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鉄血のオルフェンズ2期23話(48話)ネタバレ感想

上げて落とすのが鉄血のオルフェンズ

前回、全員助かるルートを発見したかと思いきや包囲されてしまい逃げ場をなくした鉄華団。

通信回路も絶たれてしまい、世間一般には鉄華団が降伏をせず立てこもるという強固な姿勢に出ているということになっていました。

ここから逃げるために全力を尽くそうと知恵を働かせるオルガ。逃げると決めた以上、この火星から逃げられさえすればこっちのものです。

すると幸い逃げられそうなルートが見つかり、マクギリスも利害の一致で鉄華団に有利に動いたりと状況が良くなりました。

いったん離れることになるオルガと三日月。「返してね」「ああ約束だ」というミカとオルガの銃のやりとりのあたりですでにオルガにフラグが立ちかけていて嫌な予感がひしひしと…。

アジーさんが密かに助け船を出してくれたり、蒔苗さんの元で働くタカキが再登場したり、これまで積み上げてきた縁が繋がったことはとても喜ばしいこと。

しかし絶望ルートを回避できるかもしれないという僅かな希望を見せておきながら、一瞬で我々を地の底に叩き落とすのが鉄血のオルフェンズなのでした。

アトラのお腹に子どもが

アトラのお腹に三日月の子供がいると分かったときのチャドさんの「はあ！？」が生々しいというか彼らしかったな。

メリビットさんの「鉄の華はそう簡単に枯れたりしないわ」が哀しい響きとなって哀しくて切ないです。

三日月とアトラとクーデリアの3人のお別れのキスシーンも、おそらくは三日月の死亡フラグなのでしょう。

ミカは随分前からフラグが立ち込めていましたが、おそらく我が子とは会えないままでしょうね…。アトラとクーデリアとも最後のキスになったかと思うともうつらくて暗い気持ちになってしまいます。

ハッシュが「もういいですか？」と顔を隠していたのが、哀しい未来を予見させる雰囲気のなかで唯一の救いでした。

三日月も自分の行く末をどことなく察知しているようで、だからこそクーデリアに自分の子供をアトラと一緒に育ててほしいと託したのでしょう。

オルガも向こう側へ行ってしまった

アドモス商会に無事に到着して一安心していた矢先、地球へ向かおうとしていたオルガが何者かに銃撃されてしまいます。

1期のビスケット、2期のアストン、名瀬とアミダ姐さん、ラフタ、そしてシノ。もう前々回のシノヤマ回だけでもいっぱいいっぱいでつらかったのにここへきてオルガまで。

「お前らが止まらない限りその先に俺はいるぞ！」絞り出すように、ライドとチャドに前へ進むよう告げて倒れたオルガ。

ライドをかばうような形で鉄華団の団長として団員を守っての死でした。

劇的な幕切れとして大物にとどめを刺されて死んでいくのではなく、モブによってあっけなく逝ってしまうのもまたオルフェンズの世界の現状です。

シノヤマ回は本当にしんどくて月曜まで鬱々した気持ちで過ごしましたが、今週もつらすぎて気持ちが沈みこんでいます。

三日月は難しそうだけどオルガは生き残るんじゃないかと予想していたんですよね。。。なのにまた好きなキャラがいなくなってしまい、喪失感で言葉が見つかりません。

残された鉄華団の最後は

シノとヤマギには心底幸せになってほしかったし、オルガと三日月だって幸せになってほしかった。2人がまたこぶしを合わせる姿や、子どもの頃のようにくったくのない笑顔を向け合う姿を見たかった。

絶対的な司令官を失った鉄華団はもはや破滅へと向かうしかなさそうで、ミカはもちろん残った団員達の今後が悲劇的なものにしか思えなくてそれもつらいです。

このままいくと鉄華団は空中分解か、混乱して全滅に近い酷い終わり方になる可能性が高そうでゾッとしてしまいます。

銃を返すという果たされなかった2人の約束。三日月に借りた銃を握りしめたまま逝ってしまったオルガ。ミカはオルガの死をどう受けとめるのでしょうか。

主要キャラがどんどん逝ってしまうのにイオク様だけはしぶとく生き残っているのがまた…。

ここまで来たら最終回まで見届けますが、アトラとクーデリアと共に育つ三日月の子供だけが一筋の光になるというラストが予想されてなんとも世知辛いです。

毎週ハラハラしながら涙目で見ているのは私だけかな。このところずっと展開が哀しくて胃が痛いです。

オルフェンズを見ている皆さん大丈夫ですか。

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