志水ゆき先生の「花鳥風月」は曜明×火弦がエロスのクライマックスを迎え、おげれつたなか先生の「ロンリーとオーガンジー」が最終回を迎えました。
「花恋つらね」に「不機嫌彼氏のさらい方」「親友ってそこまでしなくちゃいけないの?」などの連載に加えて、雨隠ギド先生の新連載も始まりました。
秋平しろ先生の青春BL「エモーション!」はノリが10代で爽やでもじもじとくすぐったくてニヤニヤがとまりません。早くも2月号が楽しみです。
テンカウントは残念ながら1回お休みで、38話は1/14(土)発売のディアプラス2月号から連載再開です。
ディアプラス 電子書籍
BL雑誌ディアプラスは紙の発売後から1ヶ月後に電子書籍が配信になります。1月号は1/20に配信されます。
追記)配信されました。2017年4月12日までの期間限定配信です。
ディアプラス1月号感想 ネタバレあり
花鳥風月46話 志水ゆき
個別に感想を書きました。曜明×火弦の甘々なHもクライマックスです。
花鳥風月46話 ネタバレ感想
あやしの湯ももいろ美人 雨隠ギド
雨隠ギド先生の新連載です。「甘々と稲妻」が大ヒットして徐々にBLから撤退されたらどうしようかと思っていましたが、また描いてくださってありがとうございます。
妖怪と半妖とほぼ人間が暮らしているという北側で乙丸たちと出会い、心のないロボットとか言われている七尾がどう変わっていくのでしょうか。
七尾が実は感情がないとか面白みのない人間だとかいう噂を気にして、自分の性格を好きじゃないと思っているようですが、自分を少しずつ好きになれるといいですね。
銭湯のマスコットの化狸がかわいくてズルい。従業員もみんな半分妖怪だったりと曲者っぽいし皆がどうやって乙丸と近づいていくのかが楽しみです。
個別の感想はこちら。
あやしの湯ももいろ美人 ネタバレ感想
雨隠ギド先生は「密室の密かな星」もおすすめです。
エモーション!4話 秋平しろ
人生初の告白しようと緊張して、人という字を手に書いてぱくっと飲み込む翔平がかわいくて大好きだー!なんてかわいい高校生。
一樹のメガネ姿にきゅんときたり、一緒に川に飛び込んでびっくりして抱きついたり、青春する翔平たちが眩しくて目がつぶれそうです。いいないいなーこういう青春を送りたい人生だった。。。
稲荷んに対しても、ライバルだけど友達として接する翔平には好感しかありません。一樹は一樹で、小さいころ翔平と結婚すると言って笑顔でうなづいてくれたことを思い出していたり、両片思いっておいしい。
稲荷んもいい子ではありますが、どうにも一樹を好きというのもちょっと怪しいような。使用人の白石さんは何か知ってるのかな。
妹を失うという過去も背負っているようですが、悪夢を見たことで一樹に抱きついてしまい、それをタイミング悪く翔平が見てしまうというハプニング。
あああ!ちがうよ翔平、一樹はいい子だし稲荷んも誤解を解こうとするだろうし、ここでこじれたりすれ違ったりせず告白できるといいのですが。
秋平しろ先生の「いちばん遠い星」もおすすめです。
花恋つらね10話 夏目イサク
個別に感想を書きました。源介のターン開始です。
花恋つらね10話 ネタバレ感想
ロンリーとオーガンジー最終回 おげれつたなか
個別に感想を書きました。
ロンリーとオーガンジー最終回 ネタバレ感想
親友ってそこまでしなくちゃいけないの?4話 せいか
奇病にかかった一星のためのエロいマッサージをしていると、本物を入れてみないかと誘われる賢人。
賢人のほうも勃っていますが一星の言葉にははげしく拒絶。お前のそんな姿見たくなかったと捨て台詞のような言葉をかけられ、ショックを受ける一星。
賢人に幻滅されたと傷つく一星は賢人を遠ざけます。そんなつもりではないのにと悩む賢人は、例のエロマッサージを教えてくれたお姉さんに相談しました。
「チ○コが誤作動」とか、去っていく一星に行くな!と引き止めるシリアスシーンなのに「お前が走ったら追いつけないから」とか、ちょいちょい笑わせてくるせいか先生のセンスが好きです。
4話でも賢人が心を落ち着かせるために折り紙を折り続けて、ベッドのまわりだけ絵的に異次元ファンタジーみたいになるのもじわじわくる(笑)
走ることに不安になった時も、落ち着いた賢人の言葉にはげまされてきた一星。友達の少ない賢人にとってだけでなく、一星にとっても賢人はかけがえのない友達だった。
結局今はは友達以上恋人未満のような関係のままお互いに想いあってる状態ですが、一星に避けられている以上、賢人がちょっと頑張って動いて捕まえて告白するしかないようです。
せいか先生は「彼の嫌いな生徒について。」もおすすめです。
SOS?5話 未散ソノオ
1回お休みでしたが連載再開しました。前回ちょっと絵が崩れていたのが気になりましたが、今回はお腹がすく漫画として無事に(?)復活です。
人目もあることから佐藤の家でお泊まりデートをする2人。グルメな人は料理にもこだわりがあって、佐藤は自分でも料理をする人です。仕事もデキて料理もデキるとはなんてハイスペック。
黒こしょうとメイプルシロップの鳥ももをオーブンで焼くとか、女子力が高いです。私一度もこんなおしゃれなものを作ったことがないんですが。(そもそもメイプルシロップが家にない)
クリームチーズの冷奴とか今すぐ食べたくなりました。あと焼きおにぎりも。みそ汁をネギにかけて食べる「ネギ汁」は初めて知りました。
会社が合併のことでぎくしゃくしていることも聞いてもらって励まされる押尾。今日はやる気で来ました!とパンツ持参です(笑)
Hの後の感想が完全に食レポだったのはさすが。
未散ソノオ先生は「上質な男とH」もおすすめです。
不機嫌彼氏のさらい方4話 左京亜也
個別に感想を書きました。
不機嫌彼氏のさらい方4話 ネタバレ感想
青春花心中20話 河井英槻
ずっと好きだったと告げられた竹中。もう一度好きなサッカーができるように鍛え直してトライアウトを受けます。
元カレとのことも思い出としてケリをつけ前を向く竹中に、合格通知は来るのか。け、結果が分かりかけたところでおしまいなんてドSだ。
合格でも不合格でも、気持ちの整理がつきそうでよかった。そろそろクライマックスが見えてきましたね。
テンカウント 宝井理人
38話はディアプラス2月号から再開です。代わりに(?)宝井先生からイラストがアップされました。
テンカウント38話はディアプラス2月号から再開
恋愛なんてゆるしません!5話 須坂紫那
藤堂を手離したくないから頑張る直斗。一番の友人を失いたくないという理由で付き合おうと迫りますが、藤堂はちょっとあきれ気味です。
ゲイバーで藤堂のことを探ろうとしたり一生懸命な直斗。しかし藤堂からすれば、友達だから付き合うのではなく好きだから付き合いたい。
失いたくないからといって安直に付き合おうと考えている直斗を受け入れることができません。Hなことも「できる」と「したい」ではまるで違います。
直斗が「したい」と思うようになればいいのですが…。なんだかフられたみたいに気持ちが沈む直斗がじれったいです。もうあとちょっと何か後押しがあれば、直斗も自分の気持ちが何なのかを自覚しそう。
須坂紫那先生は「恋と毛玉とお隣さん」もおすすめです。
キラキラ彼氏とボクトツ彼氏前篇 海行リリ
新進気鋭のキャラクターデザイナーの小田切と一緒に仕事をしたことで、心惹かれ始めた売出し中のアイドル優樹。両想いになってデートしたりはするけれど、いまいち付き合っているという感覚になれません。
外でデートしたいとテーマパークへデートに行くも、悪質なファンに無理矢理写真を撮られてしまいす。
アイドルとして上昇気流に乗りかけて大事な時に騒ぎをおこしてしまい叱られる優樹に、聖はちょっと厳しい言葉を投げかけました。
「アイドルやってて恋愛しようなんて甘いんじゃないか」確かに今ちょうど売出し中なので正論ですが、小田切への気持ちをなかったことになんてできません。
思わず会いに行きいい雰囲気になるも「ごめん」と謝られてしまった優樹。どういう意味なのかぐるぐるしますが…。
お相手が女性だったらすぐに写真誌に追われそうですが、仕事を通して仲良くなった人という言い訳ができる範囲ならそこまで神経質にならなくてもいいと思うんだけどなー。
リアルでもアイドルやりながら恋愛もして、それを仕事に生かすという人がほとんどでしょうしね。
ほわほわした優樹ですが仕事も頑張っているし、小田切も手を離さずにいてあげてほしいです。
オレにとりついたニートくん 間宮法子
読み切り短編です。床ドンするアパートの住人に文句を言いに行ったところから、明るいニートの砂子に懐かれてしまう香野。職もお金もないのにいつも能天気で明るい砂子に癒されていきます。
砂子はブラック企業に勤めているのですが、絵にかいたようなブラックっぷりに胃が痛くなります。。。
砂子との交流によって会社辞める勇気をもらって転職活動も成功した香野は、引っ越しを機に砂子とは距離を置こうとしました。
香野はゲイですが砂子はノンケ。好きになってもつらいだけとあきらめモードな香野のところに、ニートを脱出して仕事をはじめた砂子が初任給でお酒を勝って遊びに来ます。
軽い感じの砂子ですが実は香野のことを好きになり、就職して一人前になるまで我慢しいたという明るくて前向きになれるお話でした。
こういう明るくて何も考えていない系のワンコ攻めって救われるなー。箸休めにぴったりのラブコメでした。
香野が超ブラック企業を抜けられて本当によかったよ。そっちのほうに一番安心してしまいました(笑)
間宮法子先生は「二川くんは恋したい!」もおすすめです。
青春のディライト みなもとまり
新書館のBLマンガ大賞入選作品です。幼馴染の2人が親の離婚によって離れ離れになりそうになり、お互い求めあう青春の1コマをきりとった爽やかな読み切り作でした。
ずっとラッコだと思っていたぬいぐるみがカワウソだったり、おまけつきドリンクを思わず選んだり、受けのナオが等身大でかわいかったです。
離れることが分かっていて最後に河川敷で抱き合う無力な高校生の静かな初恋。2人のこれからは距離を含め様々な障害が待ちうけていると思いますが、お互いに手を離さずに寄り添っていてほしいです。
高校生のみずみずしい恋や青春が似合うかわいらしい絵柄のみなもと先生。今後も楽しみにしています。
馬鹿かシカか 野原宙
新書館のBLマンガ大賞佳作入選作品です。友人でノンケの南と酔った勢いで身体の関係を持ってしまい、ズルズルと関係が続いてしまうゲイの近藤。
喧嘩して気まずくなるも、結局は南の独占欲が事態をこじらせただけできちんと結ばれました。大学生らしいまったりとした雰囲気がザ・モラトリアム。
近藤は最初は南もシカもそういう目では見ていなかったんですよね。だけどひょんなことから南と肉体関係をもってしまって、それ以来南に堕ちてしまった。
南はこの後ぜったい女性と1回は浮気すると思うんですけど(酷い)なんだかんだこの2人はずっと一緒にいる予感がします。
シカがからんで三角関係かと思いましたが、シカはずっといい奴でした。イケメンだからモテるだけじゃなくて、友達の性癖に引いたり避けたりせずにさらっとしているところがモテる所以なのでしょう。
素朴な絵柄ですが新人さんとは思えないくらい安定していて、背景や小物などの書き込みも丁寧でとても好感が持てました。扉絵の雪の中の3ショットとか素敵です。
南が近藤と2人のときだけ名前を呼ぶとかはすっごくツボでした。
花咲き日和 煙ヤヨイ
幼馴染の秋広(受)と付き合い始めた匡(攻)は、恋愛マニュアルを見て秋広を女扱いしてしまい拒絶されてしまいます。
BLのBはBOYSのBだったと改めて気づかされたショートストーリーでした。
感想まとめ
ここ数か月はアイドル特集や和装特集などの特別企画があったため漫画は控えめでしたが、1月号はオール漫画で新鮮でした。
なんといっても花鳥風月が曜明×火弦のターンでHのクライマックスを迎えました。愛のあるエロスっていいですね。曜明の笑顔プライスレス。
ロンリーとオーガンジーは最終回ですが、弱っているときに読むとだめかもしれません。。。こういう切ない系はうるうるしてしまいます。
ディアプラス2月号は金井桂先生の新連載「ブルー・ブルー・スター」と、天咲吉実先生の「瞬きもできないほど」が始まります。
2月号も楽しみです。
金井桂先生は「営業二課っ!」が超おすすめです。
追記)2月号の感想を書きました。
ディアプラス2月号 ネタバレ感想
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