泣いても笑っても次回が最終回…だけどどうも怪しい発言が久保ミツロウ先生からあった(笑)ので心の平穏が保てないよ!?
11話ではCパートにまたすべてをもっていかれてしまいました。10話がヴィクトルと勇利の始まり、11話で別れを感じさせてきた公式様。
だがしかし。ここまで人気が出た作品の続編が出ないはずないし、ずっと勇利が匂わせてきた引退についてもどうにも怪しいし、2人の前向きな選択を私は信じたいです。
2期や続編の可能性を感じさせるシーンもチラホラありました。(ほぼ願望だけど)
デトロイト時代のピチットくんと勇利のかわいい2ショットとか、ピチットくんの幼少期の天使っぷりとかピチットくんの涙とか、クリスの彼氏やユリオに驚かされたりJJに泣かされたりと心が忙しかった11話。
勇利のSP直前にヴィクトルと勇利が自分の指輪にキスしてたとか(やると思った)、もう指輪にキスくらいじゃ驚かなかったのはきっと鍛えられてきたからですね。
というわけで以下ユーリオンアイス11話の感想です。
前回10話の感想はこちら。
ユーリオンアイス10話感想 指輪交換とポールダンスに生存者なし
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ユーリオンアイス11話の感想
勇利のSPはまずまずの結果に
勇利がヴィクトルにもらったこのエロスのプログラムを滑るのは今回がラスト。なにをやっても右手の薬指のリングがキラリと光ってて10話のあの感動が蘇ってきてむずむずしてしまいます。
アニメの30分のうちの2/3くらいはスケートシーンだった11話は、織田信成さんが解説者として参加してアニメを盛り上げてくれました。
演技前に勇利の指輪にキスをするヴィクトル。解説の諸岡アナが「必勝祈願のペアリング」と言っちゃってることから、マスコミのみなさんにも周知の事実のようです。
サーラが「なんでペアリング?」と怪訝そうな表情なのがごもっとも。しかしミケーレは「わしもサーラとしたい」とうらやましそうです。あれっサーラから卒業したはずじゃ…(笑)ま、そんなすぐにとはいきませんよね。
さらに自分の指輪にキスをするヴィクトル&勇利。お互いの想いはひとつ。ヴィクトルが自分の指輪にキスした時の上目使い!最高。
勇利はSPに練習でもあまりうまく着氷できることが少なかった4回転フリップを入れてきました。
ジャンプの構成を変えてチャレンジする勇利。ヴィクトルもら自らの選手時代を勇利に重ねるようにジャンプを一緒に飛んでみたりとリンクサイドでソワソワしています。
勇利はSPでの4回転フリップで惜しくも手をついてしまいますが、大崩れすることはなくGPS初日を締めくくりました。
コーチ目線を崩さないヴィクトル
勇利は手をついてしまったことやノーミスではなかったことを悔やみますが、まずまずの得点が出ます。
世界王者・帝王と言われ続け、いつも新しいものは自分で作り出すしかなかったヴィクトル。しかし勇利と出会って、勇利を通して新しい感情が流れ込んでくるという新鮮な体験を得ました。
孤独だったヴィクトルが、誰かと一緒に苦しみながら新しいものを作り出す喜びや愉しみを見出した…と考えてよさそうです。
コーチとしての思考回路を崩さないヴィクトル。
勇利にこれから与えるべきものは何だろう。
ヴィクトルのこの言葉はCパートの不安を和らげる言葉になっている…と信じたいです。
ピチットくんのSPに涙
勇利の元リンクメイトのピチットくん。タイ人発のGPF進出ということでそのプレッシャーは計り知れない中、ずっと滑りたかった曲を使って踊りきりました。
守るべき過去はない。失うものは何もない。デトロイト時代に語った夢を実現させるピチットくん。回想シーンでハムスターが頭と肩に乗っててかわいい!
くっ…ずるい。グッズ化待ったなし。つくづく自分の魅せ方を知ってる人です。ユーリオンアイスの世界の中での勇利とピチットくんの2ショットは1番和みます。
思えば勇利のFSの曲のアレンジに協力してくれたり、10話でもまっさきに結婚を祝福してくれたり、ヴィクトルとは違う意味で勇利の人生には欠かせない親友なのでしょう。
単身デトロイトに移ったスケーター同士、慣れない異国の地で共に暮らし切磋琢磨してきたライバルでもあります。
最後までノーミスで滑りエンターテイナーだったピチットくん。SP後に見せた涙に思わずこちらも目から汗が…。
キスクラでさっそくスマホでチェレスティーノコーチと2ショットを撮るあたりはさすがでした。
ユリオに昔のヴィクトルの姿が重なって…
勇利や優子ちゃん、リリアさんやオタベックなどとのたくさんの出会いの中、愛の入り口を感じとっていたユリオ。自分を支える愛を探しているときこそ人間は輝きます。
これはユリオだけではなく勇利にも当てはまること。ほかのスケーターたちにとっても同じことでしょう。
SPでは手を上げる加点のつくジャンプを次々と決めていくユリオ。ヤコフはそんなユリオの姿に、若かりし日のヴィクトルの姿を見ていました。
ユリオのSPの結果はヴィクトルが持っていた世界最高得点を塗り替える成績となり、そんなユリオの頼もしい姿を見つめるヴィクトルが何を思うのか…。
こ、これってロシアのスケーターの世代交代のバトンタッチという解釈でいいのでしょうか。ユリオの滑りを見てヤコフもヴィクトルも、ひとつの時代の終わりと始まりを感じ取ったということ…?
ヴィクトルの現役引退の根拠のひとつにもなってきそうな気がします。ロシアのスケートはこの若き15歳のスケーターに託してヴィクトルは違う道を選ぶ、みたいな。ダメかな。
クリスに彼氏が!?
クリスのSPを観客席から見つめるヴィクトルはなんだか楽しげで、勇利はその視線に不安を感じてしまいます。
今まですべてが自分に向けられていたはずのヴィクトルの視線。GPFの今、他のスケーターや氷上にも向けられはじめたことに気づいて複雑な心境なのでしょう。
そんなクリスに、んん!?今!?すごいイケメンが迎えにくるという、ここへきてまさかの新キャラ登場でびっくり。そりゃあの色気は誰かいるんだろうなとは思っていましたが。
クリスのコーチはあの丸顔のふくよかなおじさまですよね。ということは振付師とか?お迎えに来た彼もリンクサイドでクリスを見守っています。
うーんオタベック選手だけでも10話で出てきて輝いていてのに、ラスト2話にしてまたいいキャラが。クリスの彼氏にふさわしいイケメンがいてよかったです(やめなさい)
オタベックのSPは建国のイメージ
オタベック選手のSPは建国をイメージしたものでした。滑る直前に声援を送るユリオに反応するオタベック選手がかっこよかった!
短い時間だけど一緒に過ごして良い友人関係を築けたようですね。回想のユリオ少年が天使だった。ほんと理想的な少年顔です。
ジュニア時代のユリオに出会い、整わない環境の中で自分にしかできないものを探し続けたオタベック。
迷いのない、自分らしさを失わないエキゾチックな演技で観客席を魅了しました。ヴィクトルもダークホース的なオタベックの演技を気に入ったようです。
ヴィクトルは決して自分が氷の上に戻りたいという意味で興奮しているわけではないと思うのですが、となりで見ている勇利にはどうにもそう映っているようでハラハラ。
ヴィクトルはあくまでも指導者として氷上を見つめているんじゃないのかな。
勇利と競う相手になる選手たちの逞しさに、これから勇利をどうやって育てていこうかとか考えてるんじゃないの。。。
それとも自分が戦いたい、氷上に戻りたいと思ってるのでしょうか。さきほどの「勇利にこれから与えるべきものは何だろう」からは、指導者としての道を考えているように思えたのですが果たして。
GPFの魔物にのまれたJJ
ここまでずっとノーミスだったJJですが、ここへきて雰囲気にのまれ崩れてしまいます。次々とジャンプをミスしてしまいますが、あきらめずに最後まで滑りきりました。
自信家で有言実行だったJJ。崩れてからも果敢にチャレンジしてまた這い上がろうともがく姿はひたむきで情熱的で、JJガールズも泣いています。
SPの得点も最下位でしたがJJは最後までJJとしての姿を見せてくれました。ううっピチットくんに続いてJJにうるうるさせられるとは。
だけど誰もJJの失敗続きのチャレンジを笑う資格なんてありません。去年の自分を見ているような気持ちになる勇利。
果敢に新ことに挑戦して失敗して、修正してまた挑戦を繰り返す。
アスリートだけではなくどんな仕事においてもそうなのではないでしょうか。ユーリオンアイスを見ていると腐った方面以外にも秀逸な描写がてんこ盛りでパワーをもらえますね。
明日で終わりにしよう
EDが終わって10話に続きCパートがありました。ホテルで改めてヴィクトルに話があるともちかける勇利。お互いの指輪が光ります。
終わりにしよう。
このタイミングで関係の解消をヴィクトルにもちかけた勇利。FSが終わってからじゃダメだったんでしょうか。
なんとも不穏な雰囲気を漂わせていましたが、このあと言い争いをするのかな。そして次回予告。
「終わりにしよう…」勇利の言葉を引き金に最悪のコンディションで迎えたフリー当日。2人で戦う最後の試合に最高難度のプログラムで、勇利はヴィクトルとのむきだしの愛を滑りきれるのか。そしてそれぞれが出す結論は…?
うわあ…最悪のコンディションで滑って最高のパフォーマンスを見せられるのか勝生勇利。我々のほうも1週間最悪のコンディションで待機だよ。
主人公の既定路線(困難を乗り越えてトップをとる)を、もしかして打ち破る可能性も出てきました。
ユーリオンアイス11話の感想まとめ
優勝が誰になるのか正直読めない最終回。勇利…じゃないのかな?技術と実績と経験を考えたら妥当なところでクリス?と見せかけて勇利がむきだしの愛で悲願の金メダルをもたらすのか。
クリスは世界選手権に照準を合わせていると中国大会で言っていたし、あれが伏線となって表彰台には乗るけど金は逃すとかかしら。JJはFSで巻き返すもSPが響いて台乗りは難しいかもしれません。
ユリオはここで優勝しちゃうのはちょっと早い気がするし(まだまだ伸びしろがあるから)どうだろう。もしくはシニア初挑戦でGPF優勝しちゃってロシアの新たな伝説の始まりとしてヴィクトルに引導を渡すのでしょうか。
Cパートで別れ告げた勇利ですが、結婚しておいてすぐ離婚にはならないと思われます。だって勇利が引退したら続編が作れないじゃないですか。
そういうこともあって勇利はもしかして金メダルを逃すんじゃないかという気もしています。
あと、なんといっても久保先生が11話の前にこんなツイートをなさいっていました。
すいません!補足です!ユーリオンアイス最終回はオープニング90秒+エンディング90秒+予告の15秒=3分15秒が本編枠に。前後提供は入っております!が本編と繋がってる演出にはなってるそうです! #mc1242 #yurionice
— 久保ミツロウ (@kubo_3260) 2016年12月14日
最終回なのに予告とは。
久保先生のフライングなのかな(笑)あっでもこの文面からだと「いつも予告に使っている15秒も本編枠に入れるよ」というだけの意味合いなのかも。
なーんだ…。予告があるわけじゃないのね。でもでも!ヴィクトルと同じく「私たちをびっくりさせる天才」として、公式から最終回で何らかの告知があると期待しています(切望)
離れずにそばにいてよ!
と我々が絶叫するラストになるのか。
離れずにそばにいてくれた!
と歓喜の雄たけびを上げるラストになるのか。
ラジオでも久保先生がおっしゃっていましたが、最終回は尺が足りないからOPもEDも本編に組み込まれるそうです。変則的になりそうでドキドキ。
OPは絵が完成するのかな。11話のOPではカラーが増えたりGPFの6人の顔が浮かぶというシーンも追加されていました。
エキシビジョンもちらっとあるんじゃないかなと密かに期待していたり。バンケットパーティ…までは無理か。
DVDの最終巻につく特典OVAとかでもいいのよ?劇場版で別の大会とかしてくださってもいいのよ?2期ではユリオが主人公になって再びタイトル回収をしてくださってもいいのよ?
2期制作決定!とかの嬉しい報告があることを心から祈ります。あのクオリティを保つためには実際に放送されるのが2年後とか3年後とかでもいいので。
最終回に何らかの告知さえあれば、ユーリロスにふらふらになる必要もなくなりそうですしね。今から来週の今頃の自分の状態が不安です。
次回12話でとりあえずこの3ヶ月間の決着がつきます。金メダルはいったい誰の手に!?最後まで油断できないユーリオンアイス。最終回も楽しみに待ちたいと思います。
がんばってラストもリアタイするぞ!
それではまた最終回12話の感想でお会いしましょう。
ユーリオンアイス最終回 感想 エキシ結婚式で二期フォロフを待機
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パッシュ ユーリオンアイス感想
パッシュ1月号のユーリ特集の感想はこちら。
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