ユーリオンアイスの特集はpash12月号に続いて読み応え十分でした。ヴィクトルと勇利(とユリオ)のプライベートを激写したスクープ風のイラストには胸が熱くなります。
スクープ風って書きましたが本当にスクープ!って書いてます(笑)我々にとっては伝説の7話と10話のほうがスクープですけどね。
1月号は宮野真守さん、日野聡さん、野島健児さん、前野智昭さんのコメントに、清水音響監督へのインタビューや富永さんの楽曲解説など、またもファン必見の内容でした。
前回12月号の感想はこちら。
PASH12月号ネタバレ感想 ユーリオンアイス特集を読みました。
それでは以下アニメ雑誌「PASH!」1月号の感想です。
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pash!1月号の感想【ネタバレ】
ヴィクトル&勇利&ユリオのスクープ
まずはスクープと称した買いものデートを激写したイラストからスタートしたユーリ特集。ヴィクトルと勇利はご機嫌に満面の笑みでお互いを見ています。
ヴィクトルが勇利の肩を抱いているんですが、10話の指輪交換を見た後だといっそうこういう触れ合いが沁みますね。幸せそうでなによりです。
ヴィクトルを中心に両隣りが勇利とユリオ。3人で車の後部座席に乗っている3ショットなんですが、ユリオは安定の外を向いてツンツン。
が、ヴィクトルがユリオの肩にも手をまわしていて弟弟子を気にかけているので何だか温かい雰囲気3ショットでした。ヴィクトルは両手に花ですね。いいな。
ブランドのショップバッグに囲まれていますが、だいたいショップバッグのカラーやロゴからどのブランドかが分かってしまうという。もちろんハイブランドばかりです。ほとんどヴィクトルのかな。
JJがご降臨した宮野さん
宮野真守さんのコメントが、だいたいJJみたいになってて思わずニヤニヤ。JJになりきって答えてくれたというか降臨したらしいです。
JJが好きなのはJJだけ!JJのライバルはJJだけ!とか名言満載。が、読者へのメッセージになると途端に謙虚に謝る宮野さん。いい人か。
イッツJJスターイル!とか紙面で叫んでくれたりとサービス精神に感謝です。その他キャストのコメントによると、日野さんと前野さんもJJが気になるそうですよ。
諸岡アナは実は○○のファン!?
GPF進出する6人が改めて紹介されていました。コーチとしてのヴィクトルの紹介もあり、もちろん7話の疑惑のキスシーンのひとコマも。
スキンシップにやりすぎなんてない!とか煽り文句もたいがいです。※褒めてます。ロシア大会SPのキスクラのスケート靴にキスもバッチリ掲載されていました。
ピチットくんの紹介には「勝生選手とは深い仲♪」って書いてあるんですが、いろいろとおかしいユーリオンアイスについてはPASHさんもさすが分かっていらっしゃる。
諸岡アナ役の加藤アナへのインタビューではアフレコのことやあの適当な感じの「スパシーバ、スパシーバ」の秘話についても語られていました。
あれ、実はもともと台本にはなかったものだそうです。それからちょっとびっくりなことに諸岡アナは実はJJの熱烈なファンという設定だとか。勇利びいきじゃないんだ(笑)
ヴィクトルと勇利は月と地球
清水音響監督へのインタビューはたっぷり1ページまるごとでした。これが一番興味深くてじっくり読みました。
勇利はリアルなキャラクターでヴィクトルはファンタジーなキャラクターであることから、この2人の距離感は月と地球のようなもの。
適正な引力で付かず離れず回り続ける月と地球のような距離感で演じてもらいたかったので、1話と2話ではかなり収録で苦労して作り上げられたそうです。
このあたりはユーリオンアイスのラジオでも豊永さんや諏訪部さんなどキャストさんも話をされていましたね。
ヴィクトルと勇利の2人の関係性は、フィギュアスケートにおけるリアルとファンタジーの2つの側面と重なる部分があります。
4話の「僕たちの競技人生は短い」という台詞についても、監督も私たち視聴者と同じようにぐっときたそうで、もう一度4話を見たくなりました。
20曲の楽曲解説
OPやEDのレコーディングのことなどの楽曲制作についても、たっぷりと20曲すべてについて音楽プロデューサーの富永さんが答えてくれました。
EDは先にあのインスタグラム風の演出のアイデアがあって、そこから音楽企画を考えるという流れだったようです。
曲タイトルも「ユーリ」という発音に近い英語を探して「You Only Live Once」(人生は一度きり)になったと。OPもEDも絵も音楽もすごく好きなので、こういう話は貴重ですね。
皆のSP曲やFS曲についてもひとつずつ楽曲解説がありました。
絶対王者のみが滑ることが許されるような王道のオペラという依頼で出来あがった、ヴィクトルのFS「アリア離れずにそばにいて」
勇利のFS「Yuri on ICE」は、まだその感情に名前を付けられない勇利のグレーな愛をイメージしたもの。
なんかもうこの楽曲解説を見ているだけで作品の品格が一段上がるような、背筋が伸びるような気持ちになりました。
これぞ愛だ…(ポポさん風)
まとめ
ユーリオンアイスは美しいスケートシーンもさることながら、使用楽曲がこのアニメのためだけに作られたオリジナル曲ということで音楽が重要な位置を占めています。
1曲1曲についての解説をそれぞれのキャラクターを思い出しながら読むと、あの選手はこういうイメージの曲があって氷上で身体全体を使って表現していたんだなと新たな発見がありました。
いつもはあまり表に出ない裏側のスタッフさんの話を聞けるのがすごく好きで、アニメをいっそう楽しむのにぴったりな特集だと思います。
続編を希望する声も大きいと思うし、何らかの形で続くことを期待したいですね。今からユーリロスが怖いです。4月のイベントは競争率が高そうだし、当たるといいんだけど。
というわけでpash!1月号のユーリ特集の感想でした。12月号同様にユーリ!!! on ICEのファンなら読んで損はないと思います。
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