ディアプラス1月号最新話の感想でコミックス2巻に収録される内容になります。ネタバレNGな方はどうぞお気をつけください。
源介を好きになった矢先、源介のこれまでの発言があくまでも仕事上のことだったとショックを受けた惣五郎は、学校で源介に会ってもクールな態度に徹しました。
すれ違ってしまい惣五郎に心のシャッターを降ろされ、距離を置かれた源介が10話でどう出るのか。くうう、じれじれする10話でした。
9話の感想はこちら。ネタバレ注意です。
花恋つらね9話 ネタバレ感想
10話からは源介のターンということで、ここからどのようにまた距離を詰めていくのか、源介の巻き返しに期待したいところです。
それでは以下ディアプラス1月号、夏目イサク先生の「花恋つらね」10幕(最新話)の感想です。
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花恋つらね10話 感想 ネタバレあり
惣五郎に嫌われた!?悩む源介
将来のことは約束はしない。そうきっぱりと惣五郎に言われてしまい凹む源介。夏休み中も家に籠って役者のレベルを上げなきゃと焦っています。
遊びに来た西村にナンパに行こうと誘われるも断固としてお断り姿勢を崩しません。源介がいれば女性のほうから声をかけてくるとか、やっぱりオーラが違うのでしょう。
源介の頭の中は、夏休み前の惣五郎の冷たい態度のことでいっぱいでした。あんなに嫌われたのにまだがんばるのかよ、と西村にあきれられようともあきらめない源介。
でも「嫌われてはない。たぶん…」と自信がなさそうです。
シャットアウトした惣五郎
終業式の日、惣五郎に「夏休みもまたどこかで稽古をしよう」と頑張って声をかけた源介ですが「8月に舞台があるから」とシャットアウトされた源介。
このときの惣五郎のそっけない態度は西村の目から見ても悲惨だったようで、源介としては理由が思い当たらないから余計に困惑しています。
惣五郎の舞台といっても昼間だけのもののはず。惣五郎の情報はチェック済みの源介は、惣五郎の突然の拒絶反応に頭を抱えている状態です。
「一番の相方になってほしい」とか、確かにけっこう重いことを言ったなと反省する源介。でも一緒に舞台に立っていた惣五郎の反応はとても良かったし、いい笑顔も見せてくれていました。
いい感じだったから絶対いけると思ったのに!チラ見せにあったように何がダメだったのか必死に考える源介。机の上には惣五郎の写真でいっぱいです。
これを見ながらやる気を出しているらしく、慣れっことはいえ西村がちょっと引き気味なのが笑えます(笑)
源介のお兄さんは惣五郎に厳しめ
源介のお兄さん(大谷屋・新井蔦丸)は、惣五郎にこだわる源介にはおもしろくない様子で眉をひそめています。
源介が苦労してゲットした惣五郎の小学生くらいのかわいらしい秘蔵写真を見て「顔だけのひよっこのどこがいいんだか」とため息をつくお兄さん。
「惣五郎なんてまだまだ全然ダメだ」と手厳しいお兄さんに、源介もむきになって口げんかに。不穏な雰囲気が充満する室内に西村も居心地が悪そうです。
大谷屋の跡継ぎなんだからもっとちゃんとしたものを見るように、と棘のある口調のお兄さんに源介も一歩も引きません。あああ兄弟喧嘩。。。
弟である源介にかなり期待をしていて、だいたいの女形をライバル視しているらしいお兄さん。この人もまた源介たちの恋の壁になりそうですね。
稽古のために惣五郎の家へ
源介としては惣五郎の態度は冷たいわお兄さんには反対されるわ、夏休みで学校がないから会えないわで散々ですが、とりあえずの手は打ってありました。
惣五郎の父親の宗円に、夏休みに週に1回の稽古をつけてもらう約束を取りつけておいた源介。
惣五郎とこんなことになる前にしていた約束のようで「2か月前のおれよくやった」とか内心思ってる源介がかわいいです。
堂々と惣五郎の家に来る口実にはなりますからね。惣五郎の母親の皐月さんもきりっとした美人で源介を優しく迎えてくれました。
オブラートが仕事しない源介
惣五郎の家でおじいさんに稽古をつけてもらっていた惣五郎の姿に見惚れる源介。ぐっと色っぽくなった惣五郎に、嬉しそうな表情です。
見られているとは知らない惣五郎は、ハッとと気づいてびっくりしています。自宅になぜかいる源介に引き気味の惣五郎。
さっと自室に引き上げていき、あきらかに避けている惣五郎。源介はちょっと傷つきますが、思いきって稽古後惣五郎の部屋を訪ねました。
警戒心をあらわにする惣五郎に、話がしにくそうな源介は、相方になってほしいと言ったのがそんなにいやだったのかと直球で投げかけます。
オブラートとかわからない、とか思っている源介ですが、惣五郎にはこれくらい直接的な表現のほうがいいんじゃないかな。
誤解が解ける前にお泊り!?
あれからずっと態度がおかしくて目も合わせてくれない惣五郎に、直球勝負に出た源介。
惣五郎は「イヤだとは言ってない。態度が変なのは気のせい」とそっぽを向いてはぐらかしますが、その表情は切なげで儚くて。。。
源介としても何が原因で惣五郎の態度が豹変したのか分からないから、対処のしようがありません。ますます心の距離が開いてしまう2人。
惣五郎が何を考えているのか分からないまま、源介の2回目の稽古の日。稽古後に大雨が降って帰れずにいる源介に、惣五郎はまたも頑なで警戒した表情を崩しません。
しかし源介のお母さんが「今日は泊まっていきなさいな」と爆弾発言(?)です。
花恋つらね10話の感想まとめ
皐月お母さん、ナイスアシスト!かと思われましたが、このまますんなりと惣五郎が心を開くかといわれると難しいかなあ。
ん!?でもまって惣五郎の部屋で寝るのかしら。惣五郎のこの態度ではナニかが起こる可能性は低そうですが、お泊まりですからね。
もうちょっと何かこう、源介が一歩を踏み込ませるの隙を惣五郎が見せてくれたりは…しないかな。源介としては原因がさっぱり分からない以上、なにをどうすることもできないし、惣五郎のほうから少しヒントをあげない限り進展は厳しいかもしれません。
もしかするとこの膠着状態は、間に誰かが介入して解決となる可能性もあるでしょうか。じれったいなあ。でもそこがいいんですよね。
ではまた次回「花恋つらね」11話の感想でお会いしましょう。
追記)11話の感想を書きました。
花恋つらね11話 ネタバレ感想
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