テンカウント4巻19話のネタバレ感想です。

ちょうど3巻の続きのお話なりますので、コミックス4巻発売まで、まだ内容を知りたくない人はどうぞお気を付けください。

テンカウント19話、扉絵は黒瀬くんの1ショット。廃墟のような壊されてボロボロになった荒んだ建物の中に、病み系のうつろな目で1人たたずんでいます。

これも何かの、誰かの心理描写でしょうか。

これまで1コマしか黒瀬くんの過去らしきものは出てきませんでしたが、黒瀬くんも何かを抱えていそうなので、こういう扉絵も勘ぐるような目で見てしまいますね。

黒瀬くんの心の闇なのか、あるいは城谷さんの身体だけではなく心のATフィールドをブチ壊したいという黒瀬くんの願望なのか、ブチ壊してしまった後の残骸という意味なのか・・・。

宝井理人先生の「うおおお忙しい!もう何もかも放り出して癒しの旅に出たい!」という心の叫びとか。(ぎゃーすみませんすみません調子に乗りました)

それとも・・・いや、意外と何の意味もなかったりしてw

扉絵の深読み、楽しいです。

そして本編。

扉絵とはぜんっぜん違うエロエロな雰囲気です。

城谷さんの美尻が、あますことなく堪能できるので、尻フェチの人にはたまらないのではないでしょうか。

まず、お尻用の大人のおもちゃに、黒瀬くんがたっぷりとクリームを塗って、ゆっくり入れるという言葉通りに城谷さんのお尻に挿入します。


四つんばいになった城谷さんは、期待半分、恐怖半分くらいの顔で涙目。城谷さんの涙目、反則ですよ。かわいい顔しすぎでしょう。

震えながら真っ赤になってはあはあ悶えている城谷さん、目の前の黒瀬君の左手に、すがるように顔をすり寄せます。

黒瀬くんの大きな手のひらに、はからずしてキスするような・・・。うわ~~これは黒瀬くんもたまらんでしょう!

城谷さんは完全に無意識にすり寄ったんだと思いますが、ドアノブさえ握れないような潔癖症の城谷さんからすると、大きな変化です。

他人の手に自分の顔をうずめるなんて。これはやっぱり、気持ちが伴わないとできない行為なのでは。

肝心のお尻のおもちゃのほうは、潤滑クリームおかげもあってかスムーズに入っていきます。

城谷さんが動かさないでって言うと、黒瀬くんは素直にいったん動きをとめますが、このとき、大人のおもちゃは城谷さんのお尻に刺さったままで後ろからのアングル絵がえっろ・・・!

いやあ、すばらしくエロエロです。城谷さん、あなたに今年の美尻ナンバーワンの称号を差し上げましょう。

黒瀬くんは、大人のおもちゃの取っ手の部分(輪っかのところ)を持って、出し入れをくり返します。

城谷さんは相変わらず悶えっぱなしなんですが、きっとこれも無意識で自分のお尻を上げちゃっているんでしょう。城谷さんのお尻から背中に潤滑剤が流れ落ちてきていて、まーたエロいのなんの。

黒線は口元のみうっすら笑みを浮かべておもちゃを動かし続け、そうこうするうちに、城谷さんがイッてしまいます。このシーンのアングルもまたすばらしいの一言に尽きる。

広げた足の間から城谷さんのイキ顔も、城谷さんの城谷さんから城谷さんが出てくる瞬間も、すべて背後からバッチリまるっと拝めるという神アングル・・・!

城谷さんが1回イッてもやめない黒瀬くんは、三上くんのことを口にしたのは俺に叱ってほしいからですよね?と城谷さんに問います。

だけど城谷さんは当然無意識なので、言っている意味が分からない。

黒瀬くんは、おもちゃを深くまで差し入れて、抜いてと言う城谷さんに(当然抜かないまま)、抜いた後どうしてほしいのか、とさらに言葉を重ねます。

自分で言えたら俺が城谷さんの中をもっと汚してあげます、と黒瀬くん。おねだりしろってことですね、わかります。

城谷さんはぐっと言葉に詰まりますが、抜いてと自分で股間から手を伸ばしておもちゃを取ろうとします。が、無駄。はい、黒瀬くんの前では無駄なあがきでした。

おもちゃの輪っかに中指を入れて、おしおきとばかりに城谷さんおお尻をはたくように激しくおもちゃを出し入れする黒瀬くん。そして2回目もお尻でイかされてしまう城谷さん。

2回目も、1回目と同じ神アングルですが、こちらのほうがより大ゴマで、黒瀬くんの手と道具もばっちり見えているのでエロ1000%です。

宝井先生ありがとう。毎回言ってますが、美麗な絵で盛大なエロを本当にありがとうございます。また1か月、頑張れます。

2回もお尻だけでイッちゃって、黒瀬君のひざでぐったりな城谷さん。黒瀬くんはお尻から道具を抜いて・・・というところで、19話は終了でした。

はーエロかったあ!大満足です。

4巻が発売されました!



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テンカウント(1)

テンカウント(1)

テンカウント(1)



参考までに、私の超個人的な趣味全開の感想はこちらをどうぞ。どちらも萌え転がってますので要注意。

テンカウント1.2巻のネタバレ感想。1.2巻の落差に完敗。

テンカウント3巻ネタバレ感想。65万部の実力と破壊力は、さすがです!

19話で、どうしてほしいと口では言えなかった城谷さんですが、2回もイッたので、とりあえずいったんここでエロのターンは終結でしょうか。

黒瀬くんは、これで収まるのかな。。。それとももっと先まで進む!?(わくわくどきどき)そもそも黒瀬くんの黒瀬くんは今どうなってるの!?こんなエロい城谷さんを目前にして、大人しくしてるはずないですよね?

なのに城谷さんを見ても薄ら笑いのまま、多少の興奮は伝わってくるものの、実にまったく腹の内が読めない男、黒瀬くん。しかも正面顔はむかつくほど綺麗で整った顔立ちのイケメンときてる。くっ・・・なんかくやしいです。

くそう、このドSポーカーフェイスイケメンの表情を、城谷さんのエロテロリストっぷりで、いつかゆがませてやりたい・・!

がんばれ城谷さん!!

あなたはやればデキる子!

黒瀬くんの指の挿入もまだなので、まだまだエロのターンは続くのか。私は続いても全然構いませんがいやむしろもっとカモーンですが、2回もイッてる城谷さんがもつかなあ?

初めてで、後ろだけで2回もいける城谷さんは素質十分だとは思います。無自覚ドМというか、誘うようなしぐさも全て無意識。なんといっても城谷さんの恋愛スキルは0ですからね。

だからこそSな人の、「押すな危険Sスイッチ」をガンガン押してしまうのでしょう。Sな人は初心の人が相手だと、調教、いや教育しがいがありますもんね。まっさらで、まっしろだから、自分色に染められるという楽しみもある。

黒瀬くんも、さぞや楽しいでしょう。むっつりですけどね。相変わらず、腹の内が読めないポーカーフェイスですけどね。

薄ら笑いが、多少病的にも見えなくはないですが、どうでしょう。

城谷さんが心底嫌がっていたら、黒瀬くんはただのSな嫌な奴でしょうが、城谷さん、すごく気持ちよさげですから。ただ、初心ゆえに心がついてこない(というか自分の気持ちが自分で分からない)、恋愛感情というものを自覚できないんですよね。

そもそも、当初の目的のお部屋で映画鑑賞はどこいったって感じの怒涛の展開のテンカウント。来月は巻頭カラーだそうです。

宝井先生のツイッターによると「来月のカラーがアレなところから始まる感じになってしまい。。。」とのことなので、城谷さんの美尻をカラーで拝めるのは間違いないようです。むっはー!!

どうしよう。私はBLはコミックス派で毎月けっこう買っているし、雑誌には手を出すまい(破産するw)・・・と決めていたのですが、ディアプラスは来月も買ってしまうやもしれません。

ちなみに同じ理由で、ヨネダコウ先生の「囀る鳥は羽ばたかない」を目あてに、連載雑誌「Ihr Hertz(イァハーツ)」を買っちゃう私・・・。

「囀る鳥は羽ばたかない」も今、いいとこなんですよ!(言い訳)しがない会社員OLは、煩悩のために今日も働きます。。。

追記)

テンカウント20話以降の感想も書きました。

テンカウント20話 ネタバレ感想

テンカウント20.5 番外編ショート2本 ネタバレ感想

テンカウント21話 ネタバレ感想

テンカウント22話 ネタバレ感想

テンカウント23話 ネタバレ感想

テンカウント24話 ネタバレ感想

テンカウント25話 ネタバレ感想

追記ここまで―――


宝井理人先生のその他のBLコミックスはこちら。

花のみぞ知る 1

花のみぞ知る 1

花のみぞ知る 1



花のみやこで

花のみやこで

花のみやこで



2015年初夏に実写映画の公開が発表されたセブンデイズ。セブンデイズは、「このBLがやばい2010」で5位に輝いています。

セブンデイズ MONDAY→THURSDAY

セブンデイズ MONDAY→THURSDAY

セブンデイズ MONDAY→THURSDAY



BL小説の挿絵も書かれています。小説って、挿絵を誰が担当するかで売り上げも変わってくるって聞きますが、文字だけの小説のイメージを決めるイラストは、たしかに重要です。

花馨る雨の名を【イラスト付】

花馨る雨の名を【イラスト付】

花馨る雨の名を【イラスト付】



ちなみに、今回のディアプラス4月号も、テンカウントのページ数は短めでした。

宝井先生のツイッターで事前に予告されていたので、私は4月号のテンカウントのページ数が、3月号同様に少ないことを知った上でディアプラスを購入しましたが、知らずに買った人は、どう思うのかなーなんて、ふと思ったり。

宝井先生、超売れっ子作家ですからね。。。

テンカウントは、BL漫画にしてはコミックスも半年ごとと早い刊行で、コンスタントに雑誌でも連載されています。ファンとしてはもちろん狂喜乱舞なんですが・・・

宝井先生はテンカウントの他にも雑誌で連載を抱えておられて、イラスト集や映画化、その他取材などでお忙しいかと思いますが、ぜひぜひクオリティを落とさず、丁寧に黒瀬くんと城谷さんの恋を描いて行ってほしいと、ファンとしては祈るような気持ちでいます。

売れっ子の先生がその激務ゆえ体調をくずされて休載、復帰時期未定とかになったら、すごく悲しくて残念なので。。。BL界の損失、並びに全国の腐女子の阿鼻叫喚がゆうに想像できます。

今後、テンカウントの2人はもう本番に至ってしまうのか、それとも過去に焦点があたるのか、三上くんはただのいいやつなのか、妄想でしばし楽しみます。

いつも遊びに来てくださるあなた。うっかり検索でたどり着いてしまったあなた。私の煩悩ダダ漏れの長文に最後までおつきあいいただき、ありがとうございます。

宝井理人先生のBL作品一覧

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