコシリーズ。肌色率の高い表紙に中味もエロくて絵柄も乱れずずっと続いてほしいシリーズです。あふれ方は3巻で完結しました。
6位 思い違いが恋の種 おわる
新刊が出るたびに好きになるおわる先生。ふんだんなエロスがストーリーに溶け込んでいて違和感なくからみあっていました。攻めが受けにずっと一途で強気なのがよかったです。
7位 こっちむいて、愛 みちのくアタミ
アタミ先生ベスト20に2作品がランクイン。彗星のごとく現れたみちのくアタミ先生ですが、私は4位の「いやよいやよもキスのうち」よりこちらの方が好きになりました。
8位 だってまおうさまは彼が嫌い 山田2丁目
設定がおもしろくてくすっと笑えるところもあってエロスもきっちりという盛り合わせ具合が好き。今後も全力で2人がいちゃいちゃしているところが見たいです。
9位 ガチイキ挑発ナイト イクヤス
筋肉とかガチムチ系って好き嫌い分かれそうだなと思っていたのでこれは意外でした。攻めだけじゃなくて受けもガチムチで男らしいキャラが好きな人にはおすすめです。
10位 クマと契約 ハル
ザ王道ストーリーできっちりハピエンなのでBL初心者の人にもおすすめ。イケメン攻めがかっこかわいい受けを溺愛するのが清々しかったです。
11位 はじまりはナカから みちのくアタミ
まさかの尿道攻めと聞いて一瞬で飛びついた記憶があります(笑)タイトルのままに意味深な内容で愛があるエロエロ展開っていいなと思いました。アタミ先生は3作がランクインしていますね。
12位 ジャッカス! スカーレット・ベリ子
パンストBL。よくあるフェチものもスカベリ先生の手にかかればこんなふうに料理されますよ、というお手本のような作品。サブカップルも良かったんですが、当て馬の三好くんのスピンオフがほしいです先生。
13位 たどるゆび 高崎ぼすこ
ピンクな表紙の通りにハートマークが飛び交うような甘くてエロくてラブいお話です。絵柄もきれいだしさらりと読めるのに満足できるのはドキドキが詰っているからかな。
14位 新妻くんと新夫くん 蔓沢つた子
「くさかんむりに化けると書いて」の続編です。また2人の甘々なその後に出会えて嬉しすぎました。独特の絵柄も見慣れると味があって私は好きです。
15位 VOID 座裏屋蘭丸
もっと上位だと思ってたのでまずはびっくり。先に18禁の完全予約生産で発売されたので(私もですが)皆そちらを買った可能性は高いですね。中味は表紙に負けず劣らず芸術的でエロもストーリーも堪能できました。どちらかというとBLを読みなれた玄人向けでしょうか。
16位 たかが復縁 見多ほむろ
おじさんがこんなにかわいくてかっこよくてエロくてかわいいなんて反則です。謎の敗北感。見多ほむろ先生の漫画の中で一番好きになりました。
17位 ペンデュラム―獣人オメガバース― 羽純ハナ
オメガバースは私はまだまだ修行中なんですが、こちらは大変すんなり読めました。ケモノケモノした獣人が私にはとてもツボでハマります。もっと読みたい!
18位 そして彼はネコになる 魚ともみ
エロたっぷりなのでとにかくエロを楽しみたい人にはおすすめ。魚ともみ先生といえばエロエロなのですが今作も期待を裏切らないエロさにニヤニヤ。何回エロって言うんだ。
19位 テンカウント 宝井理人
確実にベスト10に入ると思っていましたがこの順位に落ち着きました。どんどんぐずぐずのとろとろになる城谷さんがエロいです。黒瀬過去回と合体をすませたから終わりも見えてきた感じでしょうか。寂しいなあ。
20位 さよなら恋人、またきて友だち yoha
オメガバース作品です。薄ら暗い印象がずっと残りますが、時間をおいてまた読むと違ったイメージに。yoha先生の力量の成せる技なのでしょうか。なぜかどうしても嫌いになれない不思議な魅力がありました。
まとめ
意外な作品が下位だったり複数の作品がランクインする作家さんがいたりと、まとめていて面白かったです。
ちらほら読み返してみて、再読するとさらに好きになったりする漫画もあるから不思議なものです。
いうまでもなくこの手のランキングは作品の優劣をつけるものではなく、あくまでも参考にというもの。今年はこんな漫画が売れたんだーとワイワイ楽しむものだと思っています。
こういうランキングが目立ち始めると年の瀬を感じますね。2017年はどんな素晴らしいBLが生み出されるのか楽しみです。
BLコミックスはその他各電子書籍サイトでも発売されています。ご利用の状況に合わせてどうぞ。
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